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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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この指を伸ばす先-69
2007年09月01日 (土)
 それは、窓際に設置されたプロジェクタスクリーンを下ろすためのものだった。ゆっくり立ち上がると机のそばに歩み寄り、金属製のステッキを手に取る。強度を確かめるように軽く振り手のひらに打ち付ける。
「おまえがいけないんだぞ」
 しかめっ面のまま唇の端だけで笑いながら、亮治はソファへ戻った。理香の両腕を拘束していたネクタイをほどくと、正体もなく眠ったままの理香をカウチソファに座らせ、スーツのボタンを外して上着を脱がせる。
「これでもまだ目覚めないか」
 そう言えば、昔からこういうヤツだった。
 生徒会室での人目を忍んでの激しい行為のあと、眠ってしまった理香を起こそうと四苦八苦したことを思い出し、亮治は溜息をついた。
 寝起きの悪さは今も健在なのかと苦笑を漏らしながら床にひざまづき、自分の衿から引き抜いたネクタイで理香の右足首にステッキをくくりつける。反対側の端を左足首にあてがい、先ほどまで手を縛っていたネクタイで固定する。手早く脚の拘束を終えると、ブラウスをスカートから引きずり出してボタンを全て外した。上半身にまとわりついたブラウスのあいだからブラを覗かせた扇情的な姿の理香を、先ほど脱がせたパンストで再び両手首を後ろ手に縛る。
「んー、んん……」
 好き勝手に全身を這い回る亮治の指に、さすがの理香の意識も浮上した。眠そうに唸りながらイヤイヤと左右に首を振り、けれど諦めたようにぼんやりと目を開ける。
「あ、せんぱい……」
 まだ眠気の残った舌の回り切らない声に、亮治は耐え切れず吹き出す。
「え、なに……え、あっ?」
 はしたなく大股開きにされた脚は、あいだに噛まされた細い鉄の棒のため、約一メートルの幅に広げたまま閉じられない。あまりの恥ずかしさに身悶えると、背後で縛られた両腕が動かすたびパンストがぎちりと肌に食い込んで、鋭い痛みを訴えてくる。
「やあっ、も、やだっ!」
 せめてもとひざを擦り合わせても、スカートが腰骨の辺りまでめくり上げられているため、丸出しになったショーツを隠すことができない。ブラウスのボタン全てが外された上半身に至っては論外だ。

 -つづく-
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お言葉頂きましたv
2007年09月01日 (土)
おはようございます、にゃおです☆
こないだね、ダーリンと一緒にえっちなDVDを見てたんですよ。そしたらちょっとマニアックっていうか、ええと、剃毛ぷれいのシーンがあって。
そんでね、男の人がちょっと変態っぽい笑い方しながらウキウキと剃ってたんですけど、その顔が本当に嬉しそうだったのですね。それで思わずダーリンに訊いたんです。
「あれって楽しいの?」って。
ほら、ダーリンも男の人だし、一般的な男の人にも理解できることなのかなあって思って。
「いや、あれはかなり特殊」か「まあわからんこともないかな」って言われるか。
そしたらダーリンは何を考えたのか「やってみる?」って。真面目な顔で。
うっわ、そーゆー返しがきますかーーっ!

とりあえずその場は「あはははは」で終わったんですけど、なんだかちょっとダーリンのことがわからなくなったにゃおです。


さてさて、お言葉いただきましたー。ありがとうございます!
>うぁ~ん!! だから鞄の中身はなんですかぁぁ??
お返事がおそくなってしまってごめんなさい!
ええとですね、かばんの中身は次でわかりますので、もうちょっとだけお待ちくださいね。
でも、そんなに楽しみにしていただくほどのことでもないのですよ…なんか焦らしちゃってごめんなさい…

蟆永さんへ
>「この指を伸ばす先ー」更新待ってました。
よく「覚えてらっしゃらないと思いますが」とか言われるのですが、にゃおは一度名乗っていただけたら大抵は覚えてますよv蟆永さんもおはなしを書いてらっしゃるのでおわかりかと思うのですが、いただいた感想ってそれくらいの価値があるのですよねv本当にありがとうございます♪
「この指を―」への、特に亮治さんへの応援のお言葉ありがとうございます!
亮治さんはやる気まんまんなのでご安心くださいね。あまりの拘束好きさんぶりに読者さまが引かないかと心配なくらいです。あ、でもユーキさんもかなりのものだったし、みなさんは平気なのかも。
そして、にゃおのからだまでお気遣いくださって、本当にありがとうございます。
今のところ暑さが一段落したこともあって、少し落ち着いています。今月は不正出血がないといいなー。

いつも「よかったよ♪」やお言葉コメントなどなど、本当にありがとうございます! 正直言って、「この指を―」を書き続けられるのはみなさまの優しさのおかげです。にゃお一人だったらもしかしたら投げ出してたかも…。
そう考えると、「花を召しませ」のときもすごい苦しんでて、でもちゃんと最後まで書き上げられたのはみなさんの優しいお言葉のおかげでした。
甘えるみたいですが、どうぞ今後ともよろしくお願いします!
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マスカレイド-14
2007年09月03日 (月)
「よし。じゃあそっちで本格的に始めるか」
 満足そうに頷くと、佐上先生はあたしをぐいと引っ張った。テーブルに軽く腰をかけていた体勢から起こされたあたしの目の前には、真四角の黒い空間が床に広がっていた。
「え、これ……?」
 それは通販雑誌かなんかで見たことのある、空気で膨らませるタイプのベッドだった。あたしの部屋のベッドよりかなり大きい。ちょっと詰めれば三人くらい寝られそう。
「さぁ、芝口」
 さっきのしゅーって音はこれを膨らませてる音だったんだ。なんとなくそう納得しながら、先生の手に導かれてその上に横たわった。と言っても、手が使えないからイモムシのように転がるだけ。見えない場所で上履きが脱がされ、スカートのホックが外される。
 思っていたよりふわふわしたやわらかな感触がなぜか嬉しい。それがとても不思議。今のあたしはそれどころじゃないのに。学校で先生に、こんなことされてるのに。そう思ってもどうしてなのか危機感は沸いてこない。するすると脚を滑って行くスカートを感じながら平然としている自分におかしくなる。
「かわいいパンツ履いてるんだな」
 スカートが抜かれて丸出しになったショーツが大きな手でさわりとなでられた。
 こないだ通販カタログで見つけて買ったブラとお揃いの白いコットンのショーツは、お尻のところはラインが出にくいように型抜きのレースになっていて、両サイドには端っこだけが薄いピンクに染まった小さなリボンがついている。どちらかと言うと子どもっぽいデザインだけど、履き心地がいいから好き。『可愛い』ってことはセクシーじゃないって意味なのかもしれないけど、それでも褒められると嬉しい。
「ここも可愛いな」
「えっ、あっ……やんっ」
 お尻からすうっと辿って降りてきた指先に強く突付かれて思わず身をよじったとき、閉じようとした脚がベッドに押し付けられた。ひざ裏をすごい力で押さえる手のひらは、ざらりと分厚くて指も太い。
「え、あ……ふじもと、せんせ……?」
 後ろ手に縛られたまま首をねじって背後を振り返ると、そこには藤元先生があぐらをかいて座り込んでいた。あたしと目が合うと、にやりと笑った。
 日焼けした肌からまぶしいくらいに白い歯がこぼれる、それはいつもの先生の笑顔だけど、でも。

 -つづく-
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マスカレイド-15
2007年09月04日 (火)
「せんせ、なに、を……」
 藤元先生は戸惑うあたしを笑みを浮かべたまま見つめてくる。先生のその行動をどう判断していいのかがわからない。けれど、戸惑っているのはあたしだけだった。
「おまえも参加するか?」
 佐上先生のその言葉の意味がわからなかったのもあたしだけみたいだった。
「とりあえずは見てるだけでいいさ。いきなりで3Pは芝口が可哀相だろ。どう見てもあんまり経験なさそうだし」
 佐上先生のとんでもない提案に更にとんでもない言葉で応える表情からは、さっきまでの不機嫌そうな様子はすっかり消えていた。声もなく見つめるあたしにくすっと笑いながら、空いている左手がいやらしい手つきでつうっと足首からふくらはぎまでを撫でる。思わずびくんと震えたあたしに、藤元先生は明るく声を上げて笑った。
「子どもみたいな顔して、意外と感度はよさそうだぜ」
 笑みの形に細められた目は冗談には見えなかった。本気っぽかった。
「お、開き直ったな」
 からかうような佐上先生の言葉に、藤元先生が『まあな』と軽い溜息をついた。すくめられた小山のような肩ときゅっと歪んだ唇の端には、渋々っぽい雰囲気もちょっとだけあったけど。でも、その目は。
「ちっくしょー、巻き込まれちまったなァとは思うけどさ、こうなっちまったもんは今さら何を言っても仕方ねぇやな。最初に止められなかったのは俺にも責任あるし」
 いつだったか誰かが『藤元ちゃんってさ、笑うと左の頬っぺたにえくぼが出るときがあんのよ。ゴツい身体してあれって意外で可愛いよね』って言ってたなあ、確かにこれは可愛いかも、なんて、そんなことを考えるあたしもかなりおかしい。
「まあ、それなりに、楽しませてもらうぜ」
 それは多分、先生の仮面をかぶっていた藤元武志って男の人の素顔だと思う。
 佐上先生と同じように、藤元先生もあたしたち向けの教師の仮面を持ってて、あたしはバカ正直に仮面が本当の顔だと信じこんでて。男の人だと言うことを忘れてて。
 ううん、先生はどこまで行っても『先生』で男じゃないと侮っていたのかも。思いっきり油断してたのかも。だから、こんなに簡単に不意を突かれて、こんなに簡単に襲われて……?
「じゃあ見物代だ。あれ貸せよ」
「あれって、クスリ? 手枷?」
「どっちもだ。このままだと服がクシャクシャで着られなくなるだろ?」
「もう充分って気もするけどな」

 -つづく-
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お言葉いただきました☆
2007年09月04日 (火)
おはようございます、にゃおです☆
ちょっと涼しくなったなーって思って安心したのがいけなかったのか、また急に暑さが戻ってきたのですよ。あついーって超薄着で涼しくして寝たのがいけなかったのか、ちょっとのどが痛いのです。扁桃腺が腫れてるっぽいのです。
夏風邪はバカが引くってホントですねーー(;-;)

そしてそして、お言葉いただきましたー!ありがとうございます!
>よっぱさんへ
いつも楽しいお言葉ありがとうございますvって、いつのまにか「よっぱさん」って言ってるけどいいのかな…。イヤだったら言ってくださいね。訂正しますので☆
そして「この指」の更新と「マスカレイド」の展開に喜んでいただけて嬉しいです。ありがとうございますv
「この指」はもう亮治さんを制御するのはちょっと諦めちゃったりなんかして、好きなようにしちゃっていいよーとか思ってます(^∇^;)
理香さんには可哀相なんですけどね。
そして実は「マスカレイド」もね、うふふふ。ドキドキしてもらえるようなものになればいいなーって思ってますv突き進みますよっ☆

それから、剃毛プレイですが、とりあえずにゃおは今のところはしちゃう予定はない、のです、が…ダーリンがちょいちょいその話をするのでなんだかその…うーん。
ダーリンがどうしてもって言ったらにゃおはイヤって言えないからなーって思うと、ちょっぴり不安☆
でも、もしもしちゃったら感想は書きますねっ☆

>理香さんの過去にジェラシーめらめらな亮治さんv
お言葉ありがとうございますv
そうですね、やっぱり好きな人がどんな顔で自分じゃない人と対応するのか、とか気になると思うのですよ。にゃおもダーリンってどんな感じで仕事してるのかなとか思うことありますし。
でも、それが自分じゃない相手とエッチしてたとなると、それでなくても嫉妬深いみたいな亮治さんですしね、メラメラ度もすごそうです(^^;)
理香さんが無事でありますように…

そして、いつも「よかったよ♪」やお言葉コメント、などなど、本当にありがとうございます!
この先はどうやら苦戦しそうな雰囲気なので(特に「この指を―」なんですが)また気が向いたときにでも「よかったよ♪」をぽちりと押してくださればとっても嬉しいですv
あと、まとめ読みサイトに「この指を―」をUPしたので、またゆっくり読み直してみようかなーって思った人はどうぞです。いつものように加筆修正していますので、それがどこなのか探すのも…楽しい、かな?(^∇^;)
サイト版・プッシーキャットテイル
この指を伸ばす先 六話/七話
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マスカレイド-16
2007年09月06日 (木)
 よっと、なんて言いながら藤元先生は黒い鞄に手を伸ばした。外についた大きなポケットから、赤い大きな二つの筒がくっついたものを取り出す。それとほぼ同時に、あたしの手首を縛ったブラウスを佐上先生の手が解いて行く。強い手に抱き起こされて、ひざを立てて座らされた。
 目の前には、憧れていた佐上先生と、毎日のホームルームで見慣れていた藤元先生が並んでいる。恥ずかしい格好のあたしを見ている。思わず痺れかけた両手のひらで肌を覆うと、二人はちらりと顔を見合わせた。
「前? 後ろ?」
「とりあえずは前でいいだろ」
 佐上先生に指を舐められたとき、これ以上びっくりすることなんて世の中にそうそうないだろうなって考えたのは、あたしの早とちりだった。嵐のような大波に放り込まれた今のあたしは、次から次へと襲ってくる大津波に何に驚けばいいのかもわからない。けれどそんなあたしに構うことなく、先生たちはあれこれと話しながら手にした赤い筒をバリっと割って開けた。
「おまえ、ホント縛るの好きな」
「こんなものを持ってるおまえに言われたくない」
「あ、じゃあおまえは何使ってンの?」
「別に、特別なものとかはないな」
 手枷と言うのは、大きなマジックテープで開け閉めする作りになっているみたいで、その力の入れ具合からすると、普通のテープよりも接着力が強いような感じ。そりゃあこういう状況で使うんだから簡単に外れちゃうようなものだと困るよね。
「さあ、芝口」
 優しい佐上先生の笑顔に促されておずおずと両腕を身体の前に回すと、両方から伸びてきた手にがちりと捉まれた。佐上先生のきれいな指が右手首に赤い筒の片方を、もう片方は藤元先生の太い指が左に嵌める。
「細い手首だな。本当に悪いことしてるって気がする」
「充分してるよ。自覚しろよ、この犯罪者」
 呆れたような藤元先生の声にくすくす笑いながら、佐上先生は筒の両脇についた細いベルトをきゅっと引っ張った。あたしの手首の太さにまで締め付けて、すっぽり抜けてしまうなんてことがないようにしてるんだと思う。
「そうか、犯罪者か」
「バレりゃ完璧な」

 -つづく-
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この指を伸ばす先-70
2007年09月07日 (金)
「ちょ、ちょっとこれ……っ」
 驚きの声を上げながらも理香の内心には、『こんなことだろうと思った』との奇妙な諦めに似た醒めた気持ちもあった。昨日からの数々の暴挙を思い出せば、これくらいのことはされる可能性は否定できない。のんきに寝入ってしまった結果だとの指摘も自分の内側から上がってくる。けれど、だからと言ってしていいことではない、と理香は視線の力を強くする。
「先輩。これ、解いてください」
 静かな怒りをこめた言葉に、亮治は軽く首をひねった。拘束された理香の姿を頭の先からつま先までゆっくりと眺め、最後に剥き出しになったショーツに目を留めてにっこり笑う。
「よく似合っているぞ、理香」
「嬉しくありません!」
 瞳に精一杯の力をこめて理香は不届きな上司を睨みつけた。この状況で平然と笑うその神経がわからない。
 付き合っていた頃にもタオルやネクタイで縛られたことはあったが、それは曖昧な合意の上に成り立った拘束だった。眠っているあいだに勝手に服を脱がせて拘束をするなど、自分を慰みものとして見ている証拠だと、理香は唇を噛む。
「そう怖い顔をするな」
 気楽に笑うと亮治は理香から視線を外してばさりと上着を脱ぎ、内ポケットから鮮やかなデザインパッケージの袋を小さな取り出した。亮治の手のひらに転がり出た小さなチューブの中身が何かわかっていればもう少しは警戒もできただろうが、残念なことに理香はそれに見覚えだけはなかった。
「な、な……なに、を……」
 ゆっくりと近付いてくる亮治から逃れようと無意味に身悶え、無理な体勢を取ったために肩を走った痛みに理香が顔をしかめた瞬間のことだった。細い鉄の棒とネクタイの拘束によって、強制的に大また開きにさせられていた脚の付け根を覆う薄い布切れがひょいとずらされた。あっと思う暇もなく、露出した箇所にチューブの中身が勢いよくぶちまけられる。
「え、や、あぁ……っ!」
 昨日ムリヤリされた脱毛のせいで薄くなってしまい、秘所を隠す役目を放棄した翳りから半ば透けて見える肉の花びらに、亮治の指先が乳白色のジェルを塗り始めた。クリトリスから尿道、そして更に奥へと続く入り口へ、指は一見無遠慮に、けれど丹念に優しく塗り込めていく。
「や、やだっ! だめ、だ……あ、んっ」
 始めは冷たく感じていたそれが徐々に体温に馴染み、ぬるぬるした感触が次第に熱を帯びてくる。それは理香の肌を焼き、性感神経を浸蝕した。そっと触れるだけでとんでもない快感が背筋に走る。この感覚はもしかしたら知っているかもしれないと、理香は荒い息の隙間で思う。
 これはもしかして、井出さんが……。
「や、はっ……ひぃん!」
 不意打ちのようにクリトリスをきゅっと押さえられ、理香は耐え切れず声を上げた。

 -つづく-
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この指を伸ばす先-71
2007年09月10日 (月)
「気持ちいいか、理香」
「やっ、やだっ! や……あ、くぅっ」
 どれほど言い張っても、一度漏れてしまった声は戻せない。強情な理香の反応にくすくす笑いながら、亮治の指先は穏やかな蹂躙を続けた。触れるか触れないかの優しいタッチでクリトリスの上で円を描き微妙な振動を加え、拘束されたままの手足にぎゅっと力が入ったところで花びらを上下になぞる動きに戻す。理香の身体から力が抜けたのを見極めてから、再び敏感な小さなボタンをノックする。
「や、ひ……、あ、はっはっ、あ……んんっ」
 波のように重なる愛撫に、理香の下の口が小さく開き、とぷりと愛液を吐き出した。亮治の指に応えるように、更なる刺激を求めるように、ひくひくと蠢く。
「こっちは素直だな。ヨダレを垂らして欲しがってるぞ」
 理香の性感帯を知り尽くした指が、たっぷりのジェルと大量の愛液を絡ませて、ゆっくりと這い回る。
「おまえも早く素直になったらどうだ?」
「いや、だめ! やだ、やめて先輩!」
 卑猥に濡れ光るサーモンピンクの入り口へと押し当てられた。人差し指と中指を揃え、遊ぶように第一関節だけを軽くもぐりこませ、くちゃくちゃと音を立てて掻き回す。
「お願い、ゆるしてっ」
 もしもこれが本当に達也が使われたものと同一のものであったらと思い、理香は身震いした。自分を制御する自信がない。快楽に狂った自分がどうなるか、哀しいことにある程度の検討がついた。そうなれば亮治の思うつぼであり、昨日の二の舞だ。
 けれど理香の怯えた表情に、亮治はにいっと悪魔の笑みを浮かべた。
「恥ずかしがるな。好きなだけ感じればいい」
「や、やだっ! や……あああっ!」
 二本の指がずぶずぶと入り込んでくる感覚に、理香の頼りなげな身体がぎくんと痙攣した。
「あ、や……! はっ、はぁっはぁっ」
 ゆっくりピストンしながら微妙に手首を回して周囲の壁をこすりつける指先と、塗り込められていくジェルがもたらす快感に、理香のあごが上がり目じりに涙が浮かぶ。少しでも亮治を阻もうと擦りあわされていたひざが徐々に開き、知らず知らずのうちに指の動きに併せるようにして腰がくねり始めた。

 -つづく-
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この指を伸ばす先-72
2007年09月11日 (火)
「やぁ……あああっ」
 早くも出始めたジェルの効果か、首すじから胸元が赤く染まり、内側が複雑なうねりを見せ始める。理香の腰がびくんと跳ねるように震えるたび、噛み付くようにきゅっと指を締める強さに亮治が目を細めた。
「可愛いな、理香」
「あ……やぁっ! あ、んっ、んんっ」
 伸びてきた左手が素早くブラカップをずらし、それほど豊かとは言いがたい理香の胸を剥き出しにした。大きく開いた脚の付け根の指をゆっくりと出し入れしながら、右胸全体をつかむように揉み、指先で薄い紅色の乳首を弾く。親指と人差し指を擦り合わせ乳首をくりくりと数度転がすと、愛撫に応えるように乳首がぷるっと勃起し、乳輪からぷくりと赤く腫れ上がる。 
「やぁ……せんぱ、いぃ……」
「なんだ?」
 ひくひくと腰を揺らしながら理香が亮治に視線を向ける。すがるようなまなざしに、亮治の中の理香への想いが扇であおがれたようにふわりと大きくなる。
「あたし、どうしよう。ヘンだよぉ……」
 あどけない口調で戸惑いを表しながら卑猥に身体をくねらせる。半開きになった口から熱い吐息を漏らす理香の目元がぽわりとピンクに染まっていた。
 ジェルに含まれていた少量のアルコールが粘膜から直接吸収されたのが原因だった。媚薬効果と相まって今まで感じたことのないタイプの快感に転化され、それが『カクテル一杯が限界』である理香の理性を混乱に陥れていた。
「何が変なんだ?」
「あつい……あついの……。あつい、よぉ」
 理香の言葉を裏打ちするかのように、のどをひとすじの汗が流れた。吸い寄せられるように亮治が唇を寄せ、汗を舐め取る。ぬるりと触れた舌の感触に理香がひくんと背をそらせた。

 -つづく-
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お言葉頂きました☆
2007年09月11日 (火)
おはようございます、にゃおです☆
台風が抜けた辺りから、かな、にゃおの住む地域は一気に涼しくなって、毛布の肌触りが気持ちよくなってきました。過ごしやすくていいんですけど、ちょっと寂しいなーって思うのも事実かも。にゃおは夏大好きなので。
でもラブラブしても暑くなくなったのは嬉しいかも、ですね。露出時期が終わったからって油断せず、マッサージでつるつるすべすべお肌保たないとって自分に言い聞かせてる今日この頃ですv

さてさて、お言葉いただきましたー!ありがとうございます☆
>この指を~も大好きなのですが!もうもうマスカレイドが気になって仕方ありません><
きゃーっ気にしてくださってありがとうございます!
マスカレイド、どんどんイケナイ感じになってきてしまって…にゃおはこういう雰囲気大好きなのですが、みなさん大丈夫かなってちょっと心配してましたので、とっても嬉しいですv
複数プレイは一度挑戦してみたいなーって思ってたので、うまく行けばできる…かな? 春奈ちゃん次第ですねー。
にゃおの身体のことも心配してくださってありがとうございます♪
ええと、そうですね。今月はどうやら出血なしみたいなので、とても嬉しいのです。やっぱりね、心配ですし…。
執筆に関しては、ちょっとトンネル抜けたっぽくてそれなりに筆が進むので、より一層頑張りたいなって思いますv

いつも「よかったよ♪」やコメントお言葉などなど、ありがとうございますv
にゃおもがんばってますので、みなさんもお仕事やお勉強にがんばってくださいね。あ、勿論ムリしすぎないくらいに。
一番大切なのは仕事でも勉強でもなくて、あなた自身なんですよってことだけは忘れないでくださいねっ☆
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マスカレイド-17
2007年09月13日 (木)
 筒の真ん中辺りから下がった三センチくらいの短い鎖の先端はフックになっていた。ちゃらりと涼しげな音を立てて両側を噛み合わせると、手枷という少し昔ふうの表現がぴったりくるような見た目になる。佐上先生が慎重な手つきで手首を締め付けるベルトに小さな南京錠を、鎖の繋ぎ目には藤元先生が慣れた様子で大きな南京錠を掛けて、これでどうやらできあがりらしい。
「そのときは武志も同罪だろ」
「残念なことに、そうなる」
 なんでこれって赤いんだろう。なんでこんなにてかてか光ってるんだろう。汗かいてるせいもあって肌にぺったりくっつく感じがして、そういう意味ではイマイチだけど、痛くも何ともないから、縛られてるって気がしない。それより佐上先生の楽しそうな明るい笑顔に、先生もこんな顔するんだなぁって、そっちのほうが気になってしまう。
「痛くないか?」
「あ、はい。大丈夫です」
 頷くと、佐上先生はさらさらの前髪をきれいな指で掻き上げてくすっと笑った。その横で藤元先生が大きな溜息をつく。二人の反応の違いに目をパチパチさせながら交互に見返すと、『まったく』と藤元先生が大きな肩を落とした。
「あのな、芝口」
「はい?」
 片ひざをベッドについてあたしを見おろす先生のその顔は、さっきまでの楽しそうな感じとちょっと違った。なんていうか、授業中の先生っぽいカンジ。
「おまえは襲われてるんだから、もっとこう、暴れたりとかしていいんだぞ。そんなカッコでおとなしく縛られたりするから――」
 真面目な口調でそこまで言うといったん言葉を切って、そして横目でちらりと佐上先生を見た。藤元先生の視線に気付いた佐上先生が左眼を細めるみたいにふっと笑う。
「そういう雰囲気を嗅ぎつけて、こういう変態が出てくる」
「変態とは失礼だな。じゃあ、拘束しながらおっ勃たててるおまえはどうなんだ?」
「う、うるせーっ! このロリコン!」
 なんか……漫才見てるみたい。
 のんきに笑ってる場合じゃないことはわかってるんだけど、でもおかしくて。

 -つづく-
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マスカレイド-18
2007年09月14日 (金)
「ほら、芝口」
「きゃっ!」
 クスクス笑っていると、視界の端からひょいと伸びてきた佐上先生の手が鎖をつかんできゅっと引っ張った。しゃらりと鳴る音と同時に身体ごとぐいとそっちに引っ張られてバランスを崩してしまう。倒れ込んだ先には藤元先生がいて、ええとその……男の人のあの部分にさわってしまった。
「う、く……」
 藤元先生の低くうめくような声を聞いたのと、手のひらの下に当たったそれがびくんと跳ねたのは、ほとんど同時だっだと思う。藤元先生はいつものだぼっとしたジャージを着ていたから見た目では全然わからなかったけど、でもそこにはびっくりするくらいごりっとした感触があった。それが何かとか、どうしてそんなふうになっているのかとか、いくら経験がなくてもわかる。
「あ……」
 思わず顔を上げると、藤元先生はきゅっと眉をひそめていた。薄く開いた唇の隙間からちろりと覗いた赤い舌にどきっとしてしまう。あごにぽつぽつと残った剃り残しのひげがなんだかすごく色っぽい。あたしが憧れていたのは佐上先生だけど、でも藤元先生もいいなって思っていたのも事実で、だから、その……。
「きゃあぁっ!」
 いつのまにか背後に回っていた佐上先生の手がぐいとあたしの腰を押し上げた。藤元先生のそこを両手でさわったまま、で四つん這いでひざ立ちにさせられてしまう。
「やっ、佐上せんせ……あ、んんっ」
 佐上先生の手がショーツの上からそこを押さえて、くにくにと左右に動かした。全身に響くような衝撃にひくんひくんと腰が揺れる。布地の隙間からするりと入り込んできた指が直接ぬるりとさわった。
「やっ、やだ、ぁ……」
「もうだいぶ濡れてるが、まあいいか。武志、クスリ」
「まったくおまえは……ほいよ」
 クスリって何だろう。さすがに、すごく危ないものとかじゃないと思うけど……なんて考える暇もなく、あたしのあそこに何かがぴちゃっとかけられた。

 -つづく-
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この指を伸ばす先-73
2007年09月15日 (土)
「どこが熱い? ここか?」
 ぐちゅりと湿った音を立てて指が根元まで沈む。前後にゆっくり腕を大きく動かし、くいくいと熱い肉壁をこすり付ける。
「そこも、だけど……全部……、あ、あああぁっ!」
 絡み付いてくる媚肉をくちゅくちゅと捏ねるように掻き回すと、拘束されたままの理香の足首がきゅうっと持ち上がる。湧き上がる快感に腰を揺らしながらのけぞり、理香は無防備に胸元を晒した。
「全部? 全身がいいのか?」
「はっやぁ……っ、いいの、いいよぉ……」
 亮治の問いかけに理香は苦しげに首を振りながら答えた。肩を揺らすように上半身をくねらせ、もっと欲しいとばかりに亮治の指を締め付ける。その締め付けに逆らうようにぬちゅっと音を立てて引き抜くと、卑猥に濡れ光る指を理香の目の前に突きつける。とろりと手のひらにまで流れる粘液に、亮治がにっと笑った。
「見ろ、理香。ぐちょぐちょだぞ」
「や、だぁ……」
 恥ずかしげに顔をそむける理香を楽しげに見つめ、その背にゆっくりと手を回した。ブラホックを外そうとする亮治に協力して、理香は拘束されたままの不自由な身体をカウチから浮かせる。亮治の愛撫に蕩け切った理香には、自分がなぜそうしているのかもわかっていなかった。
「可愛いな、理香」
 耳元に息を吐きかけながら、亮治は細い身体を抱くようにして覆い被さった。耳のラインを丁寧になぞり、複雑に入り組んだ軟骨へ唾液を塗りつける。
「んっ、んんっ……」
 ぞくぞくするような快感に声を上げた理香を抱きしめ、亮治は耳からのどへと舌を這わせて行った。軟体動物のようにゆっくりと移動しながら、ときおり跡が残るほどに強く吸い上げ、軽く歯を当てる。鎖骨のあいだの小さなくぼみに口づけ、ちゅっと音を立てて吸い付く。
「やっ、は……っ」
「ちょっと塩っぱいな」
 呟きながら、けれど亮治はくすぐるように舌先での愛撫を続けた。首から胸元へと、浮いた汗を舐め取っていく。

 -つづく-
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お言葉いただきました☆
2007年09月15日 (土)
おはようございます、にゃおです☆
なんかすごく眠いなーって思ってたら女の子期間に突入してしまったのです。そっかなるほど、だるいと思った!と納得なのです☆
からだがだるいのは全然嬉しくないんですけれど、でもにゃおはほら、不正出血したり女の子期間がずれたりといろいろ問題持ちなので、ちゃんと来たら「あ、きたーっ!」って嬉しくなるのですよ。
つけないでしちゃったりもしてるから、そっちのドキドキも、ちょっとあるのですけれどねっ☆

でもふと思ったんですけど、今月は連休が多いですよね。みなさんも遊びに行ったりするのかなー?
実はにゃおは今月に誕生日なのです。
いつもはこういう記念日は近場のラブホだったのですが、今回はダーリンが気張ってくれて「休み取ったから、温泉行こうな」って!温泉旅館でまったり一泊ですよっ!
なんでも、じゃらんネット口コミですごくいい評価をされているお宿の、平日限定カップルプランを予約してくれたそうなのです。露天風呂貸切つきプランなのですって。えへへへへv
今から楽しみですっ♪


お言葉いただきましたーっありがとうございます♪
>エロなのにギャグ・・・ 読んでいても楽しいです
楽しんでいただけて嬉しいですv
佐上先生と藤元先生はお友だちなので、こういう軽口も出るのかも。
シリアスは…うーんと、どうかな。あんまり意識してないのですけれど、そういう面もあるのかな。
「マスカレイド」のキャラとはお付き合いが短いせいもあって、三人とも思いがけない行動を取ったりするので、にゃおも面白いのですよー。これからも楽しんでいただけるように頑張ります☆

いつも「よかったよ♪」やお言葉コメントなどなど、本当にありがとうございます!にゃおもがんばりますので、どうぞ応援よろしくお願いします☆
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ごめんなさいです(><。
2007年09月19日 (水)
おはようございます、にゃおです。
ええと、ですね。
女の子期間のせいか体調がどうにもよくなくて…、といって寝込んでいるわけではないです。ものすごい眠くてなかなか起きられないのですけれど、でも普段の生活には全然問題はないのです。
でも小説を書こうとパソコンの前に座っても脳が血液不足っぽいというか、ぼーっとしたままいつのまにか時間が過ぎてて目が意味なく疲れて肩も凝ってたりして、もう今日は時間もないし小説書くのはムリだなってあきらめてパソコンから離れる、というような毎日です。

こんな状況なのに「よかったよ♪」を送ってくださるかた、「この指―」や「マスカレイド」の続きを気にして毎日きてくださってるかた、本当にごめんなさい。そしてありがとうございます。
できる限り早く続きが書けるように頑張りますので、もうちょっとだけ待ってくださいね。

追記ですー。
更新できないお詫びになるかどうかわからないですが、「花を召しませ 番外編~ライクネスラブ~」をまとめ読みサイトに公開しました。
ゆっくり読み直したいときや暇で暇で仕方ないときにでも、もしよろしかったらどうぞです。
花を召しませ もくじ/ライクネスラブ 一話
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マスカレイド-19
2007年09月21日 (金)
「やっ、な、なに……?」
 思わず振り返ろうとしたけれど、それより先に藤元先生の手が肩を抱くみたいに回ってきて動けなくなった。
「や、せんせ、なにを――」
「気持ちよくなるだけだ。心配するな」
 にっと笑うと藤元先生はあたしの手の甲に自分の手のひらを被せた。そのまま先生が力を入れると、あたしはその……先生のを握ってしまう。指を回すようにしてぎゅっと握らされたまま顔を上げると、藤元先生はちょっとだけ笑いながらあたしのほっぺたに唇を押し付けるようにしてキスをした。その息が少しだけ早い。
「怖がらなくていいぞ。すぐに効いてくるからな」
「え、で、でもぉ……あ、あんんっ」
 先生の舌が耳たぶをちゅっと吸った。ふっと息を吹きかけられ舌先でくすぐられると、腰の辺りから首まで背すじをぞわぞわが這い上がってきて、身体の力が抜けてしまう。
「ん、んんっ!」
 クスリをかけたっきり何もしてなかった佐上先生が、いきなりショーツの上からそこをさわった。ちょっとざらざらした布越しに、先生が指をこすりつけてくる。
「や、あ……っ」
 びくんと震えた瞬間、藤元先生の手がゆっくり動き始めた。自分では何もしなくても、ゴツい手にくるまれたあたしの手はムリヤリ動かされてしまう。佐上先生にあそこをさわられながらジャージの布越しにゴツゴツしたのを握っていると、ときどき先生のそれがびくっと動くのがわかる。そしてそのとき、藤元先生は一瞬だけ息を止める。
「あ、せんせ……?」
「ん、ああ」
 あたしと目が合うと、藤元先生は優しい顔で唇を緩めるみたいに笑った。あたしの手の上からかぶってムリヤリ握らせていた大きな手のひらが離れて、あごに指先がかかった。そのまま首が折れそうな角度で真上を向かされる。そおっと触れるだけみたいなキスを二回してから、ゆっくり先生の舌が入り込んでくる。
「ん、んん……っ!」
 ざらりと当たった舌先から苦い味がする。多分、煙草の味だと思う。さっき、ゴミ捨てに行ったときに吸ってたのかもしれない。
 学校内は全面禁煙だから、隠れるようにして校庭の隅で何人か集まった先生たちが煙草を吸っているのを見たことがある。その中に藤元先生が混じっていたのも覚えている。あたしが見てるのに気付いた藤元先生が照れたように笑って、先生というより生徒みたいだなぁ、なんて思って……。
「やっ、あ、んんんっ!」
 のんびり考えていると、ゆっくりとただ上下になぞっていただけの佐上先生の指があたしの一番感じる場所――クリちゃんをつんと軽く突付いた。

 -つづく-
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お言葉頂きました♪
2007年09月21日 (金)
おはようございます、にゃおです☆
なんとか女の子期間が終わって、まだもうちょっと眠いのは眠いので時間の許す限りダラダラ寝てるのですけれど、でもなんとか…という状況になってきました。なんか、時期遅れで夏ばてがきたのかなって、そんな感じです。
がんばるぞーっ!

お言葉頂きましたー。ありがとうございます!
>マスカレイド続きがとてもたのしみです。
ありがとうございます! 本当は今日は「この指を―」を更新する予定だったのですけれど、頂いたお言葉が「マスカレイド」へのものだったので…えへへv
そして布ナプキンのこと教えてくださってありがとうございます!こういうのあるんだなぁってびっくりしました。洗うのがちょっと怖い気もするのですけれど…ううん、ラクになるのならそれも必要かも。ちょっと考えてみますね☆

更新お休みしてるあいだも「よかったよ♪」を送ってくださってありがとうございます!お陰さまで復帰できました!
やっぱりいつもいつもこのペースでは書けないもんなんだなあって思いました。調子悪くなったりすることは普段の生活でもありますものね。これからもなるべくムリしすぎないようにがんばりますので、どうぞよろしくお願いします♪
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マスカレイド-20
2007年09月22日 (土)
「そろそろ効いてくる頃か?」
「そうだな。そろそろだな」
 藤元先生が壁際の時計をちらりと見上げながら頷くと、佐上先生はあたしのそこに指先を擦り付けた。指をくいくいと押し付けられると、全身がビクビクしてしまう。ショーツの中が、そこだけ温泉に浸かっているみたいにとろとろになって行くのがわかる。
「やっ、あっあ……」
「ぐちょぐちょになってきたな」
 言いながら佐上先生がさっきよりも強めに指を押し付けた。爪で引っ掻くみたいにきゅっと弾かれて目の前にぱちっと花火が飛ぶ。
「やあぁっ!」
 びくんと震えた瞬間、先生の指がショーツの隙間から入り込んだ。二本の指でクリちゃんを挟むみたいにぬるぬるとなぞられて腰が揺れる。
「やあっ、あっ、ああぁっ!」
 ぬるんと佐上先生の指が入ってくる。ぐちゅぐちゅと音を立てて指が出入りする。さっきの、温泉みたいなとろんとした感覚がそこを中心にお腹の中に広がって行くような気がした。先生の手が一瞬でも止まると、耐えられないようなジリジリした感じがする。
「やっ、せんせ……」
 ぬるんと引き抜かれた指に思わず声を上げると、佐上先生はくすっと笑ったみたいだった。お尻からショーツが引き下ろされて、あっと思う暇もなく、先生の手がそこをぐいっと開いた。
「すごいな」
「やだっ。見ちゃ、やだっ」
 思わず振り返ろうとしたとき、さっきと同じに藤元先生の手があたしを押さえつけた。ぐいとあごをつかまれて上を向かされて唇をふさがれてしまう。
「ん、んんっ」
 タバコの味のする、ちょっと苦い唾液がトロリと流し込まれた。一瞬逃げようとしたけれど、分厚い舌にぬるぬると口の中を舐められると抵抗ができなくなる。上あごの歯の付け根に舌先を擦り付けるようになぞられるとなぜかびくんと身体が震えた。
 息ができなくなるようなキスをしながら藤元先生の手があたしの胸をつかんだ。胸の先端を指先できゅっとつままれるとあそこがひくっとする。それを待っていたように、佐上先生が指をつぷりと突き刺した。タイミングを微妙にずらしながらくちゅくちゅと奥まで差し込んでくる。
「んんっ! ふぅんんん……っ!」
 口の中と胸とあそこの三箇所から広がって行く痺れるような快感に、あたしはあっけなくイってしまった。

 -つづく-
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マスカレイド-21
2007年09月26日 (水)
「あっ、はっ、は……」
 びくびく震えていた身体からがくっと力が抜けて、あたしはあぐらをかいた藤元先生のまさにその部分に頬を押し付けるようにして倒れ込んだ。高く上げたままのお尻からショーツがずるずると引き下げられ、そのまま足首から抜き取られていく。脱がされてるんだってわかってるけど、足腰が動かない。
「さすが女子高生だな。きれいなもんだ」
「や……あ、はっ」
 呟くような佐上先生の言葉と一緒にそこがくにっと指で開かれたのがわかるけど、全身に広がる痺れるような快感がすごすぎて、恥ずかしいとか考えるだけの余裕がない。くちゅっと指先で擦り上げられると声が出てしまう。
 もっと欲しい。もっと気持ちよくして欲しい。そんなことしか思い浮かばない。今のに比べたら、ひとりえっちなんて気持ちよかったことの入り口なんだってわかる。自分でするより先生にされるほうが断然すごくて感じちゃう。
「おまえ、どっちがいい?」
「どっちがってなぁ、おまえがこいつ気に入ったんだろ」
「じゃあまあ、お先に」
「おお」
 大きな手に持ち上げられてころんと身体をひっくり返されると、手首の鎖がちゃらりと鳴る。両手を頭の上に上げた万歳の格好で動けないように手首を抑えつけられた。そっと目を上げると頭のほうには藤元先生が、顔のすぐそばには佐上先生がいた。覆い被さるようにきれいな目がゆっくり降りてくる。
「せん、せ……、んっ」
 唇を奪ったまま、先生の手は胸を柔らかく揉んでくる。きゅっと乳首をつまんでねじるようにクリクリ転がされると、頭の中にぴしっと小さな電流が走る。
「あ、や……っ」
 はなれた唇があごから首をすうっと通って胸をぺろりと舐めた。摘まれた乳首の先っぽだけを尖らせた舌先を擦り付けられる。
「せんせぇ、あ、んっ、やぁ……ん」
 おっぱいをされるのも気持ちいいけど、でももっといいところをさわって欲しくて、無意識にひざをすり合わせてしまう。先生はあたしの言いたいことがすぐわかったみたいだった。右手でお腹をさわさわと撫でながらふとももにまで降りて、そして内側にするんと入り込んだ。

 -つづく-
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お言葉いただきました☆
2007年09月26日 (水)
おはようございます、にゃおです☆
なんだか急に涼しくなってきて、こないだまでタオルケットで充分だったのが毛布のぬくぬく感が嬉しくなってきたのですよ。
そう言えば、昨日は十五夜でしたよね。みなさんお月さんは見ました? にゃおはベランダからなんですけど見ました。真ん丸で少し黄色いお月さんが眩しいくらいに光っていて、ああ、やっぱりキレイだなーって。
今日もきっとキレイだと思うので、楽しみですっ☆

さてさて、お言葉いただきましたーっ☆
>マスカレイドの更新ありがとうございます!更新お疲れ様でした。
お返事遅くなってしまってごめんなさい! そしてお言葉ありがとうございます☆
マスカレイドなんだかとっても好評のようで…うれしいです(^∇^
そして布ナプキンのこと、詳しく教えてくださってありがとうございますv教えていただいたサイトへ見に行って、ああそうかーなるほどーってひとりでブツブツ呟いていました。
試してみるかどうかは今のところちょーっとわからないのですけれど(やっぱりじかに見るのってちょっと…なんか怖いというか…^^;)体調のことを考えればこっちのほうがいいのかなーっとも思いますし。
うん、もうちょっと考えてみますね。本当にありがとうございました♪

>マスカレイドが大好き。早くUpされないかなぁ~って毎日チェックしています。
きゃー、ありがとうございます! 楽しみにしてくださってるのに更新が遅くなっちゃってごめんなさい(;-;)
体調のことも心配してくださってありがとうございます。体調のこともそうなんですけど、オフ生活も今はちょっと充実してきて忙しくなってて、そういうこともあるので、これからものーんびりチェックしてくださるとうれしいです(^-^)

>チチャさんへ
>今月末にお誕生日ということで、少し早いかもですけど、おめでとうございます♪
お祝いのお言葉ありがとうございますv にゃおは誕生日お祝いされるの大好きなので、とても嬉しいです♪
って、でも……チチャさんって、もしかしてもしかして、「Precious Things」のチチャさんですかっ?(’□‘)ありがとうございます、感激です! やよいちゃん可愛くて大好きです!と、どさくさにまぎれて告白しちゃいます。にゃおも実はご挨拶とかBBSへの書き込みとか、苦手なほうなのですよー。迷惑じゃないかなとかイロイロ考えてしまって。
――って、もしチチャさん違いだったらどうしよう…。そのときはごめんなさい。許してください。m(_ _)m

マスカレイドへのお言葉もありがとうございます!にゃおも愛ある鬼畜は大好物です!というか、愛のない鬼畜って犯罪だし。まあ、愛があっても佐上先生も藤元先生もバレちゃえば犯罪ですけどね!
でも確かに『愛』という点においてマスカレイドは微妙なんですよね。佐上先生がどこまで考えてるのかわからないですし。ちょっと気に入ったからって気軽に春奈ちゃんに手を出したのか、前々からずーっと悩んでて思い余ってなのか。そこのあたりにゃおもちょっとよくわからなくて…うーん。
そのうちにわかるのかなー…?

いつも「よかったよ♪」やお言葉ありがとうございます! にゃおの糧ですv にゃおが頑張って行けるように、これからもまた気が向いたときにでもぽちっと押してくださると嬉しいですv
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