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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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マスカレイド-22
2007年10月02日 (火)
 佐上先生の指があたしのそこを縦にゆっくりとなぞる。ぬるぬるした指がそこへ入り込んで行く。
「あ、はっ、ん、んん……っ」
 くちゅくちゅとえっちな音を立てて掻き回しながら、先生は別の指でボタンを押すみたいにクリちゃんを優しく突付いた。痺れるようなその快感に反射的に背が反り返る。身体の奥から押し出されるように変な声が出る。出てしまう。
「やあっ……んんっ、ひぃっ!」
 跳ねるように震えるたびちゃらりと鎖がなって、手首をつかんでいる藤元先生の力がちょっとだけ強くなる。押さえ付けられてあそこをさわられて気持ちよくて、でもそれを二人の先生に見られてると思うと余計に感じてしまう。 
「やっ、あっああっあああっ!」
 意識にヒビが入るような衝撃に、閉じたまぶたの裏がパチっと火花が散った。ぐいと指をねじ込まれると全身に力が入る。ガクガクと腰が揺れる。
「ダメ! もうダメ! や、あああっ!」
 あ、イく。イくイくイくぅ……!
「あっ、や、あぁ……」
 でもあとちょっと、と言うところで佐上先生の指がずるりと引き抜かれた。自分でも気付かないうちにあたしはひどく情けない声を上げてしまう。佐上先生がそんなあたしを見て、唇の端をきゅっと歪ませた。キレイで優しくてそしてイジワルな目で、襲われてるのに感じてるあたしを面白がるみたいにくすっと笑う。
「どうした、芝口」
 頭の上からかけられた声に首を回すようにして目を向けると、同じような顔で藤元先生も笑っていた。
 二人とも、あたしがイきかけてたことわかってるんだ。わかってて、わざとイく直前でやめたんだ。あたしのことからかって面白がってるんだ。
 でも、もう止まれない。痺れるような感覚が苦しくて、もっと欲しくて、息が焼けるようで――。
「やだっ! やめちゃ、やだっ」
 あそこがジリジリして我慢できない。
「おねがい、もっと――」

 -つづく-
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マスカレイド-23
2007年10月05日 (金)
 思わず口から転がり出てしまった言葉に、佐上先生と藤元先生がびっくりしたみたいに顔を見合わせる。三秒ほどの沈黙のあと、二人の顔が薄笑いに変わった。
「――こんなに、効くもんなんだな」
「俺も、ここまでは初めてだ。女子高生にねだられると……クルな」
 ちょっといやらしい声で笑いながら、藤元先生は指のあいだに何かを挟んだまま右手を佐上先生に突き出した。
 薄ぺったい四角いもの。今まで本物をじかに見たことはなかったけど、それが何かくらいはわかる。どんなときに使うものなのかも知っている。ホントに最後までされちゃうんだって、一瞬逃げ出したくなったけど、でも。
「サンキュー」
 いつものクールな声で言いながら佐上先生はそれをきゅっと抜き取って、ひざ立ちするように上半身を起こしてあたしから離れた。
「このままだとやりにくくねーか?」
「そうだな。後ろのほうがいいな」
 短い会話で何かが決まったみたいで、頭の上で腕を押さえつけていた手が離れて背中を起こされた。手枷を固定していた南京錠がいったん外されたけれど、解かれたわけじゃなくて両手が身体の前から背中に回っただけ。
「これでどうだ?」
「ああ、いいな」
 ネクタイを引き抜いてシャツのボタンを上から二つ外した佐上先生が、あたしを見てくすっと笑った。涼しげでキレイな顔に、今の状況を忘れかけてしまう。
「それでこう。どうだ?」
「きゃあっ!」
「ああ、いいな。興奮するな」
 楽しそうに佐上先生はそう笑う。
 あぐらをかいた藤元先生のひざのあいだに座って、胸に頭をもたせかけるようにして座ったこの体勢は、背後から回ってきたごつい手で押さえつけるように脚を大きく開かされていることさえ除けば、藤元先生を座椅子替わりにリラックスしてるみたいなカンジだけど、でもっ!

 -つづく-
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お言葉頂きました☆
2007年10月05日 (金)
おはようございます、にゃおです☆
ええとですね、こないだラブコスメさんから頂いた[AD-IMG]デリケートパックのトライアルパックを使ってみたのですよ。
一パック一回分って書いてあったんですけど結構量が多めなようなので、二回に分けてつかってみたのですね。そしたら後日ダーリンとえっちしたら「にゃお、ヤバい。締まりすぎっ!」って!
ええと、にゃお自身はよくわからないんですが、にゃおってバックでしたときのほうがキツいんですって。で、きゅうきゅう締めてたらしくてダーリンが「やばい、もう出るっ」って言ったんですけど、でもなぜか一度抜いて正上位で仕切り直したのですね。
終わったあとでダーリンが言うには、「締まりすぎですぐイきそうになって、でも締まりすぎでイけなくて」って。オトコの人の出るところの管を押し潰すくらいに締めちゃってて、それで出なかったんですって(><)
「にゃお、なんかしたの? 気持ちいいけど早く終わっちゃってヤバイから勘弁して」って!(^∇^;)
ホントにすごいみたいですよ、デリケートパックって。もしも出産後の緩みとかで悩んでいる人がいたら是非一度試して欲しいです!


さてさて、お言葉いただきましたー。ありがとうございますv
>この指」の更新が待ち遠しくって (*'v`人) ちょっと乱暴な感じの先輩に萌え~~ って M気がムラムラと(;゜∀゜)=3
きゃー、ありがとうございます! そしてお返事が遅くなってしまってごめんなさい(;-;)
亮治さんに萌えてくださってとっても嬉しいですvちょっと乱暴って惹かれますよね。にゃおもちょっとMなとこもあるのかな、こういうプレイ大好きなのです、うふふv
マスカレイドも、はい、がんばります!

そしていつも「よかったよ♪」やお言葉コメントありがとうございます。
Web拍手と違って押したからって何の特典もないので、申し訳ないことこの上ないのですが…。web拍手に切り替えたほうがいいかなあとも思うときもありますが、おまけ小説を書く余裕があるかどうか…。
正直、今でいっぱいいっぱいです。
ごめんなさい…(;-;)
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マスカレイド-24
2007年10月06日 (土)
「や、やだやだっ! 恥ずかしいよおっ」
「何言ってんだ、おまえは。これからもっと恥ずかしいことするんだぞ」
 耳元で低く笑う声がぺろりと耳を舐めた。
「ほら、見てみろ、あいつの。あんなぎんぎんにおっ勃ってんぜ」
 言われて目を向けた。寝転んでいたさっきまでよりも周りの状況がよく見える。見えてしまう。
 さっきから聞こえていた、カチャカチャとベルトを外す音とジッパーを下げる鈍い金属音の続きは、あたしに半分背中を向けるような俯いた体勢で、取り出したゴムをパンツのその辺りに持って行った佐上先生の姿だった。男性にしては色の白い佐上先生のとはとても信じられないような赤黒い男の人のそれが、ジッパーの隙間からにょきっと突き出していた。怖いくらい天井を向いたそれの表面に血管が浮いているのが見えた。
「やっ!」
 怖くてそれ以上は直視できなくて、思わず眼をそらす。天井に向けた視線に回り込んできた藤元先生があたしを見おろしてくすっと笑った。
「どうした、芝口」
「べ、べつに、なんでも――」
 どんなに隠しても声が震えてしまう。
 男の人のってあんなになってるんだ。あんなにおっきいんだ。あんなのが入っちゃうの? ホントに? タンポンだってちょっと痛いときあるのに、あんなおっきいのムリだよぉっ。
「なんだ、緊張してんのか? やめてって言っても今さら誰も聞かねーぞ?」
 耳から頬っぺたにかけてキスをしながら、ふとももから少しずれてきた指があそこでくちゅっと音を立てた。ぐぐっと入り込んできた指に、ちょっと忘れかけていた、でもさっきからずっと待ち望んでいた甘い痛みが背中に走る。
「あっ、あぁ……ん」
「ホント、可愛い声出すな、おまえ」
 クリちゃんをイジりながらぐちゅぐちゅと指を出し入れされると、痛いような苦しいような、でも圧倒的な気持ちよさがこみ上げてくる。

 -つづく-
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この指を伸ばす先-76
2007年10月10日 (水)
 表面に血管を浮き立たせ熱く猛った赤黒いものが理香の中に飲み込まれて行く。壁面をえぐり取るように擦り付けながらぐぐっと押し入ってくる強い異物感に、理香はびくんと背をそらした。
「やあっ! あっあっあっ、あああ……っ」
「ん、く……」
 絡み付いてくる熱くやわらかな締め付けに亮治は低く息を詰まらせた。浅く眉根を寄せながら行き止まりまで強く押し付け、細かく腰を揺らす。
「せ、せんぱ……や、あ、ああ……っ」
 無意識のうちに亮治の動きに併せて身をくねらせながら、理香は更なる抽送をねだるように腰を擦りつけた。ちゃりちゃりと鳴るベルトバックルの音がわずかな残響を伴って部屋にこだまする。奥へ奥へと引き込む熱いうねりに知らず息を乱しながら、亮治は早いペースで肌を撃ちつけ始めた。媚薬に酔った理香の痴態に、自分でも気付かないままに昂ぶっていたのだった。
「あっ、は……っ! あ、んっ、んんんっ!」
 動物の交尾のように背後から叩きつけられ、のけぞるように理香は背をそらせた。手のひらに当たるカウチのやわらかな革に爪を立てひくんひくんと震えるたび、亮治を締め付ける。
 そのひくつきに煽られた亮治が理香を攻め、亮治の強さに理香が身悶える。互いの互いへの激しい本能の欲求に、視界が歪むほどの快感に襲われていた。
「やっ! あっ! あ、ああぁ……っ!」
「く……う、っ」
 腰を押さえつけられ背後から貫かれたまま、理香はぎゅっと強くつむった目じりに涙を浮かべながら、四つん這いの身体を波打たせた。
 猫が伸びをするように背をそらせあごを上げ、絶頂に全身を震わせる。ぎしりと音が鳴りそうなほど強く喰い締められ、亮治は息を詰めた。それでも動きを止めることはなく、突き上げるように腰を叩き付ける。
「やっ、も、ダメ……!」
 激しすぎる快感から逃げようと肩をくねらせる白い姿態を押さえつけ、片ひざを上げて覆い被さる。
「何が『もうだめ』だ。自分ばかりイきまくっておいて」
「やっ、で、でも、でもぉっ! あ、あーっ! ああー……っ!」
 腰をつかんでいた手がするりと内側へ滑り込み、咥え込まされた花弁の行き止まりで小さく勃起した肉珠を人差し指と中指で軽くつまんだ。指先で小さく振動を与えコリコリと爪弾く。

 -つづく-
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お言葉頂きましたっ☆
2007年10月10日 (水)
おはようございます、にゃおです☆
ここしばらくなんか変に忙しくて…って、多分いいわけですね。にゃおの時間の使いかたがヘタなんだろうなあって思うのですよ。
更新遅れ気味でホントにごめんなさい(;_;)

そんな状況なのにお言葉いただきましたっ!ありがとうございます!
>番外編がもっとみたいです。Sなシズくんをもっとみせてください!
お返事遅くなってしまってゴメンナサイっ!そしてお言葉ありがとうございます☆
シズくんへのラブコール(ですよね?)ありがとうございます☆
そっかあ、シズくんの番外編かあ……全然案がない……(;_;
ええと、「シズくんのこんなシチュエーションが読みたい」とか、ご意見があれば教えてくださると嬉しいですv


>未来さんへ
ええと、お名前はこれでいいのかな。ダメだったらご連絡くださいね。
そしてリクエスト、ですよね?
「マスカレイド」と「この指―」が落ち着いてからになっちゃうのでちょっと遅くなりますが、がんばってみたいと思います。

たしかに最初ッからダメだってわかっている人を好きになっちゃうと辛いですよね。
にゃおもガッコの先生を好きになったことが二回ほどあるので、お気持ちはちょっとくらいはわかると思います。佐上先生と藤元先生は飛ばしまくりですが、現実ではそんなことありませんし、あったら問題ですし(^^;)
未来さんの思いそのままに書けるとはとても思えませんが、がんばってみます。にゃおに…ってことはえっちなコトありでいいのかなー?

ということで、参考までに教えていただきたいことがいくつかあるのですよ。
にゃおの記憶では、体育の先生ってみんな身体が大きくて声もおっきくて、威勢がよくてご飯をたくさん食べる人で。ものすごく頭がいいってわけじゃないんだけど、どことなく純情な雰囲気で可愛い人たちだったのですよね。そんな感じでいいんでしょうか?
あともう一つ。今思い出すと「あの頃のわたしってこんなバカみたいなことで悩んでいたなあ」ってことありませんか?それをにゃおに言うのはイヤなら別にいいんですけれど、もしよければそういうことも教えてくださると嬉しいです。


水谷ゆかさんへ
>200万突破おめでとうございます!
きゃー、お言葉ありがとうございます!
200万なんて夢のまた夢だったのですが、これもいつのまにかですねー。
せっかくのことだし、ホントは何かしたかったのですが、全然できませんでした。情けないです。でもこれも、心優しい来訪者さまがきてくださるお蔭です。本当にありがとうございます!
これを機会にっていうのもおかしいですが、こちらからもリンク貼らせていただきますね。お付き合いベタなにゃおですが、どうぞよろしくです。可愛がってやってくださいなv


いつも「よかったよ♪」やお言葉などなど、本当にありがとうございます!
ここのところちょっと不甲斐ないにゃおですが、どうか見捨てないでやってください(;_;)
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この指を伸ばす先-77
2007年10月12日 (金)
「やっ! ひっ、んんんんっ!」
 立て続けの快楽の頂点に理香が泣き声のような悲鳴で絶叫した。ガクガクと壊れたおもちゃのように腰を揺らしながら剥き出しの尻を擦り付けてくる。その締め付けに耐え切れず亮治が低くうめいたとき、スラックスのポケットの奥が震え始めた。
「ちっ。いいときに……」
 ぶいーぶいーと鈍い音を立てる振動に小さく舌打ちをしながらも、亮治はポケットに手を入れた。プライベートならばまだしも、会社支給の番号に掛けてくる相手を無視するわけにはいかないと、渋々ながら引きずり出した携帯電話の通話相手を確認し、思わずにやりと笑う。通話受信のボタンを押すと、こともあろうに絶頂の名残にひくひくと背を震わせて喘ぐ理香の耳に押し当てた。
『おはようございます、マネージャー』
 通話口から流れ出た聞き覚えのある声に理香は硬直した。
「え? い、井出……さん?」
『今西さんですか? あれ、おかしいな。榊原マネージャーに掛けたつもりだったんですが……間違えたかな?』
 亮治の手が離れ、ぽろりとカウチに落ちそうになった携帯電話を慌てて自分の手で押さえると理香は首を捻るようにして背後を見た。
「ええと、いえ、間違ってない、と思うのですが……ちょっとお待ちくださ……あっ、やっ! ダメ、先輩っ! ダメですって――あんんんんっ!」
 繋がったまま理香のふとももをしっかりと抱きかかえ、亮治はゆっくりとカウチに腰を降ろした。必然的に理香は亮治の上に背を向けてまたがる体勢を取らされる。逃げる間もなく腰を強くつかまれて子宮口に届くほどに奥まで突き上げられる。自らの体重が加算された体位ならではの攻めに、理香は電話に向かって嬌声を上げてしまった。
「あっ、やあッ、あぅんっ!」
「も、もしもしっ? 今西さんっ?」
 慌てる達也の声を聞きながら、理香はぎゅうっと目をつむった。背後から回ってきた右手が乳首を、もう片手がクリトリスをきゅっとつまむ。まったく遠慮のない、けれどツボを心得た動きが身体の奥をえぐるように揺さぶる。
「ああっ! はッはッ……あ、もうっ、も、う……っ!」
「イきそうか、理香」
 囁くような声が耳を舐める。ちゅっと音を立ててうなじを吸い上げられる。ぬるりと舌の這う熱い感触に、理香は状況を忘れて強く全身をたわめた。

 -つづく-
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この指を伸ばす先-78
2007年10月15日 (月)
「はぁんっ、や、も、イっちゃう……っ」
 カウチソファが二人分の体重を受けて軋む。
 何度も味わわされた絶頂に熱く濡れそぼってしまった秘花が、ぷちゅぷちゅと音を立てて隙間から愛液を吹き出した。乱暴に突きこんでくるペニスを拒絶するように抱きしめるように、ぎゅうっと締め付け全身を震わせる。
「あ……も、イく……っ! あっあっあっ、んんぐぅっ――!」
「井出か? 榊原だ」
 絶叫する寸前の理香の口に素早くタオルを突っ込むと、亮治は小さな手のひらの中から電話を奪い取った。
「何かあったか? ああ、そうか。――なるほどな、わかった。ご苦労だったな」
 腰をグラインドさせ左手でのクリトリス攻めを続けたまま、亮治は電話口に頷いた。わずかに上がった息を隠すように送話口を外れて時折深く呼吸をしては、平静な声を装い話し続ける。
「んんんっ! ん、ふ、くぅ……っ!」
 スプリングを利用して激しく突き上げてくる亮治の攻めに、理香はタオルを噛みしめ封じられた声をのどの奥で爆発させる。壊れた機械仕掛けのおもちゃのようにガクガクと腰を振る。
「わかった、急いで戻る。いや、こっちのことは気にするな。ああ、また」
 下からの突き上げに身悶える背に舌を這わせながら、亮治は通話の終えた携帯電話を放り出した。カウチソファの端まで転がっていった小さな機器をちらりと見てから、理香の口からタオルを引きずり出そうとし、ふとその手を止める。
「ま、これはこれでいいか」
「んんんーーっ!」
 抗議のように声を上げた理香を無視すると、その細い腰を両手でつかみ、挿入したままぐるりと身体を半回転させた。捻るように壁面を引っ掻かれ硬直する理香の締め付けに、さすがに強く眉を寄せながら、小さく跳ねる身体を右脚を肩に担ぎ上げる体勢でゆっくりとカウチに押し倒す。
「息抜きも、そろそろ終わらせないとな」
 荒くなった息を隠すことなく呟くと、亮治は大きく開かせたふとももの付け根に一気に押し込んだ。わずかに角度を変えながら突き上げこすりつけ、奥まで犯し続ける。
「んんっ! んっ! んぐーっ!」
 叩きつけられる快感に痙攣する理香を強く押さえつけ、亮治は背筋を駆使して大きく腰を繰り続ける。
「ん、ふぅっ! んぐぅううーー!」
「出すぞっ」
 吐き捨てるように叫びながら激しく叩きつけ、そして直前で抜き出す。
「く、う……」
 漏れ出る声を押し殺しながら、亮治はヒクヒクと震え続ける理香の白い腹部に欲望の飛沫を放った。

 -つづく-
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お言葉頂きました☆
2007年10月15日 (月)
おはようございます、にゃおです☆
ええと、こないだの「簡易版」の改装版なのですけれど…
ということで、改めましてありがとうございますなのです!

> チチャさんへ
にゃおのほうからはサイトへリンクを貼らせて頂きましたv こちらこそ今後ともどうぞよろしくお願いしますっ!
そして200万ひっとのお祝いのお言葉もありがとうございます☆
にゃおもびっくりなのです。塵も積もればってこのことなのかなあって思うと嬉しいです。最近ちょっと減速気味なのですけれど…はい、がんばります☆
あ、あと、チチャさんのお住まいの場所のおはなし。
南の島って素敵ですよね☆
にゃおも聞いただけなんですけど、ハリラヤって華やかなんですってね。確かに一箇月のあいだずーっと我慢してたんだから弾けちゃうんだろうなあ。うーん、素敵だなあ、一回見てみたいなー。
ハリラヤチャージが怖そうですけど……(笑)


> 未来さんへ
細かく教えてくださってありがとうございます!
うん、確かにそれは惹かれますよね!にゃおは意外な一面って大好きなので、特にそういうの弱いんですよ(^-^)
気がついたら好きになっていた…なんて素敵☆
未来さんから見たら「こんなの違うっ!」って思うこともいっぱいあるだろうなとは思いますが、にゃおなりに頑張ってみたいです!

> マスカレード待っていたのにこの指~とはっ!でもこちらも楽しみました。
うわー、どっちも愛してくださってありがとうございます!嬉しいです!
これからもどうぞよろしくですっ


そして水谷ゆかさんへ私信。
相互リンクをそんなに喜んでいただけるなんて、にゃお感激です!ありがとうございます!今後ともどうぞよろしくなのです☆
先輩の鬼畜さはにゃおも大好物なのですよvこれからもがんばりますね!


改めてお返事を…って思ったんですけれど、あんまり変わらなかったですね(^^;)ごめんなさい。
そして、更新が遅れているあいだもたくさんの「よかったよ♪」送ってくださって、本当にありがとうございます!にゃおガンバリマス!
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マスカレイド-25
2007年10月17日 (水)
 靴下だけが残ったカッコで大また開きにされて、担任の先生に後ろからあそこをさわられてる。そんな恥ずかしい状況も忘れちゃうくらいの感覚に、じゅわっと音を立てて理性が蒸発して行く。
「おーおー、締まる締まる。指喰い締めてるぜ」
「あっ、あ、あああ……っ!」
 さわられているあそこが気持ちよくて、さわられていない胸がきゅうっと痛い。頭が破裂しそうに脳が膨らんできているような気がする。イく直前の、最高に気持ちよくて最高にもどかしいカンジに、知らず知らずのうちにガクガクと腰を振ってしまう。
 ――お願い、もっと……。
「イきそうか? イきたいか?」
 あたしの内心を読み取ったみたいに、低い声が囁いた。ざらっと音を立てて耳に舌が差し込まれる。軟骨に沿うようにゆっくりと舐められると背筋がぞわっとする。
「あ、んっ、せんせ……んんっ」
 首をねじるようにしてなんとか背後を振り返ると、真っ黒な目とぶつかった。まさに唇を奪うという感じに上から覆い被さるようにキスされて、でも受け入れてしまう。隙間から入り込んできた舌が歯の付け根や上あごの裏をくすぐる。どろっと流れてくる苦い唾液にも不思議なくらい嫌悪感がなくて、そのまま飲み込んでしまう。
「ん、ふ……んん……」
 そのとき、あたしの口を塞いだまま先生の指が一気に速度を上げた。クリちゃんをやわらかく指先で揉まれて身体に力が入る。ぎゅうっとつむったまぶたの裏の緑がかった黒い闇に線香花火みたいな小さな白い光がパチパチと出る。
 あ、もうイく、と思った瞬間。
「や、やああっ!」
 引き抜かれた指に抗議の声を上げたのとそこに別の指を感じたのは、ほとんど同時だったような気がする。開かされたそこに何かが押し当てられる。ぬちゅっと音がしたような気もする。それが何かとか、これからどうなるのかとか、そんなことを考える時間の余裕なんて全然なくって。
「挿れるぞ」
 この状況からすれば、異常なくらいに落ち着いた佐上先生の声が一言だけ聞こえてきて、そして。
「あッ! んん、ああああーーッ!」
 ぐぐぐぐっと一気にねじこまれた熱いかたまりにその痛みに耐え切れずに、あたしは絶叫した。

 -つづく-
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マスカレイド-26
2007年10月19日 (金)
 ロストバージンが痛いとは常識のように言われているし、みんなでそんな話になったときにも当然のようにその話題は出た。
 チカちゃんが『今まで経験したことのある痛さを軽くオーバー』と軽く言って、経験者はそんなもんねと頷いた。あたしを含む未経験者が顔を引きつらせたあとも彼女らはおもしろがるように、とにかく早く終わってくれることだけ考えていた、出血が止まらなくて焦った、終わってからも痛くて真っ直ぐ歩けなかった、次の日になってもまだお腹が痛かったと競うように怖い話を並べて、それでもそのうち慣れてよくなってくるもんよと、にっこり笑った。好きな人のことを思えばギリギリ我慢できる痛みなのだと言われれば、そんなもんなのかなと思った。
 怖いからっていつまでも処女というのも恥ずかしいけど、相手が誰でもいいってわけじゃ絶対にない。天地がひっくり返ったってあるわけないけど、でも佐上先生だったらいいのにな、なんて夢見るように考えたことがあるのも事実だから、なんでこうなったのかはよくわからないけど、先生に抱かれるのなら多少のことは我慢できると思っていた。実際ここに至るまでは想像していたよりもずっと気持ちよかったし。でも。
「や……や、め……くる、し……」
 身体の奥をむりやり広げるような、内臓に棒を突き刺されているようなその感覚は、痛いなんて言葉じゃおさまらない。抵抗しようにも最初から手は身体の下敷きで、上半身は藤元先生が両足は佐上先生が押さえ込んでいてほとんど動かない。その状態でどんなに頑張っても男の人の力に勝てるわけがなくて、だからじりじりと佐上先生があたしの中に降りてくる。
「おねが、い、やっ、め……」
「芝口、力を抜け」
「や、むり……」
 痛みを耐えようとしてるのに、痛いまま力が抜けるわけがない。
「仕方ないな」
 歯を食いしばるってうーうー唸るあたしの頬に軽くキスをすると、佐上先生はふいと顔を上げた。
「武志、クスリもう一個」
「追加するかぁ?」
「ムリに突っ込んで裂けたりしたら可哀想だろ」
 そりゃそうだ、なんて頷く藤元先生がゴソゴソと周囲を探る音が少ししてから、頭の上を何かが通った。それは、お弁当によく付いているソースやしょうゆの入った小さなタレの容器によく似たもの。涙でゆがみかけた視界に映ったのは一瞬だったけど、中身が白っぽいことだけはわかった。

 -つづく-
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マスカレイド-27
2007年10月21日 (日)
「サンキュ」
 受け取った細くてきれいな指が赤い蓋をねじるように切って、中身を先生のが入ったままのあたしのあそこと先生のとに半分ずつかけた。
「すぐにマシになるからな」
 ちゅっと音を立てて目じりにキスをすると先生はあたしのあそこに指を這わせた。そのままぬるぬるの少し冷たいジェルを塗りつけ始める。先生の指先がくちゅくちゅと鳴るその音がやらしいと思ってしまう。
 まだ先生のが刺さったままだから痛いのは痛いけど、でもさっきと同じようにクスリの効き目は出てきたみたいで、クリちゃんにじわっと熱が沸いてきた。くるりと円を描くようにクリちゃんを撫でられると気持ちいいほうに感覚が傾く。細かく揺らすように突付かれて上下になぞられて、自分のそこがぴくんと震える。
「少しは楽になってきたか?」
「あ、はい。すこし……」
 ホントはまだ結構痛いけど、でも相手が先生だと思えばなんとか我慢できなくもない。チカちゃんたちが言ってた、大好きな人だから平気ってこのことかなって思う。
「じゃあ奥まで入れるからな」
「はい」
 あたしが頷くのを確認してから先生はぎゅっと腰をつかんだ。そのままぐぐっと入ってくる。馴染ませるように小刻みに行ったり来たりしながら、先生のそれはやがてあたしの中に完全に沈み切った。
「ん、く……」
「大丈夫か?」
 きゅっと眉をひそめたキレイな目があたしを見おろしている。先生があたしを抱きしめてくれてる。先生のがあたしの中に――。
「はい。大丈夫、です」
 それは強がりじゃなかった。身体の奥で何かがちぎれるような痛みが徐々に不思議な熱に変化して行く。さっきとは違う感じがする。痛くて熱くて、でも気持ちいい。これもクスリの効き目なのかな?
「あっ、せんせ……」
「ん?」
 笑うみたいに目を細めたまま、ゆっくりと佐上先生の顔が降ってきた。軽いキス二回と深いキスを一回。佐上先生の舌は藤元先生と違って少し涼しげなミントの味がする。

 -つづく-
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お言葉頂きましたv
2007年10月21日 (日)
おはようございます、にゃおです☆
またもや眠いにゃおです。ああ、眠い……秋って眠い……


さてさて、お言葉いただきました。いつもありがとうございます!
> マスカレイドわできれば佐上先生とハッピーエンドの話にして欲しいですッッ
あー、それね、にゃおも悩んでるところなのですよ!
ちょっと前に設置した「二択アンケート(ケータイ読者さまには見えないと思います。ごめんなさいね)」でも、圧倒的に佐上先生人気ですしね、やっぱりみなさんそうなのかなぁって思ってたとこなのですよ。
ただこのお話は深いところまで書くと難しいお話になっちゃうんじゃないかなって思うので、今回は軽めに終わらせたいと思います☆

> 毎回更新されるのが楽しみで仕方がありません
ドキドキ展開大好きだと仰っていただけて、とても嬉しいです☆
続きがどうなるのか、実はにゃおにもわかっていないので、書きながらにゃおもドキドキしています。もともとの設定がイケナイ感じなので、どうしてもこうなっちゃうのかなー?
「プッシーキャット☆テイル」を作った当初に比べるとどんどん更新が落ちてて本当にごめんなさいなのですが、にゃおなりに頑張ろうと思っていますので、どうぞ温かく見守ってやってください☆

いつも「よかったよ♪」やお言葉ありがとうございます!
やっぱり更新遅れ気味なのですが、気長に見守っていただけると嬉しいです☆
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更新遅れてます(;-;)
2007年10月25日 (木)
おはようございます、にゃおです☆
こないだから設置していた「二択アンケート」は佐上先生204票、藤元先生97票で、佐上先生の勝利!でした☆
でもにゃおは五対一みたいなカンジでもっと圧倒的な差がつくのかなと思ってたから、思ったより圧倒的ってカンジじゃなくて、藤元先生もちゃんと人気あるんだなーってホッとしたのです。
これからも素敵な先生コンビを書いていきたいなー☆

ええと、それよりも!
更新がどんどこ遅れてきててごめんなさいーっ!
リアル生活の忙しい時間帯と、パソコンの調子が悪いのと、モデムの調子が悪いことが最悪に絶妙のタイミングに重なってしまって、ゆっくり書く時間が捻出できないでいます。
「この指」も「マスカレイド」も中途半端なところでとまっているのでイライラしちゃっている人もいるだろうなって思います。
本当にごめんなさい(;-;)
できるだけ早くなんとかしてお話書きたいなーって思っています。
とても素敵な「花を召しませ」の感想メールもいただいたしね、がんばらないとね!

いつも「よかったよ♪」やお言葉などなど、にゃおがこんな状態なのにありがとうございます!にゃおがんばります!
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マスカレイド-28
2007年10月27日 (土)
「キツい、な」
 低く溜息のように吐き出しながら、先生はゆっくりとあたしに覆い被さってきた。腰の辺りからするりと手のひらが回ってきて、ぐいと抱き寄せられる。
「ん、んんっ」
 それは苦しいようなもどかしいような、どう表現していいかわからない初めての感覚だった。先生が腰を押し付けると身体の奥に先生のそれがぎゅっと押し付けられる。自分では決してさわることのできない箇所を圧迫される。
「や、せんせ……」
 それでも、身体の中から先生のそれがゆっくりと引き抜かれていくとなぜか物足りなくなる。不安になる。そんなあたしの顔を見て、先生はふっと笑った。
「楽になったか?」
 優しい言葉、優しい声。キレイな目。
「はい。もう平気です」
 先生があたしを見ている。あたしだけを見ている。あたしの中にいる。
「そうか。じゃあ動くぞ」
「はい」
 頷いた途端、少しだけ抜かれていたそれがぐいと差し込まれた。あっと思う暇もなく先生は一気に腰を引いて、そして再び突き刺してくる。
「や、あ……んっ」
 先生の身体全体の動きからすると、それほど大きな動きには見えないけれど、それでもこすりつけるようにねじ込まれた瞬間は、やっぱり息が止まるくらいに痛い。どんなに顔をしかめないように努力しても眉根が寄ってしまう。
「痛いか?」
「ん、ちょ、ちょっと、だけ」
 ホントは『ちょっとだけ』という表現よりはもっと痛かったけど、でも慣れなのかクスリの効き目なのか、痛みだけとは違う感覚が湧き上がってくる。あの辺一帯が、ナカの方まで熱くなっていくような気がする。
「あ、あっ……ん、はっ」
 くいっと押し上げられると背筋がぞくぞくする。奥を突かれると息が詰まる。いやらしい声が出てしまう。
 これって苦しいの? それとも、気持ちいいの?

 -つづく-
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マスカレイド-29
2007年10月28日 (日)
 けれど、リズミカルにあたしの中を動きながら吐きかけられる佐上先生の荒い息が、すべての疑問を吹き飛ばしてしまう。先生があたしで気持ちよくなってる。そう思っただけで、答えの見えない曖昧な謎よりもセックスの最中だという今の現実のほうが大切になってくる。
 それがたとえ理科準備室での、結婚している先生に手枷で拘束されてのレイプのような行為であったとしても。担任の先生に見られながらのセックスでも。
「ああっ! や、はあんっ」
「うっ、く……」
 そのとき、後ろから回ってきた藤元先生の手がおっぱいをきゅっとつかんだ。指先にはさむようにしてクリクリとねじられる。しばらくほったらかされていた乳首は自分でも気がつかないほどに尖っていて、軽くつままれただけで感電したような鋭い快感に思わずビクンと震えると、目の前のキレイな薄い唇が低くうめいた。ちょっと苦しそうに眉を寄せて頬を歪ませる。その声にその顔に、ゾクゾクする。
 息を詰めるように声を飲み込んで、佐上先生は上目遣いで藤元先生を見た。ちょっと睨むような目に藤本先生がおかしそうに低く笑う。
「なんだ、もうイきそうってか? 女子高生相手に情けねーなー」
「バカ言うな。処女だぞ、処女。すごい締め付けなんだよ」
 はあっと溜息のように深く深呼吸をしてから上半身を起こすと、佐上先生は一気に腰のスピードを上げた。同時に繊細な指が、あたしと先生がいやらしいことをしているところをくちゅっと触る。クリちゃんをぬるぬると撫でられると声が出てしまう。
「あっ! あああっ! や、やああっ!」
 両方のおっぱいをクリクリされながらクリちゃんをイジられて、そして先生に突きこまれる。先生の肌があそこに打ちつけられる度に痙攣のようにびくびくと震えてしまう。後ろ手に拘束されたままの動けない身体を、それでも揺すってしまう。
「あっ! あっ! あああっ!」
 今まで感じたことのない感覚に、全身が跳ねるように大きく震えた。視界の全部が真っ白に染まった。何がどうなっているのかわからない。自分がどっちを向いているのかもわからない。背が反り返りふくらはぎが持ち上がる。
 気持ちよくて、ただ気持ちよくて。

 -つづく-
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マスカレイド-30
2007年10月30日 (火)
 目を開けると薄闇だった。通りの外灯が街路樹の影を天井にうっすらと映していた。いつのまに時間が経ったんだろう、ところどころ記憶がない。
「あ、れ……?」
「お」
 自分でも一瞬わからないくらいにかすれた声に振り返った背中の主は、佐上先生だった。先生は上半身裸のまま、ベッドの上にあぐらをかいてケータイをさわっていた。薄暗くなりかけた中でその横顔が照らし出される。前髪がちょっと乱れてたけど、それでも表情は不思議なくらい普段と変わるところがなかった。
 キレイな目。キレイな唇。あこがれの、佐上先生。
「気が付いたか。具合はどうだ?」
 言いながら先生は鈍くシルバーに光るケータイを脇に置いた。肩から腕を回すようにして抱き上げて、ぐしゃぐしゃになった髪をかきあげてくれる。
「えっと、あたし……?」
 両手首に嵌められていた赤い手枷はいつのまにか取られていた。右手をそっと動かすと軽い痺れが指先から肩までぴしっと走る。さっきまで身体の下敷きにされていたんだから、これくらいはムリもないかも。
「気絶したらしいな。初めてなのに、ちょっと無茶したからな」
 悪かったな、なんて言いながらも全然悪びれた風もなく笑いながら、先生はあたしをひざの上に座らせた。後ろから抱きしめながらその手がするすると降りてくる。指先ですすーっと撫でられると身体が震える。じゅん、と自分のそこがにじむのもわかる。
「よかったよ、芝口」
 ちゅ、と音を立ててほっぺたにキスをしてくれる。
「佐上せんせ……」
 そうだ。あたし、先生にえっちされちゃったんだ。先生に処女奪われちゃったんだ。すごく痛くて、でも気持ちよくて。
 もしかしてあたし、イっちゃって気を失ったの? ロストバージンでそんなに感じちゃうもん? それってあのクスリのせい? それとも……?
「大丈夫か、ヒリヒリしないか?」
 言いながらも先生の手はゆっくりとあたしのあそこをなぞり続ける。
「あ、ん……っ」
 ぬるんと指が差し込まれた感触に、そこはまだ濡れたままだとわかる。くちょくちょと音を立てながら抜き差しされると、奥のほうからあのクスリの熱みたいなのが沸いてきて、たまらなくなる。

 -つづく-
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