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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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この指を伸ばす先-77
2007年10月12日 (金)
「やっ! ひっ、んんんんっ!」
 立て続けの快楽の頂点に理香が泣き声のような悲鳴で絶叫した。ガクガクと壊れたおもちゃのように腰を揺らしながら剥き出しの尻を擦り付けてくる。その締め付けに耐え切れず亮治が低くうめいたとき、スラックスのポケットの奥が震え始めた。
「ちっ。いいときに……」
 ぶいーぶいーと鈍い音を立てる振動に小さく舌打ちをしながらも、亮治はポケットに手を入れた。プライベートならばまだしも、会社支給の番号に掛けてくる相手を無視するわけにはいかないと、渋々ながら引きずり出した携帯電話の通話相手を確認し、思わずにやりと笑う。通話受信のボタンを押すと、こともあろうに絶頂の名残にひくひくと背を震わせて喘ぐ理香の耳に押し当てた。
『おはようございます、マネージャー』
 通話口から流れ出た聞き覚えのある声に理香は硬直した。
「え? い、井出……さん?」
『今西さんですか? あれ、おかしいな。榊原マネージャーに掛けたつもりだったんですが……間違えたかな?』
 亮治の手が離れ、ぽろりとカウチに落ちそうになった携帯電話を慌てて自分の手で押さえると理香は首を捻るようにして背後を見た。
「ええと、いえ、間違ってない、と思うのですが……ちょっとお待ちくださ……あっ、やっ! ダメ、先輩っ! ダメですって――あんんんんっ!」
 繋がったまま理香のふとももをしっかりと抱きかかえ、亮治はゆっくりとカウチに腰を降ろした。必然的に理香は亮治の上に背を向けてまたがる体勢を取らされる。逃げる間もなく腰を強くつかまれて子宮口に届くほどに奥まで突き上げられる。自らの体重が加算された体位ならではの攻めに、理香は電話に向かって嬌声を上げてしまった。
「あっ、やあッ、あぅんっ!」
「も、もしもしっ? 今西さんっ?」
 慌てる達也の声を聞きながら、理香はぎゅうっと目をつむった。背後から回ってきた右手が乳首を、もう片手がクリトリスをきゅっとつまむ。まったく遠慮のない、けれどツボを心得た動きが身体の奥をえぐるように揺さぶる。
「ああっ! はッはッ……あ、もうっ、も、う……っ!」
「イきそうか、理香」
 囁くような声が耳を舐める。ちゅっと音を立ててうなじを吸い上げられる。ぬるりと舌の這う熱い感触に、理香は状況を忘れて強く全身をたわめた。

 -つづく-
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