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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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マスカレイド-30
2007年10月30日 (火)
 目を開けると薄闇だった。通りの外灯が街路樹の影を天井にうっすらと映していた。いつのまに時間が経ったんだろう、ところどころ記憶がない。
「あ、れ……?」
「お」
 自分でも一瞬わからないくらいにかすれた声に振り返った背中の主は、佐上先生だった。先生は上半身裸のまま、ベッドの上にあぐらをかいてケータイをさわっていた。薄暗くなりかけた中でその横顔が照らし出される。前髪がちょっと乱れてたけど、それでも表情は不思議なくらい普段と変わるところがなかった。
 キレイな目。キレイな唇。あこがれの、佐上先生。
「気が付いたか。具合はどうだ?」
 言いながら先生は鈍くシルバーに光るケータイを脇に置いた。肩から腕を回すようにして抱き上げて、ぐしゃぐしゃになった髪をかきあげてくれる。
「えっと、あたし……?」
 両手首に嵌められていた赤い手枷はいつのまにか取られていた。右手をそっと動かすと軽い痺れが指先から肩までぴしっと走る。さっきまで身体の下敷きにされていたんだから、これくらいはムリもないかも。
「気絶したらしいな。初めてなのに、ちょっと無茶したからな」
 悪かったな、なんて言いながらも全然悪びれた風もなく笑いながら、先生はあたしをひざの上に座らせた。後ろから抱きしめながらその手がするすると降りてくる。指先ですすーっと撫でられると身体が震える。じゅん、と自分のそこがにじむのもわかる。
「よかったよ、芝口」
 ちゅ、と音を立ててほっぺたにキスをしてくれる。
「佐上せんせ……」
 そうだ。あたし、先生にえっちされちゃったんだ。先生に処女奪われちゃったんだ。すごく痛くて、でも気持ちよくて。
 もしかしてあたし、イっちゃって気を失ったの? ロストバージンでそんなに感じちゃうもん? それってあのクスリのせい? それとも……?
「大丈夫か、ヒリヒリしないか?」
 言いながらも先生の手はゆっくりとあたしのあそこをなぞり続ける。
「あ、ん……っ」
 ぬるんと指が差し込まれた感触に、そこはまだ濡れたままだとわかる。くちょくちょと音を立てながら抜き差しされると、奥のほうからあのクスリの熱みたいなのが沸いてきて、たまらなくなる。

 -つづく-
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