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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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マスカレイド-14
2007年09月03日 (月)
「よし。じゃあそっちで本格的に始めるか」
 満足そうに頷くと、佐上先生はあたしをぐいと引っ張った。テーブルに軽く腰をかけていた体勢から起こされたあたしの目の前には、真四角の黒い空間が床に広がっていた。
「え、これ……?」
 それは通販雑誌かなんかで見たことのある、空気で膨らませるタイプのベッドだった。あたしの部屋のベッドよりかなり大きい。ちょっと詰めれば三人くらい寝られそう。
「さぁ、芝口」
 さっきのしゅーって音はこれを膨らませてる音だったんだ。なんとなくそう納得しながら、先生の手に導かれてその上に横たわった。と言っても、手が使えないからイモムシのように転がるだけ。見えない場所で上履きが脱がされ、スカートのホックが外される。
 思っていたよりふわふわしたやわらかな感触がなぜか嬉しい。それがとても不思議。今のあたしはそれどころじゃないのに。学校で先生に、こんなことされてるのに。そう思ってもどうしてなのか危機感は沸いてこない。するすると脚を滑って行くスカートを感じながら平然としている自分におかしくなる。
「かわいいパンツ履いてるんだな」
 スカートが抜かれて丸出しになったショーツが大きな手でさわりとなでられた。
 こないだ通販カタログで見つけて買ったブラとお揃いの白いコットンのショーツは、お尻のところはラインが出にくいように型抜きのレースになっていて、両サイドには端っこだけが薄いピンクに染まった小さなリボンがついている。どちらかと言うと子どもっぽいデザインだけど、履き心地がいいから好き。『可愛い』ってことはセクシーじゃないって意味なのかもしれないけど、それでも褒められると嬉しい。
「ここも可愛いな」
「えっ、あっ……やんっ」
 お尻からすうっと辿って降りてきた指先に強く突付かれて思わず身をよじったとき、閉じようとした脚がベッドに押し付けられた。ひざ裏をすごい力で押さえる手のひらは、ざらりと分厚くて指も太い。
「え、あ……ふじもと、せんせ……?」
 後ろ手に縛られたまま首をねじって背後を振り返ると、そこには藤元先生があぐらをかいて座り込んでいた。あたしと目が合うと、にやりと笑った。
 日焼けした肌からまぶしいくらいに白い歯がこぼれる、それはいつもの先生の笑顔だけど、でも。

 -つづく-
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