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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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この指を伸ばす先-71
2007年09月10日 (月)
「気持ちいいか、理香」
「やっ、やだっ! や……あ、くぅっ」
 どれほど言い張っても、一度漏れてしまった声は戻せない。強情な理香の反応にくすくす笑いながら、亮治の指先は穏やかな蹂躙を続けた。触れるか触れないかの優しいタッチでクリトリスの上で円を描き微妙な振動を加え、拘束されたままの手足にぎゅっと力が入ったところで花びらを上下になぞる動きに戻す。理香の身体から力が抜けたのを見極めてから、再び敏感な小さなボタンをノックする。
「や、ひ……、あ、はっはっ、あ……んんっ」
 波のように重なる愛撫に、理香の下の口が小さく開き、とぷりと愛液を吐き出した。亮治の指に応えるように、更なる刺激を求めるように、ひくひくと蠢く。
「こっちは素直だな。ヨダレを垂らして欲しがってるぞ」
 理香の性感帯を知り尽くした指が、たっぷりのジェルと大量の愛液を絡ませて、ゆっくりと這い回る。
「おまえも早く素直になったらどうだ?」
「いや、だめ! やだ、やめて先輩!」
 卑猥に濡れ光るサーモンピンクの入り口へと押し当てられた。人差し指と中指を揃え、遊ぶように第一関節だけを軽くもぐりこませ、くちゃくちゃと音を立てて掻き回す。
「お願い、ゆるしてっ」
 もしもこれが本当に達也が使われたものと同一のものであったらと思い、理香は身震いした。自分を制御する自信がない。快楽に狂った自分がどうなるか、哀しいことにある程度の検討がついた。そうなれば亮治の思うつぼであり、昨日の二の舞だ。
 けれど理香の怯えた表情に、亮治はにいっと悪魔の笑みを浮かべた。
「恥ずかしがるな。好きなだけ感じればいい」
「や、やだっ! や……あああっ!」
 二本の指がずぶずぶと入り込んでくる感覚に、理香の頼りなげな身体がぎくんと痙攣した。
「あ、や……! はっ、はぁっはぁっ」
 ゆっくりピストンしながら微妙に手首を回して周囲の壁をこすりつける指先と、塗り込められていくジェルがもたらす快感に、理香のあごが上がり目じりに涙が浮かぶ。少しでも亮治を阻もうと擦りあわされていたひざが徐々に開き、知らず知らずのうちに指の動きに併せるようにして腰がくねり始めた。

 -つづく-
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