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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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あたしの彼はご主人さま・番外編~俺が彼女を縛る理由~ 6
2006年01月18日 (水)
「じゃあ、行こうか」
 ろくでもない企みなどおくびにも出さず、優しく笑いかけてから紙袋を下げて、先に立って歩き出す。人気のないエレベータホールで、最上階駐車場のボタンを押して待っていると、ぼふっと背中にやわらかいものが当たった。肩越しに振り返ると平べったくなった彼女がくっついていた。腰に回った腕が力を入れて抱きついてくる。幼い子どもが拗ねているような仕草に笑ってしまう。
「なにやってんの?」
「ごめんなさい、ユーキさん。あたし、お昼もご馳走になっちゃったのに、スカートまで買わせちゃった……」
「違う違う。千紗ちゃんは間違ってる」
 手を伸ばして彼女を背中から引き剥がしていると、ちょうどドアが開いた。手を引っ張ったまま開いたエレベータに乗り込む。彼女の半泣きの視線に併せて軽く背をかがめる。ドアが閉まる直前に軽く一度、閉まってエレベータが動き始めてから深く舌を絡めるようにもう一度唇を奪った。
「はい、服二枚の代金いただきました」
 くすくす笑いながら、彼女の頭を撫でた。
「こう言うときはね、ありがとう、って笑うんだ。そのほうが俺は嬉しい」
 男が払うのが当たり前だと思っているよりずっと可愛いけれど、別に罪悪感を持たせたいわけじゃない。そんなところに付け込むつもりもない。素直に喜んで欲しいのに、でも彼女はなかなかそうしてはくれない。価値観の違いだろう。厳しくしつけられて育ったのだろう。勿論、それは美徳だと思うけれど。
「ユーキ、さん……」
「俺は、買ってあげたいんだ。千紗ちゃんが喜んでくれたら俺も嬉しい」
 こんなとこで泣かせたいわけじゃない。泣き顔はセックスの最中だけで充分だ。それ以外のところでは何一つ彼女を傷付けたくない。
「それだけだよ」
 もう一度、キス。今度は彼女から舌を差し込んできてくれた。
 抱きついてくる弱い力と甘い唾液と頬をくすぐる彼女の吐息。
 早く部屋に帰って抱きたい。だけど、このままの時間が永遠でもいい。このままエレベータが着かなくてもいい。矛盾する思考を抱えながら彼女を抱きしめやわらかな舌を吸い上げ、夢中でその唇を貪った。
 やば。完全に勃っちまった。

  -つづく-
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お言葉いただきました!
2006年01月18日 (水)
 おはようございます、にゃおです☆

 なんか、左目がちかちかして痛いんですよー。コンタクトレンズを入れるのに失敗した時みたいな、そんな変な違和感なんです。うにゅー、痛いよおー。目が赤いよー。

 というのは、いいとして。またまたお言葉いただいちゃいました!『それにしても千紗ちゃん、ホントにカワイイvv ユーキさんが手放したくないの、すごくわかるわぁ~☆』って、わあー本当にいつもありがとうございます!
 第一部でもみなさんに可愛いって言っていただけてた千紗ちゃんですけど、ユーキさん視点からだと更に可愛いでしょ?(^v^)多分、ユーキさんには最初からそう見えてたんだろうなあとおもいます。素敵なカップルだと思っていただけたら嬉しいです☆
 嬉しい秘密のアレも、首をながーくして楽しみに待ってますー♪

 そしてそして、いつも「よかったよ♪」を押してくださるみなさまにもとっても感謝してます! ありがとうございます! 次章(七章)はお待たせしました!のえっちな場面です☆
 ユーキさんの『ご主人さま』ぶりも楽しみにしててくださいませ♪
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素敵なことがあったのです!
2006年01月19日 (木)
 おはようございます、にゃおです☆
 素敵なことの内容は相手の方の都合とかあって、ちょっとお話できないのですが、にゃおはとっても嬉しかったのです。頑張って小説書いててよかったなー(うるうる)と、現在幸せをかみしめてます。


 そして、またまたお言葉いただきました! 本当にいつもいつもありがとうございますうっ!

 『ユーキさんの「「ごめんね」より「ありがとう」の方が嬉しい」って何かステキですね!』ってきゃー、ありがとうございます! いつもお言葉かけてくださって、とっても嬉しいです!
 ええと、確かににゃおも買ってもらっちゃったら「ごめんなさい」って言っちゃいます。お値段にもよりますけど、なんか申し訳ないですものね。でももし自分が買ってあげたほうだったら、相手が欲しがってるものを買ってあげるのは相手に喜んで欲しいからであって、罪悪感を持たせたいからじゃないですよね。じゃあごめんなさいって言われるよりは、「うわー欲しかったんだありがとう♪」って言われるほうが嬉しいかなあ、って。でも「もらって当たり前」って態度されるとちょっとカチンときますけど(笑)
 そんでユーキさんの場合は特にお金に困ってないんで、余計にそういうところがあるんじゃないかなあーとおもうのですね。経済力があるって、こういうとき強みだなあってちょっとおもいます(笑)

 そしてそして、「よかったよ♪」を押してくださるみなさん、いつも本当にありがとうございます!
 昨日は「俺が彼女を―」の連載を始めてから一番多い数を押していただけました。うーん、やっぱりユーキさんのこういうところってポイント高いのかなーって思いました。えへへ。
 これからも気が向いたら、今日はよかったなと思われたら、よしよしにゃおはがんばってるなとおもわれたら、もしよかったらぽちっと押してやってくださいませv とっても励みになります♪
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あたしの彼はご主人さま・番外編~俺が彼女を縛る理由~ 7
2006年01月19日 (木)
「あ、ああっ、あうんっ!」
 経験が浅いせいか、彼女は声を抑えることを知らない。
 普段の慎ましやかな立ち振る舞いと幼い表情が嘘のように激しく乱れる。長い黒髪をピンクに上気させた肌に絡ませて喘ぎ、淫らに腰をくねらせて快楽に溺れる。そのギャップが俺をとめどなく興奮させる。びくびくと締め付けてくる、滴るほどに濡れそぼったサーモンピンクの花びらも、今までのどの女と比べてもかなりいい線を行ってる。絶頂に達したときの締め付けは痛いほどだ。
「ああ、あ、くうっ!」
「全く。こんなにいやらしく濡らして、このメス猫が」
 強く突き込むとじゅぷっと水音が鳴る。押し出されるように溢れたジュースが、彼女の尻の割れ目を通り道にとろりと流れた。自分でもそれがわかるのか、彼女は否定する子どものような仕草で首を横に振った。
 いつものようにカーテンを閉めた部屋で、真ん中のソファに厚めのタオル地のシーツをかけて、俺は彼女を組み敷いていた。シーツが厚いのは、俺が汗っかきなのと彼女のジュースの量が多いことに対応するためだ。それでも逢瀬の結果としてすでに染みは幾つもできている。
 勿論、気にしてはいない。古くなれば新しいのを買えばいい。けれど、慎ましい生活スタイルを好む彼女は、俺の使い捨て感覚を喜ばない。このソファが気に入っていることも一つの要因だ。だって、可愛いじゃない。そう言って拗ねたような目で俺を見る。
 ソファを可愛いと表現する、彼女の思考はどうもよくわからない。男女の違いならいいが、年齢の差だとちょっと傷つく。確かに彼女より五つも年上だが、年寄り扱いはされたくない。
 どちらにしても問題はなかった。彼女がそうして欲しいのなら、そうすればいい。難しいことじゃない。洗濯物がひとつ増えるというだけの、些細なことだ。言うほどの手間じゃない。その程度で彼女が気持ちよく俺を受け入れてくれると思えば易いもんだ。
 その彼女は靴下だけを残した姿で、ひじと手首をあわせて頭の後ろで腕をくむような状態で、ひじから先が一本になるように赤い紐でぐるぐる巻きに縛られていた。そのまま仰向けに寝転び脚を広げ、俺を受け入れさせられている。
 自分の腕を枕に寝そべっているようなスタイルだが、腕を完全に固定されているため、上半身は殆ど動かすことができない。紐の先はソファの脚に結び付いていて、さらに身体の自由度が下がっている。正上位も後背位にも問題なく、紐の長さを調節すれば騎乗位も可能だ。これで脚を折り畳んだ形に縛ればもっといいが、今日はこれで充分だ。

  -つづく-
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あたしの彼はご主人さま・番外編~俺が彼女を縛る理由~ 8
2006年01月20日 (金)
「そんなに突っ込まれるのが好きか、この淫乱猫」
「ちがっ、違います。そんな、ああんっ!」
 ぐいと押すとその度に身体を揺らし声を上げる。
 拘束されると大概の女は感度がよくなる。怯えながらも、いつも以上に乱れる。彼女もそうだった。反応のよさは今までの女の中でもピカ一だ。一度火が点くと全身が性感帯になるらしく、わき腹やへその周囲を指先でなぞっただけでひくひくと締め付けてくる。
 けれど俺にとっては、趣味以上に彼女を縛ることには重要な意味があった。
「じゃあなんで、こんなにどろどろなんだ? 嬉しいからだろ?」
 くすくす笑いながら辱めの言葉を吐くとゾクゾクする。
 今日は自分でも不思議なほど彼女をイジめたくてたまらない。入念にあちこちをほぐしながら、彼女が高まったところで手を止め、波の引いた直後にまた昂ぶらせる。そうやって一度もイかせないまま彼女の快楽を一時間近く弄んでいた。
 二時間の忍耐が今に効いているのだろうとは思うが、それにしても酷い仕打ちだろう。俺のそんなプレイ態度が気に障ったのか、途中から彼女は意地になったように快感の言葉を口にしなくなった。その頑なさが更に俺を煽る。
「あ、ち、ちがっ! あ、ああっ、あああっ!」
 喘ぎながらも、強く閉じた目から涙を流して首を振り、必死に抵抗する。どんなに拒絶しても、触れている粘膜の反応が本当のことを教えてくれる。そのことを彼女はまだ知らないらしい。もっともっとイジめたくなる。
「素直になれよ。気持ちいいって言えよ。もっとズボズボしてくださいって、イかせてくださいってお願いしてみろ!」
 言わせたい。絶対に許しを請わせてやる。誰が主人なのか、その身体に徹底的に教えてやる。
 左手に握った、微妙に震えるピンクの親指大のものを、彼女の左の胸に当てた。指先のつまみ具合で強さを調節しながら、ぷっくり脹れた乳輪の周囲から螺旋を描くようにゆっくりとなぞる。
「やあっ、あん、ああ、あああんっ!」
 真ん中でひときわ高く突き立った乳首にこすりつけ、軽く押し付けるようにしながら指先の力を抜く。低い周波音がわずかに高まり振動が強まる。驚いたように彼女がびくりと震えた。
「あうっ! はあっ、はあっ、あっ、うくぅっ!」
 不自由な身体をそらせ、彼女は息継ぎをするように喘いでいた。断続的に激しく責められ焦らされ昂ぶった花びらは、俺のものを咥え込まされたまま、誘うように妖しげにひくひくと蠢いている。隙間から洩れたジュースが、突き込まれたペニスに絡んでシーツにまで糸を引いていた。
 思わず生ツバを飲み込んでしまうような、淫猥な眺めだった。
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「プッシーキャット☆テイルサイト化計画」なのですよっ!
2006年01月20日 (金)
 おはようございます、にゃおです☆
 ひっさびさの日記なのです☆

 ええとですねー。にゃおは最近、ちょっとなんか、ちょーし悪いのです。小説が書けないのです。すらんぷなのです。
 うわーっ!二月以降の更新、どーしようっ!!(≧ο≦)マジでピンチですうっ!

 まあ、それはいいとして。いや、ホントは全然よくないんですけどねっ☆

 ええっと。
 「このブログをサイトにしませんか」みたいなお言葉を最近ちょこっといただいて、それで気になって周囲の人に聞いてみたところ、『毎日なら、ちょっとずつ読めるブログはいいけど、まとめて読むときは読みにくい』と言われました。
 画面が小さいとか、一回のUPぶんが少なくてなんか物足りないとか、そういうのが問題なのだそうです。
 うむー。確かにブログって小説向きじゃないかも。文字もちょっと小さめだし。

 ということで、にゃお、がんばってサイト作りました☆
 昨日からこっそりリンクのところにある「プッシーキャット☆テイル」がそうです。あはは、誰も気付かなかったですね♪ ――って言おうと楽しみにしてたのにー見つかっちゃってた!二人に!びっくりです!しかも、「よかったよ♪」も押してくださったかたもいて、本当にありがとうございました! すごく嬉しかったです(^^)

 まあ、サイトを作ったと言ってもやっぱりメインはブログのままで、こっちで連載の終わった作品を読みやすいようにまとめるだけになるとおもいます。
 だから、今置いてあるのは「あたしの彼は―」第一部だけなのです。でも章を分ける場所がちょっと変わったから、ところどころ加筆修正とかしましたけど、どこをどうイジったかなんて、にゃおだけにしかわからないと思うので、別に読み直さなくていいです。でももしもわかったら教えてください(笑)

 でも、ホント、サイトを作るのって大変でしたっ!
 まず、お写真選び。
 真っ白背景だとちょっと寂しすぎるし、なによりみなさんがお好きのようだし、ということで、このブログでもお写真を借りている橘サンのところへ。
 でも、どんなに素敵なお写真でも、文字がかぶっちゃって読みにくくなったら何のためにサイトにしたのかわからないしー、でもお写真使いたいしーということで、文字の大きさとか文字幅の指定とか、悩みまくりました。何回もテーブル組みましたよっ。
 本当にすることっていっぱいあるんですねえ。ブログだとこんな苦労がなかったので、もうへろへろです。
 でも、橘サンのお写真が背景でとても綺麗で、我ながら大満足です。
 素敵。お写真がすごく素敵!
 にゃおの小説なんて、もうどうでもいいわっ!!
 ってくらいキレイなので、よかったら一回くらい、気が向いたときにでもサイトのほうも覗いてやってくださいね♪ ついでに、サイトの感想とかも教えてくれればすっごくよろこびます♪
 よろしくですーっv
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あたしの彼はご主人さま・番外編~俺が彼女を縛る理由~ 9
2006年01月21日 (土)
「つくづく、いやらしい身体だな。よくもまあ、こんなにダラダラと出るもんだ。壊れた蛇口じゃあるまいし」
「ひ、ひどいです。あ、ああっ、ああああっ」
「何が酷いんだ。嬉しそうにチンポ咥えこんでよだれ垂らしてて!」
 すべすべした尻を音を立てて軽く叩くと、彼女はびくびく震えた。
「ち、ちがっ。あたし、そんなんじゃ……ああんっ!」
 恨みがましい声を向けるけれど、彼女にとってはこの程度の痛みは愛撫のうちだ。無意識なのか意識しているのか、もじもじと腰を振り俺を刺激しながら喘ぎ続ける。
「ほら。おまえはこれが好きなんだろ? これがいいんだろ?」
 軽く腰を突き上げながら、ローターを可哀想なほど赤く膨れ上がったクリトリスに触れさせる。じじじと鳴る低い周波音と微妙な振動に彼女は全身を震わせて絶叫した。
「いやあっ! ああっ、ああああっ!!」
「う、く……」
 絡みついてくる締め付けに危うく持っていかれそうになり、声を飲み込んだ。必死で息を整える。負けるわけにはいかない。男としてのプライドと、なにより『主人』の体面に関わる。
 動きを止めて相棒が落ち着くのを待つ。なんでもない顔を作ると、ゆっくり早く不規則に突きながら、ローターを二秒押し付け一秒離す、を繰り返した。真っ赤な顔をそむけ息を止めていた幼い身体が、電気に撃たれたように何度も跳ねる。俺を引き込もうと内側が強く収縮し、そして彼女は耐え切れなくなったように大きく声を上げた。
「ダメっ! 千紗、もうダメです! イっちゃいます! イかせてください!!」
「我慢しろ」
 待ちに待っていた屈服の言葉だった。けれどそれを俺は冷たくあしらった。彼女の懇願を嘲笑うことで精神的な快楽が増す。変態だと自分でも思う。
「これがそんなにいいか?」
 ローターの振動に強弱をつけてクリトリスを突付き、唇を歪めて笑った。腰をこすり付けるように全身を揺すり上げる。
「あ、ああっ!! や、いやっ! いやぁああっ!!」
 それは絶望の叫びか、快楽の叫びか。

  -つづく-
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あたしの彼はご主人さま・番外編~俺が彼女を縛る理由~ 10
2006年01月23日 (月)
 髪を振り乱し背でアーチを作り肉の薄い腹をくねらせ、紺のソックスに包まれたふくらはぎを高く上げて天を指しながら腰を振る。体裁も何もあったもんじゃない乱れっぷりが男を煽る。
 だが、彼女にとっては甘美な地獄だろう。暴虐に耐え続けてる身体を震わせ、快楽に吹き飛びそうな意識を抱え懇願する、その表情がたまらない。
「お願いです、ご主人さまっ! 狂っちゃいます! 千紗、おかしくなっちゃいます! イかせて! イかせてくださいっ! もうイかせてぇっ!!」
 血を吐くような叫びもビクビクと震える身体も、限界まできているのだと必死に訴えていた。彼女は俺の許可が出るまで耐えなければならない。俺がいいと言うまで、イくことは許されていない。許可なくイった場合にはお仕置きが待っている。
 それでも経験が浅いからか感度がよすぎるせいか、彼女は三回に一回は許しのないままイってしまう。調教の失敗といえばそれまでだが、タガが外れたように絶頂に狂う彼女の姿も悪くはなかった。
 精神までも完全に従わせると、どんなことも受け入れる穴奴隷になる。それはただのダッチワイフだ。そういうのが好みだという男も勿論いるのだろうが、俺はやはり、女は恥ずかしがり抵抗し、やがて耐え切れず流されるように快楽に溺れて行くのがいい。だから俺は中途半端な進み具合で彼女のしつけを止めていた。
 彼女は店に出す商品じゃない。誰にでも腰を振る必要はない。俺だけに奉仕すればいい。
「本当に好きだな」
 わざと冷たく吐き捨て、赤く腫れ上がりぬめるように光るクリトリスに、ローターを強く押し付けた。
「ほら、イけよ。淫乱猫」

  -つづく-
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あたしの彼はご主人さま・番外編~俺が彼女を縛る理由~ 終話
2006年01月24日 (火)
「い、ああっ! うあっ、ああっ!! イくっ! イくイくうっ! あっ、ああっ、あああああっ!!」
 限界はとっくに超えていたのかもしれない。
 許しを出した瞬間に彼女は絶叫した。腰をすりつけるように振り、縛られた腕を支えにして背をぐうっとそらす。その強い締め付けに堪らず、俺は獣のような息を吐きながら強く激しく腰を打ち付けた。自分を追い詰めるための最後のラッシュ。だがそれは、彼女をも追い詰める。
「ああっ、ご主人さま! また、またイきます! ああ、あうっ、ううっ、イくイくイくっ! ああ、許して! またイくぅうっ!!」
 可愛い顔で泣き叫び、狂ったように連続してイき続ける身体を抑えつけ、彼女の中を使ってぐいぐいペニスをこすり上げる。止めさせようとするかのごとくの締め付けに逆らって激しく抜き差しを繰り返す。体内に吹き荒れる嵐がせり上がってくる。開放しろと突き上げてくる。
「そろそろ、出すぞ」
「あああ、ください! 千紗の中に、ご主人さまのミルク、くださいっ!!」
 聞こえているとも思えない様子だったが、彼女はきちんと反応した。
 コンドームをつけているので中出しをするわけではないが、言わせるのがいい。好みの問題だ。調教の結果はちゃんと出ている。俺好みの、自分を保ったまま耐え切れず乱れる、素敵なマゾっ娘に育ちそうだ。どこかでそんなことを一瞬だけ考え、そして全ての思考を止めた。
 あとはただ一点を目指すのみ。
「ぐ、うう、くぅ」
 歯を食いしばり息を止め、大きく早く腰を動かして奥まで突きあげた。早く出せと訴える、ギリギリまで高まった内側からの要求は苦痛に近い。すりあげこすりつけ、狂ったように打ち付け、そして世界の全てが弾けた。
「千紗っ! う、ううっ、ぐっ……、うおっ!」
 奥に叩きつけ食い込ませて、俺は吼えた。
「ああっ、ご主人さまああぁっ!」
 彼女の内側が、潰そうとしているかのように食い締める。その締め付けに逆らって勢いよく射精し、びくびくとしゃくりあげながらなおも彼女の中にこすりつけ、数秒の、けれど最上の快楽に身を委ねる。目の前がぐらりと揺れるようなすさまじい放出感に腰が震えた。
「あ、ああ、あああ……ご主人、さまあ……」
 自由を奪われた身体を跳ねるように震わせていた彼女から、少しずつ力が抜けていく。ぽたぽたと落ちる俺の汗に顔と身体を汚されながら、彼女は弱々しく喘いだ。
 縛られた両腕と全身を弛緩させ、無理やり開かされた脚がだらりと垂れ下がった様子が痛々しい。拷問器のように打ち込まれた花びらが陵辱の名残にひくひくと震えていた。レイプされた少女のような無残な姿のまま、彼女はうっすらと目を開けて俺を見た。どこか虚ろなまなざしに、快楽と共に吹き飛んでいた理性が戻る。背中に、何とも言いようのない罪悪感が走った。
「千紗……」
 荒い息で肩を揺らしながら身を伏せ何かを取り繕うように、薄く開いた小さな唇に優しくキスをした。朦朧としながらも舌を出して応えてくる彼女の健気さに、一旦は静まった筈の暗い欲望が熱く沸き立つ。愛しいと思えば思うほど狂って行く。治まらない。抑えられない。

 もっと欲しい。全てが欲しい。手放せない。手放すもんか。
 この女は俺が見つけた。俺が愛した。俺のものだ。

 永遠に、縛り付けてやる。


  「俺が彼女を縛る理由」完結
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「俺が彼女を縛る理由」完結ですぅ! 
2006年01月24日 (火)
 おはようございます、にゃおです☆

 ということで「あたしの彼はご主人さま」番外編~俺が彼女を縛る理由~が完結しました! ユーキさん一人称の二人のらぶらぶクリスマス前夜のおはなしはいかがだったでしょうか? にゃおはとっても楽しんで書きました。読んでくださったみなさんも楽しんで感じてくださってたなら、とっても嬉しいです! もしも気が向いたら感想とか、教えてくださいねv

 ということで、しばらくお休みをいただいてちょっとのんびりして、それから次の連載「夢で逢えたら(仮)」をはじめまあす。タイトルまだ決まってないんですよねえ。困ったものです☆

 ではではみなさま。
 これからもプッシーキャット☆テイルとにゃおをよろしくお願いしますねv
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あ、そうそう。
2006年01月24日 (火)
 サイト版「プッシーキャット☆テイル」も、ちょこっとですけど更新しました。
 気が向いたらまた覗いてみてやってくださいね♪
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夢で逢えたら -1
2006年01月27日 (金)
「あ、んんっ……」
 洩れかけた声をあたしは慌てて抑えた。
 安アパートのお風呂場は、笑っちゃうくらいに外に音が筒抜けだった。いつぞやは、どこかの部屋から、シックスナインの最中とおぼしき二人分のくぐもった喘ぎ声が聞こえてきたこともある。聞こえてくる分には別に問題もないし笑ってられるけど、自分の声を聞かれるのはさすがに恥ずかしい。
「ん、く……。あ、あふ」
 大きく深呼吸してから、愛撫を再開する。
痺れるような快感を感じながら、あたしは足元に目を落とした。淡いピンクのバスマットの上に、口を開けたまま放り出されたマッサージ用のローションと、そこから伸びた小さな水溜り。
 二人で使うために買った筈のローションが、いつのまにかひとりえっちのお供になっちゃったのは、皮肉というか情けないとは思うけど、でもこの気持ちよさは手放せない。糸を引くそれを指ですくって、脚の付け根の熱く濡れたところになすりつけ、塗り込むように縁からなぞる。とっくにぷっくりと腫れていたそこは、にゅちゅっといやらしく鳴る。この感触大好き。
「あ、はぁっ」
 熱い息を吐きながら顔を上げる。お風呂場の鏡の向こうから見返してくる、バスマットの上で脚を開いてひとりえっちにふけるあたし。スタイルだってそこそこだし、首すじに張り付いた濡れ髪と上気した目元なんかは、我ながら色っぽいとも思うけど。
「んんんっ、く、ううっ!」
 ローションとあたしの液が混じってドロドロになったのを、擦り込むように塗りつけると、気持ちよさで腰が震えた。もうそこは、ピンクと言うよりも赤と表現するのが相応しいくらいに腫れ上がっていた。白く濁った半透明の液体を透かせてピンピンに尖ったクリトリスを重点的に攻める。
 もう、もう……イき、そ……。
 ビクビクとあそこが震えているのがわかる。腰が痙攣する。白い湯気でかすんだ視界が更にぼやけて、あたしはさらに強くクリトリスを押さえた。
 気持ちいい、気持ちいいっ! あ、ああっ、あああっ!
「あ、く、うっ……!」
 その瞬間。
「たっだいまー、っと」
 酔って大きくなった声と、少し乱暴にバタンとドアが開く音。
 なんでこのタイミングで帰ってきちゃうのよ! もうちょっとだったのにっ!!

  -つづく-
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新連載です!
2006年01月27日 (金)
 おはようございます、にゃおです☆
 ということで始まりました、新連載! 今までも予告としてカテゴリのところにあったので、見覚えてる人も多いかもしれませんね☆
 ええと、このお話は軽いお話です。難しいこととかあんまり考えずにだらーっと読んでください☆あんまりストーリィとかないのですよ(笑)。まあこういうのも面白いかなあとおもって書いただけなので……(^^;)
 多分、今までより連載のペースは落ちると思います。理由は、ストックがないからです。
 だってスランプなんですものーっ!(T_T) 
 「あたしの彼は―」で頑張りすぎて燃え尽きちゃったのかなあー。これ以降のプッシーキャットが心配です。どうしましょうー……。

 そしてそして、「俺が彼女を縛る理由」へのたくさんの「よかったよ♪」ありがとうございました! 嬉しかったです☆
 これからもまた気が向いたらぽちっと押してやってくださいませ☆
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夢で逢えたら -2
2006年01月28日 (土)
 慌ててローションを片付けて身体と顔を流してお風呂を出ると、彼はもうパジャマに着替え終わっていた。
「おかえりー。お疲れさまー」
「ただいまーおやすみー」
 ちょっと呂律のおかしくなった口調でそれだけを言うと、彼はあたしを見もせずそのままベッドに潜り込んだ。一分と経たないうちに、安らかなというには程遠いいびきをかき始める。まあ彼がいびきをかくのは寝入りばなだけで、三十分もすれば静かになるんだけど。
 溜息をつきながら髪を乾かしてパジャマを着て、スタンドライトを消して、そしてあたしはシーツと掛け布団の隙間に潜り込む。背中の向こうに彼の気配はあるけど、ぬくもりを感じるけど、でもそれだけ。
 なし崩しに彼の部屋で始まった同棲。こういう関係でも二年も続けば夫婦同然、と言うのは言い過ぎかもしれないけれど、でも近いところはあると思う。少なくとも、夜の生活に関しては。
 一緒に暮らし始めた頃は、発情期のイヌばりに場所も時間も関係なくあたしを求めていた彼も、最近は月に何回って数えられるくらいになってきた。そりゃ、もうすぐ三十歳になる彼はそれでもいいのかもしれないけど、二十三歳になったばかりのあたしがそれで我慢できるわけない。女の子にだって性欲くらいあるのよ。そう力説したい気分。
 彼氏がそうなってしまえば、当然のことながら他の男へ目が移る。あたしだって全然もてないわけじゃない。職場の男の人たちだってお食事くらいは誘ってくれるし、いつも通ってるヘアサロンの店長も、お世辞かもしれないけど何回も可愛いと言ってくれてる。
 彼への当てつけに浮気してやろうかと思ったことも今まで何度もあったけど、それでも意外と気弱なあたしは、あと一歩が踏み出せなかった。仕方なく、ひとりえっちにふける毎日が続いている。バカみたい。もったいない。一昨日の後輩とのデートを思い出せば、しみじみとそう思う。
 途中入社で、元は大学の研究室にいたという後輩の彼は、あたしの一年とちょっとあとに入ってきたけど二つ年上で、地位はあたしよりずっと上。いつも物静かで、驚くほどキーボードを叩くのが早い。学歴があるだけの頭でっかちというわけじゃなくて、ちゃんと仕事も会話もできる。かっこいいというにはちょっと線が細いというか、気弱そうなんだけど、でもそんな彼が懸命に言葉を選んでる様子は母性本能をくすぐると言うか、なんかそんな感じで、逆にぐらっとしちゃいそうになった。
「惜しいことしちゃったのかなー」
 もったいなかったかも。えっちしちゃってもよかったかも。
「あたしって、ホント男に飢えてるってカンジ」
 なんかもう、溜息つくしかない。

  -つづく-
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夢で遭えたら -3
2006年01月29日 (日)
 あたし、彼氏いるのに。一緒に暮らしてるくらいなのに。でも、あんまりえっちしないけど。してくれないけど。
 あたしって魅力ないのかな。なんだか自信がなくなってくる。
 さっき、お風呂でイきそびれたのがいけなかったのか、あたしのあそこは熱を持ったまま治まってくれそうもなかった。生理前だからか、意識しただけでトロってこぼれてきそうなくらいに欲しがってる。なのに、触ってくれる人がいない。いないわけじゃないのに、いないのと同じだなんて。
「バカみたい」
 まだまだ若いし肌だってピチピチだし、誘ってくれる人はいっぱいいるのに、狙ってくれる人だっているのに、なんであたしってこうなんだろ。ひとりで欲求不満抱えて、バカみたい。
 ショーツの上から指で押さえるとにゅっと張り付くのがわかる。そのまま全体を指でさすると淡い快感が広がった。円を描くように指先で強く押さえると、さっきまでの快感が盛り返してきた。
 理性がすうっと溶ける、限界点。
「ん……ん、んん……」
 彼の横で、彼に気付かれないように声を抑えて喘ぐのも初めてじゃない。自慢にも何にもならないけど、あたしは結構ひとりえっちが好き。男の人は、というより多分あたしだってそうだろうけど、どうしたって自分優先になっちゃうから。まだもっと感じたいのに先に終わられたときなんか、何にもなかったときより悶々として眠れない。それに比べれば、ひとりえっちは自分の感じるところを感じるだけ徹底的に慰めてあげられる。
 そりゃまあ、ちょっとは、虚しいけど。
「はあっ、ん、んんっ……」
 奥に隠れたクリトリスを意識しながら触ると気持ちいい。早くじかに触って欲しいと訴える身体を焦らすようにショーツの上からの愛撫を続けていると、自分でもわかるくらいに溢れてきた。待ちわびてヒクヒクしてる。
「ああん、早くぅ……」
 思わず呟いて、ショーツの中に手を入れようとした瞬間。
「わかってるよ。可愛いな」
 くすくす笑う声が耳のうしろで聞こえた、と思ったと同時に手が回ってきて、そしてぬるりと触れた。

  -つづく-
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夢で逢えたら -4
2006年01月31日 (火)
「え? あ、ああっ」
 隙間から入り込んだ指先がクリトリスを優しく触る。丁寧に小さくゆっくり円を描く。ぬるぬるした感触と、小さくにゅちゅっと鳴る水音が卑猥。
「こんなに濡らして……。ホントに可愛い」
「あ、はぁっ、はぁっ、きゃうっ」
 指先で攻められながら耳を軽く噛まれて背中がゾクゾクした。いったん離れた手があたしを仰向けにさせて、そして覆い被さってくる。一瞬彼かとも思ったけど、その声も手も肌の感じも彼じゃない。彼じゃない人がここにいるわけない。いるわけないのに、何が、どうなってるの?
 そんな疑問ごと唇をふさがれた。一度軽く重ねて、そして深く舌を入れてくる。探るように執拗に口内を掻き回してから、あたしの舌をちゅっと吸った。
「う、うんんッ?」
 パジャマのボタンがぷちぷち外れて、その隙間から入り込んだ手がやわらかく胸をつかんだ。全体を撫でるように手のひらでもんでくれる。
「寝るときはノーブラなんだね」
 低く囁く声は、聞き覚えがあるような、ないような。
「だれ? どっから入って……あくっ」
 強く乳首をつままれた。痛みを感じるギリギリの強さが気持ちいい。嘘みたいに気持ちいい。
「結構おっぱい大きいね。やわらかい……」
 乳首の近くをちゅっと強く吸われた。一瞬の痛みが逆に快感になる。キスマークができちゃいそうだとも思ったけど、でも。
「あなた、誰? あ、んんっ……」
 ぐちゅぐちゅ掻き回されてジュースがどんどん溢れてくる。ショーツの中はもうとっくにドロドロになってる。クリトリスを指先で突付かれて乳首を甘く噛まれて、気持ちよさで身体がヒクヒクした。

  -つづく-
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FC2ブログランキングに参加してみました!
2006年01月31日 (火)
 おはようございます、にゃおです☆

 ええとですね、いきなりですけどFC2 Blog Rankingに「小説・自作小説」と「小説・ロマンス」の二つの部門に参加してみました! ランキングってどんな感じなのかなーっとか、あと、こういうの参加してちょっとでも「プッシーキャット」の名前が出たら、いろんな人が見に来てくれるかなあとか、そうなったら嬉しいな♪とか、にゃおは思ってるわけなのですけれど。なので、もしもよかったら気が向いたらぽちっと押してやってくださいませm(_ _)m

 あ、そうそう。
 近々……多分、明日か明後日くらいに「あたしの彼はご主人さま」の第二部の連載を始めまあす! といっても、まだあんまり書けてないので前よりもずっと連載のスピードは落ちると思うのですけれど……ごめんなさい(--;)勿論、あいだあいだに、今連載してる「夢で逢えたら」も入りますので、こっちを気に入ってくださってるかたもご安心くださいねv

 それから、サイト版「プッシーキャット☆テイル」の「俺が彼女を縛る理由」は明日(これは確実です!)公開します!
 「あたしの彼は」第一部と同じように、ブログ連載時と章を分けるところが変わってしまうので、ちょっとですけど加筆修正とかしてます。どこが変わったか見てみたいかたやまとめ読み&読み直ししてみたいかたはどうぞゆっくり愉しんでくださいね☆
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