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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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マスカレイド-21
2007年09月26日 (水)
「あっ、はっ、は……」
 びくびく震えていた身体からがくっと力が抜けて、あたしはあぐらをかいた藤元先生のまさにその部分に頬を押し付けるようにして倒れ込んだ。高く上げたままのお尻からショーツがずるずると引き下げられ、そのまま足首から抜き取られていく。脱がされてるんだってわかってるけど、足腰が動かない。
「さすが女子高生だな。きれいなもんだ」
「や……あ、はっ」
 呟くような佐上先生の言葉と一緒にそこがくにっと指で開かれたのがわかるけど、全身に広がる痺れるような快感がすごすぎて、恥ずかしいとか考えるだけの余裕がない。くちゅっと指先で擦り上げられると声が出てしまう。
 もっと欲しい。もっと気持ちよくして欲しい。そんなことしか思い浮かばない。今のに比べたら、ひとりえっちなんて気持ちよかったことの入り口なんだってわかる。自分でするより先生にされるほうが断然すごくて感じちゃう。
「おまえ、どっちがいい?」
「どっちがってなぁ、おまえがこいつ気に入ったんだろ」
「じゃあまあ、お先に」
「おお」
 大きな手に持ち上げられてころんと身体をひっくり返されると、手首の鎖がちゃらりと鳴る。両手を頭の上に上げた万歳の格好で動けないように手首を抑えつけられた。そっと目を上げると頭のほうには藤元先生が、顔のすぐそばには佐上先生がいた。覆い被さるようにきれいな目がゆっくり降りてくる。
「せん、せ……、んっ」
 唇を奪ったまま、先生の手は胸を柔らかく揉んでくる。きゅっと乳首をつまんでねじるようにクリクリ転がされると、頭の中にぴしっと小さな電流が走る。
「あ、や……っ」
 はなれた唇があごから首をすうっと通って胸をぺろりと舐めた。摘まれた乳首の先っぽだけを尖らせた舌先を擦り付けられる。
「せんせぇ、あ、んっ、やぁ……ん」
 おっぱいをされるのも気持ちいいけど、でももっといいところをさわって欲しくて、無意識にひざをすり合わせてしまう。先生はあたしの言いたいことがすぐわかったみたいだった。右手でお腹をさわさわと撫でながらふとももにまで降りて、そして内側にするんと入り込んだ。

 -つづく-
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マスカレイド-22
2007年10月02日 (火)
 佐上先生の指があたしのそこを縦にゆっくりとなぞる。ぬるぬるした指がそこへ入り込んで行く。
「あ、はっ、ん、んん……っ」
 くちゅくちゅとえっちな音を立てて掻き回しながら、先生は別の指でボタンを押すみたいにクリちゃんを優しく突付いた。痺れるようなその快感に反射的に背が反り返る。身体の奥から押し出されるように変な声が出る。出てしまう。
「やあっ……んんっ、ひぃっ!」
 跳ねるように震えるたびちゃらりと鎖がなって、手首をつかんでいる藤元先生の力がちょっとだけ強くなる。押さえ付けられてあそこをさわられて気持ちよくて、でもそれを二人の先生に見られてると思うと余計に感じてしまう。 
「やっ、あっああっあああっ!」
 意識にヒビが入るような衝撃に、閉じたまぶたの裏がパチっと火花が散った。ぐいと指をねじ込まれると全身に力が入る。ガクガクと腰が揺れる。
「ダメ! もうダメ! や、あああっ!」
 あ、イく。イくイくイくぅ……!
「あっ、や、あぁ……」
 でもあとちょっと、と言うところで佐上先生の指がずるりと引き抜かれた。自分でも気付かないうちにあたしはひどく情けない声を上げてしまう。佐上先生がそんなあたしを見て、唇の端をきゅっと歪ませた。キレイで優しくてそしてイジワルな目で、襲われてるのに感じてるあたしを面白がるみたいにくすっと笑う。
「どうした、芝口」
 頭の上からかけられた声に首を回すようにして目を向けると、同じような顔で藤元先生も笑っていた。
 二人とも、あたしがイきかけてたことわかってるんだ。わかってて、わざとイく直前でやめたんだ。あたしのことからかって面白がってるんだ。
 でも、もう止まれない。痺れるような感覚が苦しくて、もっと欲しくて、息が焼けるようで――。
「やだっ! やめちゃ、やだっ」
 あそこがジリジリして我慢できない。
「おねがい、もっと――」

 -つづく-
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マスカレイド-23
2007年10月05日 (金)
 思わず口から転がり出てしまった言葉に、佐上先生と藤元先生がびっくりしたみたいに顔を見合わせる。三秒ほどの沈黙のあと、二人の顔が薄笑いに変わった。
「――こんなに、効くもんなんだな」
「俺も、ここまでは初めてだ。女子高生にねだられると……クルな」
 ちょっといやらしい声で笑いながら、藤元先生は指のあいだに何かを挟んだまま右手を佐上先生に突き出した。
 薄ぺったい四角いもの。今まで本物をじかに見たことはなかったけど、それが何かくらいはわかる。どんなときに使うものなのかも知っている。ホントに最後までされちゃうんだって、一瞬逃げ出したくなったけど、でも。
「サンキュー」
 いつものクールな声で言いながら佐上先生はそれをきゅっと抜き取って、ひざ立ちするように上半身を起こしてあたしから離れた。
「このままだとやりにくくねーか?」
「そうだな。後ろのほうがいいな」
 短い会話で何かが決まったみたいで、頭の上で腕を押さえつけていた手が離れて背中を起こされた。手枷を固定していた南京錠がいったん外されたけれど、解かれたわけじゃなくて両手が身体の前から背中に回っただけ。
「これでどうだ?」
「ああ、いいな」
 ネクタイを引き抜いてシャツのボタンを上から二つ外した佐上先生が、あたしを見てくすっと笑った。涼しげでキレイな顔に、今の状況を忘れかけてしまう。
「それでこう。どうだ?」
「きゃあっ!」
「ああ、いいな。興奮するな」
 楽しそうに佐上先生はそう笑う。
 あぐらをかいた藤元先生のひざのあいだに座って、胸に頭をもたせかけるようにして座ったこの体勢は、背後から回ってきたごつい手で押さえつけるように脚を大きく開かされていることさえ除けば、藤元先生を座椅子替わりにリラックスしてるみたいなカンジだけど、でもっ!

 -つづく-
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マスカレイド-24
2007年10月06日 (土)
「や、やだやだっ! 恥ずかしいよおっ」
「何言ってんだ、おまえは。これからもっと恥ずかしいことするんだぞ」
 耳元で低く笑う声がぺろりと耳を舐めた。
「ほら、見てみろ、あいつの。あんなぎんぎんにおっ勃ってんぜ」
 言われて目を向けた。寝転んでいたさっきまでよりも周りの状況がよく見える。見えてしまう。
 さっきから聞こえていた、カチャカチャとベルトを外す音とジッパーを下げる鈍い金属音の続きは、あたしに半分背中を向けるような俯いた体勢で、取り出したゴムをパンツのその辺りに持って行った佐上先生の姿だった。男性にしては色の白い佐上先生のとはとても信じられないような赤黒い男の人のそれが、ジッパーの隙間からにょきっと突き出していた。怖いくらい天井を向いたそれの表面に血管が浮いているのが見えた。
「やっ!」
 怖くてそれ以上は直視できなくて、思わず眼をそらす。天井に向けた視線に回り込んできた藤元先生があたしを見おろしてくすっと笑った。
「どうした、芝口」
「べ、べつに、なんでも――」
 どんなに隠しても声が震えてしまう。
 男の人のってあんなになってるんだ。あんなにおっきいんだ。あんなのが入っちゃうの? ホントに? タンポンだってちょっと痛いときあるのに、あんなおっきいのムリだよぉっ。
「なんだ、緊張してんのか? やめてって言っても今さら誰も聞かねーぞ?」
 耳から頬っぺたにかけてキスをしながら、ふとももから少しずれてきた指があそこでくちゅっと音を立てた。ぐぐっと入り込んできた指に、ちょっと忘れかけていた、でもさっきからずっと待ち望んでいた甘い痛みが背中に走る。
「あっ、あぁ……ん」
「ホント、可愛い声出すな、おまえ」
 クリちゃんをイジりながらぐちゅぐちゅと指を出し入れされると、痛いような苦しいような、でも圧倒的な気持ちよさがこみ上げてくる。

 -つづく-
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マスカレイド-25
2007年10月17日 (水)
 靴下だけが残ったカッコで大また開きにされて、担任の先生に後ろからあそこをさわられてる。そんな恥ずかしい状況も忘れちゃうくらいの感覚に、じゅわっと音を立てて理性が蒸発して行く。
「おーおー、締まる締まる。指喰い締めてるぜ」
「あっ、あ、あああ……っ!」
 さわられているあそこが気持ちよくて、さわられていない胸がきゅうっと痛い。頭が破裂しそうに脳が膨らんできているような気がする。イく直前の、最高に気持ちよくて最高にもどかしいカンジに、知らず知らずのうちにガクガクと腰を振ってしまう。
 ――お願い、もっと……。
「イきそうか? イきたいか?」
 あたしの内心を読み取ったみたいに、低い声が囁いた。ざらっと音を立てて耳に舌が差し込まれる。軟骨に沿うようにゆっくりと舐められると背筋がぞわっとする。
「あ、んっ、せんせ……んんっ」
 首をねじるようにしてなんとか背後を振り返ると、真っ黒な目とぶつかった。まさに唇を奪うという感じに上から覆い被さるようにキスされて、でも受け入れてしまう。隙間から入り込んできた舌が歯の付け根や上あごの裏をくすぐる。どろっと流れてくる苦い唾液にも不思議なくらい嫌悪感がなくて、そのまま飲み込んでしまう。
「ん、ふ……んん……」
 そのとき、あたしの口を塞いだまま先生の指が一気に速度を上げた。クリちゃんをやわらかく指先で揉まれて身体に力が入る。ぎゅうっとつむったまぶたの裏の緑がかった黒い闇に線香花火みたいな小さな白い光がパチパチと出る。
 あ、もうイく、と思った瞬間。
「や、やああっ!」
 引き抜かれた指に抗議の声を上げたのとそこに別の指を感じたのは、ほとんど同時だったような気がする。開かされたそこに何かが押し当てられる。ぬちゅっと音がしたような気もする。それが何かとか、これからどうなるのかとか、そんなことを考える時間の余裕なんて全然なくって。
「挿れるぞ」
 この状況からすれば、異常なくらいに落ち着いた佐上先生の声が一言だけ聞こえてきて、そして。
「あッ! んん、ああああーーッ!」
 ぐぐぐぐっと一気にねじこまれた熱いかたまりにその痛みに耐え切れずに、あたしは絶叫した。

 -つづく-
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マスカレイド-26
2007年10月19日 (金)
 ロストバージンが痛いとは常識のように言われているし、みんなでそんな話になったときにも当然のようにその話題は出た。
 チカちゃんが『今まで経験したことのある痛さを軽くオーバー』と軽く言って、経験者はそんなもんねと頷いた。あたしを含む未経験者が顔を引きつらせたあとも彼女らはおもしろがるように、とにかく早く終わってくれることだけ考えていた、出血が止まらなくて焦った、終わってからも痛くて真っ直ぐ歩けなかった、次の日になってもまだお腹が痛かったと競うように怖い話を並べて、それでもそのうち慣れてよくなってくるもんよと、にっこり笑った。好きな人のことを思えばギリギリ我慢できる痛みなのだと言われれば、そんなもんなのかなと思った。
 怖いからっていつまでも処女というのも恥ずかしいけど、相手が誰でもいいってわけじゃ絶対にない。天地がひっくり返ったってあるわけないけど、でも佐上先生だったらいいのにな、なんて夢見るように考えたことがあるのも事実だから、なんでこうなったのかはよくわからないけど、先生に抱かれるのなら多少のことは我慢できると思っていた。実際ここに至るまでは想像していたよりもずっと気持ちよかったし。でも。
「や……や、め……くる、し……」
 身体の奥をむりやり広げるような、内臓に棒を突き刺されているようなその感覚は、痛いなんて言葉じゃおさまらない。抵抗しようにも最初から手は身体の下敷きで、上半身は藤元先生が両足は佐上先生が押さえ込んでいてほとんど動かない。その状態でどんなに頑張っても男の人の力に勝てるわけがなくて、だからじりじりと佐上先生があたしの中に降りてくる。
「おねが、い、やっ、め……」
「芝口、力を抜け」
「や、むり……」
 痛みを耐えようとしてるのに、痛いまま力が抜けるわけがない。
「仕方ないな」
 歯を食いしばるってうーうー唸るあたしの頬に軽くキスをすると、佐上先生はふいと顔を上げた。
「武志、クスリもう一個」
「追加するかぁ?」
「ムリに突っ込んで裂けたりしたら可哀想だろ」
 そりゃそうだ、なんて頷く藤元先生がゴソゴソと周囲を探る音が少ししてから、頭の上を何かが通った。それは、お弁当によく付いているソースやしょうゆの入った小さなタレの容器によく似たもの。涙でゆがみかけた視界に映ったのは一瞬だったけど、中身が白っぽいことだけはわかった。

 -つづく-
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マスカレイド-27
2007年10月21日 (日)
「サンキュ」
 受け取った細くてきれいな指が赤い蓋をねじるように切って、中身を先生のが入ったままのあたしのあそこと先生のとに半分ずつかけた。
「すぐにマシになるからな」
 ちゅっと音を立てて目じりにキスをすると先生はあたしのあそこに指を這わせた。そのままぬるぬるの少し冷たいジェルを塗りつけ始める。先生の指先がくちゅくちゅと鳴るその音がやらしいと思ってしまう。
 まだ先生のが刺さったままだから痛いのは痛いけど、でもさっきと同じようにクスリの効き目は出てきたみたいで、クリちゃんにじわっと熱が沸いてきた。くるりと円を描くようにクリちゃんを撫でられると気持ちいいほうに感覚が傾く。細かく揺らすように突付かれて上下になぞられて、自分のそこがぴくんと震える。
「少しは楽になってきたか?」
「あ、はい。すこし……」
 ホントはまだ結構痛いけど、でも相手が先生だと思えばなんとか我慢できなくもない。チカちゃんたちが言ってた、大好きな人だから平気ってこのことかなって思う。
「じゃあ奥まで入れるからな」
「はい」
 あたしが頷くのを確認してから先生はぎゅっと腰をつかんだ。そのままぐぐっと入ってくる。馴染ませるように小刻みに行ったり来たりしながら、先生のそれはやがてあたしの中に完全に沈み切った。
「ん、く……」
「大丈夫か?」
 きゅっと眉をひそめたキレイな目があたしを見おろしている。先生があたしを抱きしめてくれてる。先生のがあたしの中に――。
「はい。大丈夫、です」
 それは強がりじゃなかった。身体の奥で何かがちぎれるような痛みが徐々に不思議な熱に変化して行く。さっきとは違う感じがする。痛くて熱くて、でも気持ちいい。これもクスリの効き目なのかな?
「あっ、せんせ……」
「ん?」
 笑うみたいに目を細めたまま、ゆっくりと佐上先生の顔が降ってきた。軽いキス二回と深いキスを一回。佐上先生の舌は藤元先生と違って少し涼しげなミントの味がする。

 -つづく-
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マスカレイド-28
2007年10月27日 (土)
「キツい、な」
 低く溜息のように吐き出しながら、先生はゆっくりとあたしに覆い被さってきた。腰の辺りからするりと手のひらが回ってきて、ぐいと抱き寄せられる。
「ん、んんっ」
 それは苦しいようなもどかしいような、どう表現していいかわからない初めての感覚だった。先生が腰を押し付けると身体の奥に先生のそれがぎゅっと押し付けられる。自分では決してさわることのできない箇所を圧迫される。
「や、せんせ……」
 それでも、身体の中から先生のそれがゆっくりと引き抜かれていくとなぜか物足りなくなる。不安になる。そんなあたしの顔を見て、先生はふっと笑った。
「楽になったか?」
 優しい言葉、優しい声。キレイな目。
「はい。もう平気です」
 先生があたしを見ている。あたしだけを見ている。あたしの中にいる。
「そうか。じゃあ動くぞ」
「はい」
 頷いた途端、少しだけ抜かれていたそれがぐいと差し込まれた。あっと思う暇もなく先生は一気に腰を引いて、そして再び突き刺してくる。
「や、あ……んっ」
 先生の身体全体の動きからすると、それほど大きな動きには見えないけれど、それでもこすりつけるようにねじ込まれた瞬間は、やっぱり息が止まるくらいに痛い。どんなに顔をしかめないように努力しても眉根が寄ってしまう。
「痛いか?」
「ん、ちょ、ちょっと、だけ」
 ホントは『ちょっとだけ』という表現よりはもっと痛かったけど、でも慣れなのかクスリの効き目なのか、痛みだけとは違う感覚が湧き上がってくる。あの辺一帯が、ナカの方まで熱くなっていくような気がする。
「あ、あっ……ん、はっ」
 くいっと押し上げられると背筋がぞくぞくする。奥を突かれると息が詰まる。いやらしい声が出てしまう。
 これって苦しいの? それとも、気持ちいいの?

 -つづく-
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マスカレイド-29
2007年10月28日 (日)
 けれど、リズミカルにあたしの中を動きながら吐きかけられる佐上先生の荒い息が、すべての疑問を吹き飛ばしてしまう。先生があたしで気持ちよくなってる。そう思っただけで、答えの見えない曖昧な謎よりもセックスの最中だという今の現実のほうが大切になってくる。
 それがたとえ理科準備室での、結婚している先生に手枷で拘束されてのレイプのような行為であったとしても。担任の先生に見られながらのセックスでも。
「ああっ! や、はあんっ」
「うっ、く……」
 そのとき、後ろから回ってきた藤元先生の手がおっぱいをきゅっとつかんだ。指先にはさむようにしてクリクリとねじられる。しばらくほったらかされていた乳首は自分でも気がつかないほどに尖っていて、軽くつままれただけで感電したような鋭い快感に思わずビクンと震えると、目の前のキレイな薄い唇が低くうめいた。ちょっと苦しそうに眉を寄せて頬を歪ませる。その声にその顔に、ゾクゾクする。
 息を詰めるように声を飲み込んで、佐上先生は上目遣いで藤元先生を見た。ちょっと睨むような目に藤本先生がおかしそうに低く笑う。
「なんだ、もうイきそうってか? 女子高生相手に情けねーなー」
「バカ言うな。処女だぞ、処女。すごい締め付けなんだよ」
 はあっと溜息のように深く深呼吸をしてから上半身を起こすと、佐上先生は一気に腰のスピードを上げた。同時に繊細な指が、あたしと先生がいやらしいことをしているところをくちゅっと触る。クリちゃんをぬるぬると撫でられると声が出てしまう。
「あっ! あああっ! や、やああっ!」
 両方のおっぱいをクリクリされながらクリちゃんをイジられて、そして先生に突きこまれる。先生の肌があそこに打ちつけられる度に痙攣のようにびくびくと震えてしまう。後ろ手に拘束されたままの動けない身体を、それでも揺すってしまう。
「あっ! あっ! あああっ!」
 今まで感じたことのない感覚に、全身が跳ねるように大きく震えた。視界の全部が真っ白に染まった。何がどうなっているのかわからない。自分がどっちを向いているのかもわからない。背が反り返りふくらはぎが持ち上がる。
 気持ちよくて、ただ気持ちよくて。

 -つづく-
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マスカレイド-30
2007年10月30日 (火)
 目を開けると薄闇だった。通りの外灯が街路樹の影を天井にうっすらと映していた。いつのまに時間が経ったんだろう、ところどころ記憶がない。
「あ、れ……?」
「お」
 自分でも一瞬わからないくらいにかすれた声に振り返った背中の主は、佐上先生だった。先生は上半身裸のまま、ベッドの上にあぐらをかいてケータイをさわっていた。薄暗くなりかけた中でその横顔が照らし出される。前髪がちょっと乱れてたけど、それでも表情は不思議なくらい普段と変わるところがなかった。
 キレイな目。キレイな唇。あこがれの、佐上先生。
「気が付いたか。具合はどうだ?」
 言いながら先生は鈍くシルバーに光るケータイを脇に置いた。肩から腕を回すようにして抱き上げて、ぐしゃぐしゃになった髪をかきあげてくれる。
「えっと、あたし……?」
 両手首に嵌められていた赤い手枷はいつのまにか取られていた。右手をそっと動かすと軽い痺れが指先から肩までぴしっと走る。さっきまで身体の下敷きにされていたんだから、これくらいはムリもないかも。
「気絶したらしいな。初めてなのに、ちょっと無茶したからな」
 悪かったな、なんて言いながらも全然悪びれた風もなく笑いながら、先生はあたしをひざの上に座らせた。後ろから抱きしめながらその手がするすると降りてくる。指先ですすーっと撫でられると身体が震える。じゅん、と自分のそこがにじむのもわかる。
「よかったよ、芝口」
 ちゅ、と音を立ててほっぺたにキスをしてくれる。
「佐上せんせ……」
 そうだ。あたし、先生にえっちされちゃったんだ。先生に処女奪われちゃったんだ。すごく痛くて、でも気持ちよくて。
 もしかしてあたし、イっちゃって気を失ったの? ロストバージンでそんなに感じちゃうもん? それってあのクスリのせい? それとも……?
「大丈夫か、ヒリヒリしないか?」
 言いながらも先生の手はゆっくりとあたしのあそこをなぞり続ける。
「あ、ん……っ」
 ぬるんと指が差し込まれた感触に、そこはまだ濡れたままだとわかる。くちょくちょと音を立てながら抜き差しされると、奥のほうからあのクスリの熱みたいなのが沸いてきて、たまらなくなる。

 -つづく-
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