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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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花を召しませ-87
2006年12月15日 (金)
 されていることが嫌なのか、それとも、ちゃんとしてくれないことが嫌なのか。
 もどかしいほど弱い刺激に、身体の奥からとろりと滲み出てきてしまう。どんなに口で否定しても身体は感じているという、その事実が怖かった。
「これじゃ物足りない? もっと?」
 彼はもうそんなわたしに気付いているのだろう。だから笑うのだろう。縛ってでもしようとするのだろう。彼にだけはそんないやらしい女だと思われたくないのに。
「美雪さん、ローター好きだもんね。こうされると感じるんだよね?」
「ちが……やっ、あ……も、やめ……っ!」
 同意を求めるように問われて否定することはできないまま、それでも必死で許しを乞うた。けれど彼はそんなわたしにおかしそうに笑う。
「美雪さんって素直だね、キライって言わないんだ。嘘はつかないの?」
 笑顔のまま、彼は無慈悲にコードで繋がった小さなコントローラーを操作した。
「ああっ! ああっ、やっ! ああああっ!」
 押し当てられていた敏感な箇所に、布越しとは言え驚くほど強い刺激を与えられて、目を見開いてのけぞる。脳の中に直接電流を流されたように視界が歪む。
「やっだめっ! もうダメッ!! あああっ!!」
 強く押し当てられるたびにビクビクと震える。寸前まで強制的にわたしを高めて、そして彼はなぜか急に拷問にも似たその振動を肌から離した。
「あ……は、あっ……?」
「ん、どうしたの? イきたかった?」
 卑猥な質問を投げかけながら彼はクスクス笑った。長く伸ばした舌を胸へ擦り付けて唇ではさむようにして吸い上げる。
「大丈夫、ちゃんとイかせてあげる。意地悪する気はないんだ。ちょっと待ってね」
 もはや抵抗する気力もないままに荒い息でシーツに沈み込むわたしを見おろすと、彼は楽しそうに笑いながら手首に巻きついたネクタイを解いた。
 解放してくれるのかとの淡い期待が叶えられることはなく、ブラウスとブラを抜き取ると彼は手首を縛り直した。腰に腕を回してホックを外し、お尻を抱きかかえるようにしてスカートと、そしてストッキングを下ろす。呆気ないほど簡単に、最後の一枚だけを身に付けた恥ずかしい姿にされてしまう。

  -つづく-
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花を召しませ-88
2006年12月16日 (土)
「もう濡れ濡れだね。透けて見えそうだよ」
 ひざをねじ込むようにしてわたしの脚を開かせると、彼は低い笑みの混じった声で囁きながら、ショーツの上から振動を触れさせた。それは先ほどまでよりは弱かったけれど、それでもごく薄い布はないも同然で、直接当てられているかのような激しさに身体の奥が熱くなってしまう。
「あっ……や、あ……っ!」
 振動に反応したところで一瞬だけ離し、そしてまた押し付ける。タイミングを少しずつずらしながら、彼は巧みにわたしを弄ぶ。強弱をつけてゆっくりと、けれど一歩ずつ確実にわたしを追い込んで行く。
「じゃあ、これも取っちゃうね」
「やっ……あ、ああっ! あああっ!」
 最後の一枚をするりと脱がせると、彼は直接それを押し当てた。普段は深い場所で眠っている本能を強烈に揺すぶるような、原始的な快感に悲鳴を上げる。これ以上は耐えられないと訴える身体が理性を吹き飛ばそうとする。はしたなく腰を振って、自ら求めてしまう。
「ん、こっちの口もヒクヒクしてきたね。もうイきそう? イきたい?」
 わたしの様子を察した彼がコントローラーのメモリを一気に『強』に傾けた。強すぎるその刺激に、硬直するように全身に力が入る。痛みと紙一重の狂いそうな快感に、理性が一気に蒸発する。
「あああ……っ! やっ、し、ず、あ……も、も……うっ!」
 声にならない。言葉にならない。身体がその瞬間を求めているのがわかる。
「さあ、イこう。イっちゃおう」
 優しい声が卑猥に囁く。ぴちゃぴちゃと生々しい音を立てて彼の舌が耳を這う。それは聴覚までも犯されるようで全ての感覚を奪われるようで、けれど今のわたしにとってはそれさえも快感でしかなかった。
「ん、イ、イっ、っちゃ……ああぁっ! あ! っく、……あぁっ!」
 電流を流された身体がビクビク跳ねる。全てから切り離されるような快感に息もできない。彼の言葉に何かを答えたような気もするけれど、よくわからない。
「最高だよ、美雪さん」
 彼がそう言って含み笑いをしたことだけを覚えている。
 いつもならば絶頂に押し上げられたあとは、空白になった世界が徐々に色づいて、そしてやがて元に戻る。けれどそのときは一気に意識が戻った。それは押し当てられたつるりとした丸い感触と熱っぽい声が原因だった。
「美雪さん、挿れるよ」
 言葉とほぼ同時に彼はわたしに覆い被さり、一息で貫いた。

  -つづく-
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お言葉頂きましたっ♪
2006年12月16日 (土)
 おはようございます、にゃおです☆
 ええとですね、最近モデムの調子が悪いんですよ。二日に一回くらいモデムのランプがつかなくなるんです。このままだといつネットに繋がらなくなるかとドキドキですね。
 ということでいきなり更新が止まったら『あ、モデムかー』って思ってください☆って、イヤーっ!イヤーーーっ!!頑張ってモデムちゃん!(笑)

 お言葉いただきましたーっ♪
『更新がすごく楽しみですヾ(*'∀'*)頑張ってくださあい☆』
 はい、ありがとうございますっ!がんばりますので、温かい目で見守ってやってくださいな☆

『えっち突入しましたね~これはこれでイイかも。シズくんセクシーです。らぶv』
 お気に召していただけたみたいでよかったです!すごくホッとしました☆今回えっちしーん入れるかどうか悩んだんですよねー。
 シズくんセクシーですか?ありがとうございますvこういうときの男の人の色気が描写できたのかなって思うと嬉しいですっ☆

 いつもたくさんの「よかったよ♪」押してくださってありがとうございますv 頂くたびに「よし、がんばるぞっ☆」と思うので、また気が向いたらぽちっと押してやってくださいませ♪
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花を召しませ-89
2006年12月18日 (月)
「シズ、く……っ! ああっ!」
「う……すげ……」
 低いうめき声を吐き出すと、彼は力強い律動を始めた。じゅぷじゅぷとひどく卑猥な水音が聞こえるけれど、それを恥ずかしいと思う余裕はわたしにはなかった。
「あっ……、く、ぅっ……あ、はあっ、あっあっ」
 始めたばかりだと言うのに、まるで終盤のときのような早急な腰使いに攻め立てられる。彼らしくないやり方に戸惑いながらも、タイミングを合わせることを覚えてしまった身体は彼の息遣いを追う。もっと欲しいと言わんばかりに腰を上げて彼を受け入れ、さらに奥へと誘い込む。
「はっ……、あっ……っあ、は、ああんっ!」
「美雪さん、中ぐちゃぐちゃでキツキツだよ。すげー締め付けてくる」
 淫らにかすれた声と同時にずるりと引き抜かれて身悶えした。掻き回される感覚にのけぞり、強く突き上げられて悲鳴を上げる。
「あー、気持ちいい。美雪さんは? 気持ちいい?」
 うわごとに近いような彼の問いかけに何度も頷いた。
「気持ちいい……いいよおっ」
 いつからだろう、この行為に快感を覚えるようになったのは。最初のときもその次も、そしてその次のときもそうではなかったのに。彼を受け入れているのだという精神的な満足感はあったけれど、それは快感ではなかった。それがいつのまにかこうなって、そして自ら求めるようになってしまった。
「あっ……、あっあっ! やっ、ああっ!」
 近付いてくる一瞬に涙が出そうになる。彼の指に攻められているときとは違う、圧倒的な物質の感覚がもっと深くわたしを狂わせる。体内から何かを削ぎ落とされて行くような激しさに怯えても、身体は勝手にその先へ進もうとする。
「だめ、シズくん! もう……だめっ!」
「もう、イきそう?」
 はあはあと荒い息を吐きながらも彼はわたしを気遣う。その余裕が少し憎らしい。
「あ、もう……! もうっ!!」
「ん、いいよ。イっていいよ」
 子どもに言い聞かせるように優しくそう言うと、彼は身体を少し起こした。そして次の瞬間。
「きゃあっ! あっあっ、ああっ、あーっ!!」
 忘れかけていた強い振動が、彼を受け入れているすぐそばに押し当てられた。

  -つづく-
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花を召しませ-90
2006年12月19日 (火)
「やあーっ! あっ、ひ、ああーっ! イ、くっ!」
 強く収縮した身体がぶるぶると震えて、けれど弛緩することもなく次の収縮へと向かう。一瞬のはずの頂点が一瞬で終わらない。連続した瞬間が重なって、打ち寄せる波のようにわたしを翻弄した。もっとも敏感な箇所を振動に弄ばれながら彼自身に突き込まれるすさまじい快感に、縛られたままの手の指さえも痙攣する。
「やばっ、出そうっ」
 うめくような声と同時にさらに速度の上がった彼の攻めに出口を塞がれて、身悶えながらその先へと進む。待っているのが地獄のような快楽の泥沼だとわかっていながらも、もう戻れない。戻ろうとも思っていない。
「あ、あぁっ! も、ダメっ! おかしくなっちゃうよおっ!!」
「いいよ、おかしくなって見せて。俺も……もうイく、から」
 熱く乱れた彼の声が、わたしをその行き止まりへと追い詰める。抑えられない。もっと欲しい。激しく肌を叩きつけてくる彼を食い締めて、自ら腰を振って、浅ましく快楽の頂点を貪る。
「イっちゃうっ、またイっちゃうっ! あ、ああっ、イくイくっ! ああああっ!!」
 これ以上はないほどいやらしく身体をくねらせて、全身を駆け巡る快楽に叫び続けた。


「あー……、気持ちよかった……」
 溜息をつきながら彼がゆっくりとわたしから離れる気配で気がついた。ずるりと抜き取られる感覚に身体が震える。それを感じたのか、彼はおかしそうに笑った。
「美雪さんもよかった? もっと欲しい?」
 卑猥な響きを残した声に目を開けると、彼が後始末をしているのが見えた。手の中の薄く透けたピンクのくたりとした物体に恥ずかしくなって目をそらす。
「そんな、こと……」
 まだもう少し整い切らない息で否定すると、彼はくすくす笑いながらティッシュでくるんだものをベッド脇の小さなゴミ箱に捨てた。そしてどこからともなく未使用の四角い薄いものを取り出して、軽く振って見せる。
「違うの? 俺は結構その気なんだけど」
 軽い口調に思わず目を向けた。確かに、スラックスの隙間から突き出ている彼の勢いは衰えてはいなかった。赤黒くぬめぬめと卑猥に光りながら天を突く彼のものと、そしてそれを真正面から見てしまったという事実が恥ずかしい。強く眼を閉じて首を横にぶんぶん振ると、彼は低く笑いながら戒められたままの手首の結び目を引っ張った。

  -つづく-
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お言葉いただきましたv
2006年12月19日 (火)
 おはようございます、にゃおです☆
 今ね、こないだ一周年記念アンケートのときに頂いたお言葉を元に、次に書くおはなしを考えてるのですよ。オフィスラブものってリクエストがいくつかあって、そういえばそういうのって書いてないし、いいかなあって思ってて。
 それでいろいろ考えてたらなんか…俺様系上司に昔の彼氏に三角四角の複雑な関係で言い寄られでレイプものって…これはいけない!なにがイケナイって、ラストがわからない!どう終わらせていいのかわからない!こんなの書けないようっ!(≧〇≦)
 ということで少しスリム化することにしました。どこをどう削るか、とか、頭を悩ませながらもうきうきです☆

 久し振り?にお言葉いただきましたっ☆
『すごくよかったです!』
 ありがとうございますv 喜んでもらえるとにゃおも嬉しいですv

『シズくん素敵っ!』
 うわーい、気に入っていただけて嬉しいです♪

 いつもたくさんの「よかったよ♪」やお言葉、コメント、ありがとうございますv にゃおの糧ですv これからも気が向いたときにでもぽちっと押してやってくださいな☆
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花を召しませ-91
2006年12月21日 (木)
「でも、残念ながら」
 一転した声に顔を上げると、さっきまでの笑顔はどこへやら、彼は情けなさそうに眉をひそめていた。指先が細かく動いてネクタイを解き始める。
「もう時間切れなんだ。さっさと一回終わらせて、二回目……とか思ってたのに、失敗した。時間配分を間違えた。急いだつもりだったのに」
 その内容はともかく、深く溜息をつく横顔におかしくなる。
「あー、八時になっちゃったな。電車だし、もう行かないと」
 携帯電話のサブディスプレイで時間を確認すると、彼はわたしの頬に軽いキスをしてベッドを降りた。痺れたと訴える手首をなだめるように撫ぜながら顔を上げると、彼は髪を指で梳きながらシャツのボタンを留めていた。その様子を見た瞬間に、素肌を晒している自分に気付く。慌ててベッドからシーツを引き剥がして胸に巻きつけると、低い含み笑いが聞こえた。
「なんで、隠すの。せっかくのいい眺めなのに」
「そう言う問題じゃないから! それより、電車って?」
「ああ、うん。車も返したからね、今日から電車なんだ。あげるって言われたんだけど、でもそれもけじめだから」
 曖昧な表情で答えながら彼はベルトを通す。シャツの裾をスラックスに入れてジッパーを引き上げて、ネクタイを首にかける。
「早く車買おう。とにかく安いヤツ。中古の軽でいいから」
 ブツブツ言いながらも手早くネクタイを結ぶ彼の顔に、軽自動車はちょっと雰囲気的に似合わないような気もするんだけど、などと思いながらベッドに残っていた上着を手に取った。
「そうだね。車は要るよね」
 わたしのアパートから店へは、滅多に混むことのない裏道を使えば二十分そこそこで着くけれど、電車で移動すると駅までの距離だけで十分以上、電車で更に二十分。店の最寄駅からも少し歩かなければならないから、待ち時間を含めると車移動の二倍以上は軽く掛かる計算になる。それも電車が動いていれば話で、深夜にも働く彼は終電後はタクシーを使うか、あるいは始発を待たなければならない。毎日がそれではあまりにも不便だろう。

  -つづく-
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お言葉頂きましたーっ☆
2006年12月21日 (木)
 おはようございます、にゃおです☆
 寝不足でふらふらしてまーすっ♪って喜んで言うことじゃないんですけど。
 ちょっと昨日イロイロあって、イロイロ考えてるとワケがわかんなくなってきて…うーん、にゃお頭悪いからよくわかんないよーっ(≧ο≦)

 さて、それはいいとして、おことばたくさん頂きましたーっ!すっごく嬉しいです☆いつもありがとうございますっ♪
『オフィスラブ楽しみです(○´∀`)ノ』
 ありがとうございます!って、あんな設定なのに楽しみなんですかっ?レイプなんですよっ?ってびっくりしたんですが、よく考えればレイプ場面って今まで何回も書いてるや、あはははは。

『花を召しませ大好きです★毎日チェックしてます♪ 』
 大好きだなんて…きゃーっ!ありがとうございます☆
 できるだけ毎日…とは思っているのですが、なかなか…特に「花を召しませ」は思うとおりに進まなくて、みなさんやきもきさせちゃったかなーって思います。ごめんなさい
(;-;)
 「花を召しませ」はもう次で終わっちゃいますが、どうぞ最後まで楽しみにしてくださいねv

『>俺様系上司に昔の彼氏に三角四角の複雑な関係で言い寄られでレイプものって その設定イイ! 君の未来は私の未来だ~(なんのこっちゃ)』
 あははは!すっごいおもしろいおことばで、にゃお大笑いしちゃいました! そうか、にゃおの未来はあなたの未来なのですね!よし、がんばりますっ☆
 それにしても…こんなにひどい設定なのに好評だなんて(笑)でも、よろこんでもらえて、とっても嬉しいですv

『はじめまして。いつも更新を楽しみにしています。19日のコメントに書いていた設定…、すごく読んでみたいです!』
 あ、はじめましてですーっ!きっと勇気を振り絞ってにゃおにおことば送ってくださったんだろうなーと思うと、とっても嬉しいですvまた気が向いたらよろしくですv
 そしてまたもや好評なんですね、ひどい設定(笑)ぬぬぬ…?
 あ、でももしかしたら「にゃおが書くんだからただの鬼畜ものになるわけがないっ!」みたいな期待されてるのかなあ?だとしたら頑張らないと!ですねっ☆


 そしていつもたくさんの「よかったよ♪」やお言葉やコメント、ランキングへの一票ありがとうございますvにゃおも頑張らないとねっ☆
「花を召しませ」もラスト直前!どうぞラストまでよろしくですっ!
m(_ _)m
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花を召しませ-終話
2006年12月22日 (金)
「あの、よかったら……」
「気持ちだけで充分だから。ありがと」
 締め終えたネクタイを調えながら振り返り、わたしの言葉を遮るように彼はにっこりと笑った。
「え?」
「車買ってあげようか、とか言おうとしたでしょ。全くもう」
 悪戯っぽく笑いながらわたしの頭を軽くぽんぽんと撫でて、そして手の中の上着を取った。
「自分で買うから大丈夫。美雪さんにお金出させるようなことはできません」
 上着のボタンを留めると、彼は悪戯っぽく微笑みながらに身をかがめて、頬を指先で軽く叩いた。恋人同士の基本だと彼が力説する『行ってらっしゃいのキス』のおねだりのポーズだった。そのキラキラした目は、母親にお菓子をねだる子どものようだ。さっきまでのあのいやらしさが嘘みたいだと思うと笑ってしまいそうになる。彼は、わたしの普段とセックスのときの態度の違いをよく指摘するけれど、こういうところでは彼も似たようなものだと思う。
「今日はこれで帰るけど。でも、次来たときは覚悟しといてよ。徹底的に美雪さん食っちゃうからね」
「はい、どうぞどうぞ」
 こんなわたしでよかったら。
「いつでもどうぞ、召し上がれ」
 冗談混じりにそう言うと、彼は驚いたように目を見開いて、そしてにやりと笑った。しまった、口が滑ったと思いかけて、でもそれでもいいかと考え直す。
 ――だって、シズくんだから。
「行ってらっしゃい」
 彼の頬に唇を軽く押し当てると、応えるように大きな腕がわたしを抱き寄せた。大好きな笑顔が優しく抱きしめてくれる。
「はい、行ってきます」
 それは、永遠のような一瞬だった。
 これからも続いて欲しいと思う、続けて行きたいと願う、涙が出そうなくらい幸せな一瞬だった。

  -おわり-
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「花を召しませ」終わりましたっ☆
2006年12月22日 (金)
 おはようございます、にゃおです☆
 ということで「花を召しませ」終わりましたっ!
 直前の、ちょっとこーアレなえっちが嘘みたいに爽やかで、そういう意味ではちょっとシズくんってすごいかも、なんて思っちゃいました。

 今回、処女の美雪さんがシズくんに惹かれて、抱かれて、えっちくなって行く過程とか、今までとはちょっと違う落ち着いた雰囲気で、と意識して書いていたつもりなのですが、どうでしたでしょうか。みなさんには楽しんでいただけましたでしょうか?
 にゃおは、うん、えっと……

 実はこの「花を召しませ」は、「あたしの彼はご主人さま」や「夢で逢えたら」に比べるとすごい難産でした。
 もうどうしようかと、全部消していっそ最初からなかったことにしちゃおうかと何度も思ったのですけれど、シズくんや美雪さんがみなさんにかわいがられて行くのが、いただく「よかったよ♪」の数や、お言葉やコメントから実感できた作品でした。
 うん、頑張ってよかったです☆これも全部みなさんのお陰なのですよ、うわーーーんっ!!
 ありがとうっ!本当にありがとうっっ!!みんな大好きっ!! よろしければまた感想とか聞かせてくださいねvv

 さてさて、もうすぐクリスマスです。
 みなさんも素敵な時間を過ごしてくださいねっ☆
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お言葉頂きましたーっ!!
2006年12月25日 (月)
 おはようございます、にゃおです☆
 みなさんクリスマスはいかがおすごしでした? といっても「クリスマスの夜」はまだこれから!ですものね♪楽しんでくださいなっ☆

 たくさんお言葉頂きましたーっ! ありがとうございますv
『シズくん、いい男になったよね~。美雪さんのお蔭でしょう。』
 いい男って言っていただけて本当に嬉しいです、ありがとうございますv やっぱり年下クンは育ててナンボ(笑)ってことで…といっても、美雪さんに全然その自覚はないと思うのですけれど。
 これからも互いに足りないところを補い合って行くような、そんな関係を作っていって欲しいなと思う二人ですv

『このお話大好きでした!最後の数行じんときて泣けました。』
 泣けました、なんて…ありがとうございますっ!!そういうのってとっても嬉しいですねー、にゃおのほうが感動です(T^T)
 次回作は…やっぱりあんまり間が開くとみなさんに忘れられちゃいそうで怖いので(笑)できるだけ今年中に連載が始められるように頑張りたいなと思いますv

『はじめまして。「花を召しませ」が大好きだったので、終わってしまうのは寂しいです』
 はじめまして! お言葉ありがとうございます☆
 大好きだったって言っていただけて嬉しいです!本当にこのお話はみなさんにとっても可愛がられたなーって思うのですよ。
 新しいお話は…は、はい!頑張りますv
 風邪も引かないように気をつけます☆ご心配ありがとうございます☆

『本人はよっぱでコメント入れたこと忘れてて、レスをもらった時点で「ああ、コメント送ってたのか~」と気づく次第です。 多分これも…。 ま、いっかw 』
 あははは!いつも楽しいコメントありがとうございますv はい、頑張りました!でも勿論次も頑張るつもりですので、また応援してやってくださいな☆
 にゃおのお話がお酒の楽しい肴になってるのかなって思うと嬉しいですね♪ また無意識(?)の楽しいコメントお待ちしていますv

『とっても素敵な最終回ですね!タイトルを考えると美雪さんのセリフは最初から決めてらしたんでしょうか。』
 はい、メリークリスマスですvあっちこっち顔出ししてて忙しくて最後ヘロヘロになっちゃったんですけど、でも楽しいクリスマスでした☆
 素敵な最終回って言っていただけて嬉しいですvやっぱり最後はきっちり締めないとね!(笑)
 えっと、美雪さんの最後のセリフはですね、最初から決めてたってわけでもないのですね。ただタイトルに繋がるようにというのはいつも意識しているので、いいなって思っていただけたのなら、成功ですねvばんざーい!(笑)

 そして本当にたくさんの「よかったよ♪」ありがとうございますv
 返信内にも書きましたけれど、次回作をできるだけ早く連載始めたいなって思っているので、ほら早く書けっ(笑)なお尻蹴り蹴り替わりにまたポチリとよろしくですv(笑)
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お言葉頂きましたっ☆
2006年12月28日 (木)
 おはようございます、にゃおです☆
 みなさん素敵なクリスマス過ごしましたー?

 ところでところで、次回作に予定している「俺様系上司に昔の彼氏に三角四角の複雑な関係で言い寄られでレイプもの」が大苦戦中ですっ!というか、ちょっとイロイロ急にすごく忙しくなってしまいまって、ゆっくり書いている暇がないのです(;_;)しかも肩凝りが悪化して、背中から首まで痛くなって、現在針治療に通っているという有様です☆てへっ☆
 年内連載開始はムリかもしれないなー、なんてちょっと思ったり、いやいやがんばるぞ!なんて思ったり、ユラユラ気分です。

 お言葉いただきました!ありがとうございます!
『蹴り! やっぱりコメント送ったの忘れてましたわ。。。。 よい新年をお迎えください~。 君の新年は私の新年…。』
 あはははは!いつも愉快なコメントありがとうございます!! 楽しい時間を過ごしてらっしゃるようで…素敵ですねー(^-^)
 とりあえずその蹴りしっかり受け止めました!がんばります☆そしてあなたもよい新年をお迎えくださいねv来年もどうぞよろしく…といえるように書かないとねっ☆

 そしていつもたくさんの「よかったよ♪」をありがとうございますv 
 あ、あとですねー、どうもお借りしているメールフォームやメールアドレスの不具合とかサバ落ちとかで、いただいた筈のお言葉が届いていないことが時々あるようなのです。もしも返信がなかった場合はその可能性がとても強いので、面倒だとは思うのですが、もう一度送っていただけると…にゃおは嬉しいですm(_ _)m
 そして、そのことを教えてくださった水樹綾乃さんに大感謝v
 リンク貼りました報告もありがとうございますv もう少し時間が空いたら、ゆっくりお邪魔して小説を読ませていただきますね♪(ごめんなさい、現在本当にイッパイイッパイなのです(T〇T)
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お言葉頂きましたv
2006年12月30日 (土)
 おはようございます、にゃおです☆
 サイトにまとめ読みを35話までUPしました☆

 ええと、お店の事務所でのえっちしーんまでですね。本当は全部まとめて最後まで…と思ってたのですが、途中で力尽きましたっごめんなさいっ(≧∇≦)
 いつものことですけれど、あっちこっち加筆や修正をしているので暇で暇で仕方がないって人は、連載当時とどこがどう違うかとか探してみるのもいいかもしれませんねvってそんな人は居ないと思いますけれど。
 えっと、楽しんでいただけると嬉しいです(^-^)
 サイト版プッシーキャットテイル
 花を召しませ 一話 26話 35話

 そしてまたもやお言葉いただきましたv
『連載お疲れ様です。後半のほうはとても気に入ってよんでいました。』
 お言葉ありがとうございます、寿さん! 気に入っていただけたようで、とても嬉しいです☆ 新連載は…まだ全然…(><。)い、いや、でも、がんばります!よいお年をお迎えくださいなv

『小説だけでなく勿論にゃおさんも大好きですよvv LikeじゃなくLoveなのですーvv』
 はじめましてですっ!お話気に入っていただけたみたいで、とてもうれしいですvこれからもそう言っていただけるようなものが書きつづけられたらいいなあ、と思うのです。
 そして、きゃーきゃーっ、Loveですかっ?うわーそんなこと言われたのは初めてなので、ドキドキですね!ありがとうございます(^∇^)v

 そして全く書いてないのに「よかったよ♪」押してくださってありがとうございますっ!全然書いてないのに…ううう…(><。)が、がんばります!
 ただその、やっぱり苦戦は苦戦で、ラストが全然決まらなくて、なので全然書き出せなくて…。なので、次の連載はどうやら大好評らしいオフィスラブものとは違うのになっちゃうかもしれないんですが、ええと、それはそれとして許していただけたら、と思います。
 ごめんなさい!m(_ _)m できるだけ早く連載が始められるように頑張りますので!

 あと、ついでに。
 ラブコスメで[AD-IMG]2007・福袋の予約受け付けが始まりました!絶対お得なその中身は半分ナイショ♪ですって。顔、体、恋、色気、完璧の五つからあなたに一番ぴったりなものを選んでくださいね☆
 ちなみに、にゃおはもう『恋セット』を注文してきました♪(≧v≦)だってだって、ラブシロップの限定品が欲しかったんですもの~~っ!
 個数限定の売り切れゴメンということで、お早めにv
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