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2006年12月16日 (土)
「もう濡れ濡れだね。透けて見えそうだよ」
ひざをねじ込むようにしてわたしの脚を開かせると、彼は低い笑みの混じった声で囁きながら、ショーツの上から振動を触れさせた。それは先ほどまでよりは弱かったけれど、それでもごく薄い布はないも同然で、直接当てられているかのような激しさに身体の奥が熱くなってしまう。
「あっ……や、あ……っ!」
振動に反応したところで一瞬だけ離し、そしてまた押し付ける。タイミングを少しずつずらしながら、彼は巧みにわたしを弄ぶ。強弱をつけてゆっくりと、けれど一歩ずつ確実にわたしを追い込んで行く。
「じゃあ、これも取っちゃうね」
「やっ……あ、ああっ! あああっ!」
最後の一枚をするりと脱がせると、彼は直接それを押し当てた。普段は深い場所で眠っている本能を強烈に揺すぶるような、原始的な快感に悲鳴を上げる。これ以上は耐えられないと訴える身体が理性を吹き飛ばそうとする。はしたなく腰を振って、自ら求めてしまう。
「ん、こっちの口もヒクヒクしてきたね。もうイきそう? イきたい?」
わたしの様子を察した彼がコントローラーのメモリを一気に『強』に傾けた。強すぎるその刺激に、硬直するように全身に力が入る。痛みと紙一重の狂いそうな快感に、理性が一気に蒸発する。
「あああ……っ! やっ、し、ず、あ……も、も……うっ!」
声にならない。言葉にならない。身体がその瞬間を求めているのがわかる。
「さあ、イこう。イっちゃおう」
優しい声が卑猥に囁く。ぴちゃぴちゃと生々しい音を立てて彼の舌が耳を這う。それは聴覚までも犯されるようで全ての感覚を奪われるようで、けれど今のわたしにとってはそれさえも快感でしかなかった。
「ん、イ、イっ、っちゃ……ああぁっ! あ! っく、……あぁっ!」
電流を流された身体がビクビク跳ねる。全てから切り離されるような快感に息もできない。彼の言葉に何かを答えたような気もするけれど、よくわからない。
「最高だよ、美雪さん」
彼がそう言って含み笑いをしたことだけを覚えている。
いつもならば絶頂に押し上げられたあとは、空白になった世界が徐々に色づいて、そしてやがて元に戻る。けれどそのときは一気に意識が戻った。それは押し当てられたつるりとした丸い感触と熱っぽい声が原因だった。
「美雪さん、挿れるよ」
言葉とほぼ同時に彼はわたしに覆い被さり、一息で貫いた。
-つづく-
ひざをねじ込むようにしてわたしの脚を開かせると、彼は低い笑みの混じった声で囁きながら、ショーツの上から振動を触れさせた。それは先ほどまでよりは弱かったけれど、それでもごく薄い布はないも同然で、直接当てられているかのような激しさに身体の奥が熱くなってしまう。
「あっ……や、あ……っ!」
振動に反応したところで一瞬だけ離し、そしてまた押し付ける。タイミングを少しずつずらしながら、彼は巧みにわたしを弄ぶ。強弱をつけてゆっくりと、けれど一歩ずつ確実にわたしを追い込んで行く。
「じゃあ、これも取っちゃうね」
「やっ……あ、ああっ! あああっ!」
最後の一枚をするりと脱がせると、彼は直接それを押し当てた。普段は深い場所で眠っている本能を強烈に揺すぶるような、原始的な快感に悲鳴を上げる。これ以上は耐えられないと訴える身体が理性を吹き飛ばそうとする。はしたなく腰を振って、自ら求めてしまう。
「ん、こっちの口もヒクヒクしてきたね。もうイきそう? イきたい?」
わたしの様子を察した彼がコントローラーのメモリを一気に『強』に傾けた。強すぎるその刺激に、硬直するように全身に力が入る。痛みと紙一重の狂いそうな快感に、理性が一気に蒸発する。
「あああ……っ! やっ、し、ず、あ……も、も……うっ!」
声にならない。言葉にならない。身体がその瞬間を求めているのがわかる。
「さあ、イこう。イっちゃおう」
優しい声が卑猥に囁く。ぴちゃぴちゃと生々しい音を立てて彼の舌が耳を這う。それは聴覚までも犯されるようで全ての感覚を奪われるようで、けれど今のわたしにとってはそれさえも快感でしかなかった。
「ん、イ、イっ、っちゃ……ああぁっ! あ! っく、……あぁっ!」
電流を流された身体がビクビク跳ねる。全てから切り離されるような快感に息もできない。彼の言葉に何かを答えたような気もするけれど、よくわからない。
「最高だよ、美雪さん」
彼がそう言って含み笑いをしたことだけを覚えている。
いつもならば絶頂に押し上げられたあとは、空白になった世界が徐々に色づいて、そしてやがて元に戻る。けれどそのときは一気に意識が戻った。それは押し当てられたつるりとした丸い感触と熱っぽい声が原因だった。
「美雪さん、挿れるよ」
言葉とほぼ同時に彼はわたしに覆い被さり、一息で貫いた。
-つづく-
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