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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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花を召しませ-87
2006年12月15日 (金)
 されていることが嫌なのか、それとも、ちゃんとしてくれないことが嫌なのか。
 もどかしいほど弱い刺激に、身体の奥からとろりと滲み出てきてしまう。どんなに口で否定しても身体は感じているという、その事実が怖かった。
「これじゃ物足りない? もっと?」
 彼はもうそんなわたしに気付いているのだろう。だから笑うのだろう。縛ってでもしようとするのだろう。彼にだけはそんないやらしい女だと思われたくないのに。
「美雪さん、ローター好きだもんね。こうされると感じるんだよね?」
「ちが……やっ、あ……も、やめ……っ!」
 同意を求めるように問われて否定することはできないまま、それでも必死で許しを乞うた。けれど彼はそんなわたしにおかしそうに笑う。
「美雪さんって素直だね、キライって言わないんだ。嘘はつかないの?」
 笑顔のまま、彼は無慈悲にコードで繋がった小さなコントローラーを操作した。
「ああっ! ああっ、やっ! ああああっ!」
 押し当てられていた敏感な箇所に、布越しとは言え驚くほど強い刺激を与えられて、目を見開いてのけぞる。脳の中に直接電流を流されたように視界が歪む。
「やっだめっ! もうダメッ!! あああっ!!」
 強く押し当てられるたびにビクビクと震える。寸前まで強制的にわたしを高めて、そして彼はなぜか急に拷問にも似たその振動を肌から離した。
「あ……は、あっ……?」
「ん、どうしたの? イきたかった?」
 卑猥な質問を投げかけながら彼はクスクス笑った。長く伸ばした舌を胸へ擦り付けて唇ではさむようにして吸い上げる。
「大丈夫、ちゃんとイかせてあげる。意地悪する気はないんだ。ちょっと待ってね」
 もはや抵抗する気力もないままに荒い息でシーツに沈み込むわたしを見おろすと、彼は楽しそうに笑いながら手首に巻きついたネクタイを解いた。
 解放してくれるのかとの淡い期待が叶えられることはなく、ブラウスとブラを抜き取ると彼は手首を縛り直した。腰に腕を回してホックを外し、お尻を抱きかかえるようにしてスカートと、そしてストッキングを下ろす。呆気ないほど簡単に、最後の一枚だけを身に付けた恥ずかしい姿にされてしまう。

  -つづく-
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