--年--月--日 (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
2006年12月18日 (月)
「シズ、く……っ! ああっ!」
「う……すげ……」
低いうめき声を吐き出すと、彼は力強い律動を始めた。じゅぷじゅぷとひどく卑猥な水音が聞こえるけれど、それを恥ずかしいと思う余裕はわたしにはなかった。
「あっ……、く、ぅっ……あ、はあっ、あっあっ」
始めたばかりだと言うのに、まるで終盤のときのような早急な腰使いに攻め立てられる。彼らしくないやり方に戸惑いながらも、タイミングを合わせることを覚えてしまった身体は彼の息遣いを追う。もっと欲しいと言わんばかりに腰を上げて彼を受け入れ、さらに奥へと誘い込む。
「はっ……、あっ……っあ、は、ああんっ!」
「美雪さん、中ぐちゃぐちゃでキツキツだよ。すげー締め付けてくる」
淫らにかすれた声と同時にずるりと引き抜かれて身悶えした。掻き回される感覚にのけぞり、強く突き上げられて悲鳴を上げる。
「あー、気持ちいい。美雪さんは? 気持ちいい?」
うわごとに近いような彼の問いかけに何度も頷いた。
「気持ちいい……いいよおっ」
いつからだろう、この行為に快感を覚えるようになったのは。最初のときもその次も、そしてその次のときもそうではなかったのに。彼を受け入れているのだという精神的な満足感はあったけれど、それは快感ではなかった。それがいつのまにかこうなって、そして自ら求めるようになってしまった。
「あっ……、あっあっ! やっ、ああっ!」
近付いてくる一瞬に涙が出そうになる。彼の指に攻められているときとは違う、圧倒的な物質の感覚がもっと深くわたしを狂わせる。体内から何かを削ぎ落とされて行くような激しさに怯えても、身体は勝手にその先へ進もうとする。
「だめ、シズくん! もう……だめっ!」
「もう、イきそう?」
はあはあと荒い息を吐きながらも彼はわたしを気遣う。その余裕が少し憎らしい。
「あ、もう……! もうっ!!」
「ん、いいよ。イっていいよ」
子どもに言い聞かせるように優しくそう言うと、彼は身体を少し起こした。そして次の瞬間。
「きゃあっ! あっあっ、ああっ、あーっ!!」
忘れかけていた強い振動が、彼を受け入れているすぐそばに押し当てられた。
-つづく-
「う……すげ……」
低いうめき声を吐き出すと、彼は力強い律動を始めた。じゅぷじゅぷとひどく卑猥な水音が聞こえるけれど、それを恥ずかしいと思う余裕はわたしにはなかった。
「あっ……、く、ぅっ……あ、はあっ、あっあっ」
始めたばかりだと言うのに、まるで終盤のときのような早急な腰使いに攻め立てられる。彼らしくないやり方に戸惑いながらも、タイミングを合わせることを覚えてしまった身体は彼の息遣いを追う。もっと欲しいと言わんばかりに腰を上げて彼を受け入れ、さらに奥へと誘い込む。
「はっ……、あっ……っあ、は、ああんっ!」
「美雪さん、中ぐちゃぐちゃでキツキツだよ。すげー締め付けてくる」
淫らにかすれた声と同時にずるりと引き抜かれて身悶えした。掻き回される感覚にのけぞり、強く突き上げられて悲鳴を上げる。
「あー、気持ちいい。美雪さんは? 気持ちいい?」
うわごとに近いような彼の問いかけに何度も頷いた。
「気持ちいい……いいよおっ」
いつからだろう、この行為に快感を覚えるようになったのは。最初のときもその次も、そしてその次のときもそうではなかったのに。彼を受け入れているのだという精神的な満足感はあったけれど、それは快感ではなかった。それがいつのまにかこうなって、そして自ら求めるようになってしまった。
「あっ……、あっあっ! やっ、ああっ!」
近付いてくる一瞬に涙が出そうになる。彼の指に攻められているときとは違う、圧倒的な物質の感覚がもっと深くわたしを狂わせる。体内から何かを削ぎ落とされて行くような激しさに怯えても、身体は勝手にその先へ進もうとする。
「だめ、シズくん! もう……だめっ!」
「もう、イきそう?」
はあはあと荒い息を吐きながらも彼はわたしを気遣う。その余裕が少し憎らしい。
「あ、もう……! もうっ!!」
「ん、いいよ。イっていいよ」
子どもに言い聞かせるように優しくそう言うと、彼は身体を少し起こした。そして次の瞬間。
「きゃあっ! あっあっ、ああっ、あーっ!!」
忘れかけていた強い振動が、彼を受け入れているすぐそばに押し当てられた。
-つづく-
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++