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2010年09月03日 (金)
「オラっ! おまえは、これが、好きなんだろうがっ!」
「きっ、あ、あぁっ! ひぃあっ! あっ、あっ、ああぁ……!」
深く差し込んだ指を軽く曲げて、ぐるんぐるん半回転を繰り返しながら壁を指先で強く押し上げられた。強く突き上げられるたび、リングがぐぅっと壁に食い込むカンジがとってもよくて、あそこ全体が波のように揺れて痺れる。
「あっ、あ、うぅ……っ!」
指で掻き回しながらクリちゃんをちゅっと吸われて、あまりの気持ちよさに気が遠くなりかける。後ろ手に縛られ脚を広げさせられた恥ずかしい体勢で、あたしはただ快感に身悶えるだけだった。
「せんせ、もう、ダメぇ……っ」
指を突きこまれるたびにごつごつ当たるシルバーリングがすごくよくて、おかしくなりそう。ぐぅっと強くねじ込まれると、頭の中に白い花火が散る。
「あっ、せん、せ……はっ、も、もう……」
押さえつけられた不自由な体勢で肩を揺らしながら訴えると、先生が顔を上げた。目が合うと、先生は底光りする冷たいまなざしのまま、唇の端をゆがめてにぃっと笑った。
「気持ちいいか? ええ、春奈?」
冷たい口調で訊きながらぐちゅぐちゅと掻き回してくれる。ぐいと勢いよく奥まで突き上げられると身体がびくびく跳ねる。そんなあたしを底光りする目で見ながら、先生はくにゅっと優しくクリちゃんをひねってくれた。
「あっ、きもちい……せんせのゆび、きもちいいよぉ……」
「そんなに気持ちいいか? もうイきたいか?」
ぬるぬると指を擦り付けながら顔を覗きこまれる。にぃっと笑みのカタチに吊り上った唇の端を見つめながら、あたしは何度も頷いた。
「あん、イきたい……もうイきたいの……」
気持ちよくなりたい。気持ちよくして欲しい。そんなことしか浮かばない。先生の言うとおりなのかもしれない。藤元先生とえっちするとき、佐上先生じゃないからって抵抗なんてない。藤元先生は優しいし、えっちだって気持ちいい。
だったらもしかしたら、藤元先生とじゃなくても、優しくしてくれたらしちゃうの? 気持ちよかったらそれでいいの? 他の人でも? 知らない人とでも?
――そんなことないって、そう言い切れたらいいのに。
「せんせ、イかせてぇ……」
でももう気持ちよくて、他のことなんて考えたくない。
-つづく-
「きっ、あ、あぁっ! ひぃあっ! あっ、あっ、ああぁ……!」
深く差し込んだ指を軽く曲げて、ぐるんぐるん半回転を繰り返しながら壁を指先で強く押し上げられた。強く突き上げられるたび、リングがぐぅっと壁に食い込むカンジがとってもよくて、あそこ全体が波のように揺れて痺れる。
「あっ、あ、うぅ……っ!」
指で掻き回しながらクリちゃんをちゅっと吸われて、あまりの気持ちよさに気が遠くなりかける。後ろ手に縛られ脚を広げさせられた恥ずかしい体勢で、あたしはただ快感に身悶えるだけだった。
「せんせ、もう、ダメぇ……っ」
指を突きこまれるたびにごつごつ当たるシルバーリングがすごくよくて、おかしくなりそう。ぐぅっと強くねじ込まれると、頭の中に白い花火が散る。
「あっ、せん、せ……はっ、も、もう……」
押さえつけられた不自由な体勢で肩を揺らしながら訴えると、先生が顔を上げた。目が合うと、先生は底光りする冷たいまなざしのまま、唇の端をゆがめてにぃっと笑った。
「気持ちいいか? ええ、春奈?」
冷たい口調で訊きながらぐちゅぐちゅと掻き回してくれる。ぐいと勢いよく奥まで突き上げられると身体がびくびく跳ねる。そんなあたしを底光りする目で見ながら、先生はくにゅっと優しくクリちゃんをひねってくれた。
「あっ、きもちい……せんせのゆび、きもちいいよぉ……」
「そんなに気持ちいいか? もうイきたいか?」
ぬるぬると指を擦り付けながら顔を覗きこまれる。にぃっと笑みのカタチに吊り上った唇の端を見つめながら、あたしは何度も頷いた。
「あん、イきたい……もうイきたいの……」
気持ちよくなりたい。気持ちよくして欲しい。そんなことしか浮かばない。先生の言うとおりなのかもしれない。藤元先生とえっちするとき、佐上先生じゃないからって抵抗なんてない。藤元先生は優しいし、えっちだって気持ちいい。
だったらもしかしたら、藤元先生とじゃなくても、優しくしてくれたらしちゃうの? 気持ちよかったらそれでいいの? 他の人でも? 知らない人とでも?
――そんなことないって、そう言い切れたらいいのに。
「せんせ、イかせてぇ……」
でももう気持ちよくて、他のことなんて考えたくない。
-つづく-
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