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2010年08月31日 (火)
「おまえは、仁じゃなくっても、俺じゃなくってもいいんだろうが!」
「ちがう、よぉ……っ」
否定はしたけど、自分の言葉にウソが混じってることもわかっていた。
あのとき、ついていったらえっちされちゃうかなって思った。あの人たちに二人がかりですごいことされたら、佐上先生と藤元先生の二人にされたみたいな気分になれるかな、とも思った。もう二度と佐上先生はあたしを見てくれないし、えっちしてくれないし、だったら、ちょっとだけ。気分だけ。それもいいかなって、ちょっとだけそんなことも考えた。
だけど、ホントのことを言って軽蔑されたくなかった。ウソを知られても自分の本性を知られても平気なくらい、先生のことをどうでもいい存在だと思ってなかった。
あたしのことを気にかけてくれる人。心配してくれる人。そして合格を心から喜んでくれる人。もちろん先生には先生の考えがあって、それはあたしみたいな世間知らずの高校生がぼんやりと望んでいるような甘い話じゃないだろうとはわかってるけど、先生が何を考えてたとしても、あたしに優しくしてくれることは事実だから。
――でも先生は、あたしのウソなんて、初めから全部見抜いてたのかもしれない。
「そんなすぐ、簡単に、他の男に、なんでっ!」
「きぃっ、あぁぁっ!」
ぐぐっと押し込まれるたび感じる痛みは、一突きごとに痛みじゃないものが混じっていく。もうすぐこれは快感になっちゃうってわかる。これだけ痛いのが気持ちよくなったらどうなっちゃうんだろう。狂っちゃいそうなくらいなんじゃって思った瞬間、もっとして欲しい、もっと痛くして欲しいって、そんなことばっかり考えてしまう。
「誰でもいいんなら、なんで俺を呼ばねぇんだよ!」
「ち、がっ、せんせ、ちがう、よぉ……っ!」
誰でもいいなんて思ってない。誰でもいいから先生とでもって、そんなつもりで先生としてるワケじゃない。
「ホントに、ちがうのっ! あっ、あ、ああぁぁ……っ!」
「違う? なにが違うっ!」
太い指にくちゅくちゅ掻き回されて、ぐいっとリングを押し付けられて、奥までひくひくする。気持ちいい。すごく気持ちいい。だから、もっと。もっと、すごいことして。床に捨てられた魚のように身体をくねらせながら、膝を開いて先生の指を誘い込む。そんなあたしの反応に、先生がぎっと眉を吊り上げた。
-つづく-
「ちがう、よぉ……っ」
否定はしたけど、自分の言葉にウソが混じってることもわかっていた。
あのとき、ついていったらえっちされちゃうかなって思った。あの人たちに二人がかりですごいことされたら、佐上先生と藤元先生の二人にされたみたいな気分になれるかな、とも思った。もう二度と佐上先生はあたしを見てくれないし、えっちしてくれないし、だったら、ちょっとだけ。気分だけ。それもいいかなって、ちょっとだけそんなことも考えた。
だけど、ホントのことを言って軽蔑されたくなかった。ウソを知られても自分の本性を知られても平気なくらい、先生のことをどうでもいい存在だと思ってなかった。
あたしのことを気にかけてくれる人。心配してくれる人。そして合格を心から喜んでくれる人。もちろん先生には先生の考えがあって、それはあたしみたいな世間知らずの高校生がぼんやりと望んでいるような甘い話じゃないだろうとはわかってるけど、先生が何を考えてたとしても、あたしに優しくしてくれることは事実だから。
――でも先生は、あたしのウソなんて、初めから全部見抜いてたのかもしれない。
「そんなすぐ、簡単に、他の男に、なんでっ!」
「きぃっ、あぁぁっ!」
ぐぐっと押し込まれるたび感じる痛みは、一突きごとに痛みじゃないものが混じっていく。もうすぐこれは快感になっちゃうってわかる。これだけ痛いのが気持ちよくなったらどうなっちゃうんだろう。狂っちゃいそうなくらいなんじゃって思った瞬間、もっとして欲しい、もっと痛くして欲しいって、そんなことばっかり考えてしまう。
「誰でもいいんなら、なんで俺を呼ばねぇんだよ!」
「ち、がっ、せんせ、ちがう、よぉ……っ!」
誰でもいいなんて思ってない。誰でもいいから先生とでもって、そんなつもりで先生としてるワケじゃない。
「ホントに、ちがうのっ! あっ、あ、ああぁぁ……っ!」
「違う? なにが違うっ!」
太い指にくちゅくちゅ掻き回されて、ぐいっとリングを押し付けられて、奥までひくひくする。気持ちいい。すごく気持ちいい。だから、もっと。もっと、すごいことして。床に捨てられた魚のように身体をくねらせながら、膝を開いて先生の指を誘い込む。そんなあたしの反応に、先生がぎっと眉を吊り上げた。
-つづく-
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