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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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マスカレイド2-69
2010年04月23日 (金)
「ま、なんでもいーけどね……って、きゃっ! ……ぅ、ぐ?」
 カギを外してドアを開けようとするより早く、目の前のドアがガラリと開いた。びっくりして出てしまった悲鳴は大きな手のひらがさえぎる。いったい何がと混乱した頭を収めるひまもなく後ろから抱きかかえるように室内へ手を引かれる。ばさばさと足元に藤元先生の本が落ちた。
「う、ぁ……?」
「どうした、芝口。こんな昼間から」
 佐上先生……? どうして……?
 低い笑みの混じった聞き慣れた声に身体の力が抜ける。ドアがカラカラと軽い音を立てて閉まって、そのままカシャンとカギが落とされた。
 あっでも、藤元先生が来る、のに……。
 けれど離れた手のひらがくれた時間はほんの一瞬で、声を出すこともできなかった。強い力に首をねじるように振り向かされて、あっと思う暇もなく唇を塞がれる。ぬるりと侵入してきた舌は、いつもの涼しげなミント味。
「んっ、ふ……はっ、ぁ」
 細い指があごから離れて、首をなぞりながら胸まで降りていく。服の上からさわられる。それだけで息が荒くなってしまう。
「や、せんせ……」
「イヤ? なにが?」
 留めようとした手は鷲づかみにされて、驚くまもなく後ろ手に縛られた。耳から首すじにちゅっと音を立ててキスが落とされる。熱い舌がぬるりと当たる感触に胸の奥がきゅうっと熱くなる。どうしよう。佐上先生にさわられると、勝手に感じちゃう。
「あ、せんせ、ぇっ……」
 息が苦しくて、頭がぼんやりしてくる。身体の奥がじぃんと痺れたみたいになる。じかにさわって欲しくなる。もっと強く、痛いくらいもっと強く、ひどいことして欲しくなる……。
「あ、んんっ」
 あたしの願いが聞こえたみたいに先生の指がブラウスのボタンを外した。隙間から入り込んだ手がさわさわとお腹を撫でながら這い上がってくる。ブラのホックを外して内側にもぐりこんで、指先を擦り付けるように乳首をつまんでくる。きゅうんとした甘い痛みに思わず目を瞑って――あ、でもダメ! 藤元先生がっ!

 -つづく-
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