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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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この指を伸ばす先-112
2010年01月16日 (土)
 ――せめて、あと三十分あれば。
 ぬるぬると指に絡み付いてくる肉の感触に先ほどまでの快感を思い出してしまう。記憶に触発された下腹部が熱を帯びる。近頃ついぞなかった自身の反応に高瀬はわずかに苦笑した。
 ――今までこんな女はいなかったからな、仕方ないか。
 過去、関係を持った女性が聞けば激怒しそうなことを考えながら高瀬は身を起こし、背後から大きくふとももを割り裂いた。嬌声をBGMに、蜜にまみれたサーモンピンクが指に犯される様を眺める。生き物のように蠢きながら指を飲み込みヨダレを垂らして絡みつく、この世でもっとも卑猥な光景が高瀬の冷静な思考が吹き飛ばした。
 ――ま、急いで済ませればいいか。
 そう努力しなくともこの女が相手では早めに終わってしまうだろうと苦々しく思いながら、高瀬はゆっくりと指を引き抜いた。あっという間に回復した自身を握りしめ硬度を確認する。腰を浮かせて角度を調節し覆いかぶさるようにぐいと差し込んだ。
「えっ、あっ、んくぅっ!」
 指の感覚の喪失と挿入の衝撃に驚きびくんと跳ねた身体を強く引き寄せると、奥まで一気に侵入し、息つく暇もなく高瀬は快感に震える肌にリズムを叩き込んだ。指先でクリトリスをつまみ捏ね回しながら、内側からもGスポットを鋭く突き上げる。
「いっ、あぁっ! あ、はっ、あぁんっ」
 急に激しさを増した愛撫に、快楽の嵐にもみくちゃにされる小舟のような理香は、身も世もなくよがるだけだった。ぬめる指でくにゅくにゅとクリトリスをねじられ、自分がバラバラになるかのように感じながら波に身を任せる。
「あ、は……っ! い、くっ!」
 あっけないほど簡単に快感の頂点を得た理香が全身を震わせて叫ぶ。目尻から涙をこぼし苦しげに首を振りながらも絡みついた媚肉は高瀬を舐めねぶり、もっと刺激が欲しいと食い締める。それに応え、高瀬は抱えあげた尻に指を食い込ませんばかりにして打ち込んだ。
「き、ぁああっ! あっ、は、あぁっ!」
「う、く……、ぅっ」
 悲鳴を上げシーツをかきむしって悶える理香の壁がぐにゅりとねじれ、蜜をなすりつけるように高瀬をしごく。くびれの部分に絡むようにこすり上げられ、高瀬は目を閉じ息を詰めた。身体全体を叩きつけ奥まで貫くかのように大きく突き上げるが、男を試すようにその努力をあざ笑うかのように、高瀬をくるんだ柔肉はひだの一枚一枚を擦り付けヒクヒクと震える。

 -つづく-
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