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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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マスカレイド-13
2007年08月30日 (木)
「や、せんせ……」
 ホントのえっちはまだ未経験だけど、どんなことをするのかくらい知ってるし、友だちから借りた本を見ながらその真似みたいにひとりえっちをしたこともある。だからあそこが気持ちいいのはわかっていたけど、でもあたしは胸は全然感じなくて、だからどこがいいんだろうって思っていた。
 指先で軽くひねられると、背筋に電流が走る。優しく舐められると胸全体が張り詰めてくる。今まで知らなかった甘い感覚に意識が蕩けていく。自分でさわるのと人にさわられるのとでこんなに違うなんて、知らなかった。
「さっきも言っただろう? 気持ちいいなら、素直にそう言う」
「はい。気持ちいい……です」
 こんなことをしているのに、授業中みたいな口調で先生があたしをじっと見上げてくる。はぁはぁと口で息をしながら頷くと先生はくすりと笑った。
「素直になったな。いいコだ、芝口」
 嬉しそうにそう言ってくれるのを見ると、あたしも嬉しくなる。
「いいコにはご褒美をあげないとな」
 優しく細まった先生の目が近付いてくる。軽く重ねられた唇の隙間から舌がぬるりと入り込んでくる。くちゅくちゅと、奇妙なくらい生々しい音を立てて先生の舌があたしの口の中を這い回った。
「ん、んん……っ」
 後ろ手に縛られたままの初めての深いキスにうめくあたしを押さえつけて、先生はさらに覆い被さってきた。キスを続けたままの先生の手がスカートの上からあたしの脚を撫でた。そのままひざの辺りからゆっくりスカートの中に滑り込んで、そろそろと上がってくる。いったん一番上まで行ってショーツ全体をなでてから、ひざまで戻って、そしてまたふとももまで上がっていく。ショーツの上からスリスリと優しく撫でられてビクンと震えてしまう。
「ここも気持ちいいか?」
 素直に言えば先生が喜んでくれる。褒めてくれる。もしかしたら、もっとご褒美をくれるかも……。
「はい。気持ちいいです」
 先生の手がさわった場所が熱くなる。指先で辿られるたび、びりびりと身体の奥が痺れてくるのがわかる。もっともっと。早く、もっと。そう言っているのがわかる。
「そうか。もっと気持ちよくしてやるからな」
 まるであたしの心の声が聞こえたように頷くと、先生は肩越しに背後を振り返った。
「武志、用意は?」
「今できた」
 藤元先生の声がぶっきらぼうに返ってきた。

 -つづく-
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