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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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マスカレイド-12
2007年08月28日 (火)
 先生はそんなあたしの様子を観察するようにじっと見て、それからゆっくり頷いた。
「わかればよろしい」
 言いながら、ようやく先生は手を放してくれた。指先で押さえつけられていた乳首がみるみる赤く腫れ上がっていく。
「覚えておくように。素直が一番だよ」
 そう言うと、先生はふいと顔を寄せてきた。
 先生はもう怒ってない。キスしてくれる。そう思うと嬉しくてそのまま目を閉じた。
 でも、先生の唇が触れたのは目元だった。まぶたの上下をなぞるように、すうっと唇が当たる。まつげごと含むように涙をちゅっと強く吸い上げる。先生の熱い舌の感触にものすごくドキドキする。
「芝口は化粧してないからキスしやすくていいな」
「え……、だって……」
 あたしがお化粧をしていないのは、朝寝坊のくせが治らなくてそんな時間がないのと、子どもの頃から汗っかきで、ファンデーションを塗ってもすぐにドロドロになっちゃうからで、どちらかというと褒められることでもないんだけど。それでも何回か努力したことはあったけど、でも今っぽいエロカッコいいメイクは、たぬきに似ていると言われるあたしには全然似合わなかった。
 もっとおとなっぽい顔に産まれたかったな。そしたらきっと、流行りの巻き髪も似合ったのに。そう思うと哀しい。
 けれど先生は、真面目な顔のままあたしの言葉に頷いた。
「おまえたちは肌がきれいなんだから、化粧なんてする必要はないだろう?」
 言いながら先生は顔を伏せるようにしてあたしの胸に頬を寄せた。じんじんと痛みを訴える乳首に舌を伸ばして、ちろちろと下から舐め上げる。
「あっ? あ、や……あっ」
 さっきまで苦痛を受けていたそこは、驚くほど敏感になっていた。
 ざらりと舐められるだけで全身が震える。先生がちゅっと吸い付くように口に含んで、突付くように舌でこねられると、耐え切れない声が出てしまう。歯を当てて軽く噛まれるとひくんと震える。優しく舌先を擦り付けるように舐められて――。
「んっ、ん、ん……あ、はっ」
 あたし、どうしよう。こんな、こんなの……。
「どうした、芝口。いやらしい声出して」
 あたしの胸と先生の舌が細く伸びる唾液で繋がっていた。赤くぷくりと腫れた乳首周辺がぬらぬらと光ってるのが見える。目をそらしたくなるほどいやらしい光景に、逆にまばたきもできない。
「そんな声を出すほど気持ちいいか?」

 -つづく-
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