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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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ラブリュイール・クール -3
2007年08月26日 (日)
「あ、も、も……あんっ!」
 連続する快感に恐怖したのか、ガクガクと震える身体が勝手に逃げようとしたけれど、腰骨の辺りを大きな手のひらに押さえつけられていて、逃げるに逃げられない。
「はっ、も、ゆるし……あっ、イくっ! イくイくイくっ! ん……ぐぅ」
 あまりの快感に叫び続けるわたしの声を封じるように、硬く隆起した彼のものが口の中に押し込まれた。そのままのどの奥まで突き込まれる。わたしのナカにいるときのように彼の腰が激しく動いた。吐き気を催すほどの息苦しさに涙が出そうだけれど、それをはるかにしのぐ快感に全身は震えていた。
「ん、んんっ……ぐ、う……っ!」
 下半身に与えられる極上の快感と口内を犯される苦痛が、交互に脳を浸蝕する。自分がどんな姿をしているのかとか、それを彼が見てどう思うかとか、普段気にしていることがどうでもいいと思えてくる。
 気持ちいい。狂うくらいに気持ちいい。狂っちゃいそう。
 だったら、もう、いっそ。
「ん、んんんっ! んっ! ふ、んんーーっ!」
 彼のものを口に含んだまま、わたしは思いっきり背をそらし全身を震わせて絶叫した。

 そのあと、彼に命令されるまま騎乗位で腰を振ったり、自分で脚を開いて『挿れてください』とお願いさせられたり、バックで攻められながらローターをクリトリスに当てられてイったりと、普段よりもたくさんのことをした。
 激しすぎるセックスがいつ終わったのか、いつ眠ったのか、あまり覚えていない。


 翌朝、『昨日の香奈はすごかったよ。またアレ、使おうな』と意味深に笑うスーツ姿の彼を見送ってからお風呂へ入った。ざっとシャワーで流して、丁寧に泡立てたソープで全身を洗う。腰に残った重い感覚に、思わず昨晩の曖昧な記憶を辿った。
 全部は覚えてないけど、でも……すごかったぁ。
 内心で小さく呟きながら泡パックをしようと手を伸ばすと、昨日さんざん彼に弄ばれたそこはまだ熱く潤んでいた。そっと辿ると、ぬるりと内側からこぼれてくる。ヒクヒクしてるのがわかる。欲しがっていることも、当然わかる。
 多分、昨日いっぱい塗られたラブリュイールの効き目がまだ残っているんだ。だって、わたしそこまでえっちじゃないもん。
 そう思いながらも、シャンプーと一緒にプラスティックのかごに入っていたグランドロップに手が伸びて……。

 ――ここから先は、乙女の秘密。


 -おわり-
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