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R18 らぶえっち小説Blog
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花を召しませ・番外編3~ライクネスラブ~21
2007年06月26日 (火)
「あ、すげーキツ……」
 自分の声が情けなくうわずるのがわかる。ギシリと音がしそうなほどタイトに締めてくる感触に、内側からの圧力がどんどん高まってくる。
「や、シズくん……。あ、はっ、あ、ああ……っ」
 彼女の感じるポイントを意識しながら押し上げるように腰を繰り出すたび、甘い声を上げながら身をくねらせる。カフェに置かれているそれよりは少し大きめの、やわらかな楕円の濃いブランデー色のテーブルの上、首までスウェットをめくり上げ男に圧し掛かれ犯された淫らな姿の彼女も、このいつもと違う状況に興奮しているようだった。とは言え、こっちは平静を装うどころか、脳が煮えるほど煽られている。まともに思考を紡ぐことができないほどだ。
「はあっ、あ、あ、あああっ、あ、ぁ……っ!」
 ガクガクと痙攣のように震えてから、彼女は背をそらしてぶるりと身を震わせた。どうやら軽くイったらしい。直後の一瞬の弛緩を利用して、彼女と繋がったままゆっくりと抱き起こす。
「何、美雪さん。もうイったの?」
 全体重が下半身に掛からないよう、腕を突っ張りながらゆっくりと椅子に座った。快楽に溶けた虚ろな瞳で熱い息を吐きながら彼女が俺を見る。普段と違って、彼女を見上げるようになるのが少し新鮮だった。両腕で脚を抱え込んで左右に揺すりながら、クッションを利用して前後に腰を揺らす。
「ダメでしょ、勝手にイっちゃ」
 目の前で誘う、赤く腫れ上がった乳首を唇に挟むように含んで吸い上げた。
「んっ、んん……っ!」
 強く舌を当てると痛いらしく、逃げようとわずかに身をくねらせる。けれどその反応とはうらはらに、内側は嬉しそうにきゅっと締め付けてくる。
 本当に、俺たちは相性がいい。もっともっといじめたくなる。
「美雪さん。下、見て」
「し、た……?」
 言葉の意味がわからないのだろう、呂律の回らない声でそう問い返してくる。
「美雪さんと俺が繋がってるところ」
 わざと低く笑いながら視線をそこへ向ける。彼女は釣られたように俺の目の跡を追って、そしてぱっと顔をそむけた。

 -つづく-
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