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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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この指を伸ばす先-33
2007年04月10日 (火)
「意気込みは買いますけれど、この時期と言うのは正直少し困るのですよ」
 真向かいに座ったやや引きつった笑みを浮かべる壮年の黒のスーツに、余裕の笑顔が穏やかに頷いた。
「今すぐどうこうと言うわけでもありません。ただ、現状では来年度はこのように決定されることになっています、と言う報告のようなものです。そちらに不都合があるのでしたら早急に問題点の修正を図られるのがよいかと思われます」
 昼食時とは言え、それほど人影のない社内の重役専用ラウンジの目立たない一角で、激しく時に淡々とビジネス会話は進んでいた。その内容に従ってファイルケースから何組もの資料が出入りする。亮治と並んで座りすべてを見聞きしながら、けれど理香は今が夢か現実かさえわからずにいた。
 ん……、ん、く……ぅっ。
 危うく漏れそうになった喘ぎを飲み込むと、下唇を噛みながら理香は眉をひそめた。疼くような振動に犯され続ける身体がもうそろそろ限界だと訴えている。
 早く……早く、終わって……!
 祈るように内心で叫びながら、理香は必死でテーブルの下でヒクヒクと揺れる腰を抑えていた。深刻な会話の最中にも時折、切羽詰った理香の表情を楽しむかのように意味深な笑みを含んだまなざしを亮治が送ってくるが、それに気付く余裕は勿論ない。ただ、強制的に身体に送られてくる快感に荒くなって行く息を堪えていた。屈辱的な状況にも関わらず、身体は素直に反応してしまう。
 あっ、も、もう、だめっ! イっちゃうっ!
 不自然なほどに背を伸ばしていた理香が、更に仰け反るかのように腰をびくんと震わせた瞬間、なぜかすべての振動が弱まった。ソファの背もたれに倒れ込みそうになった理香を伸ばした左腕で支えながら亮治が覗き込んだ。
「大丈夫か、今西くん」
 大丈夫なわけないでしょうが!
 同席者に気付かれないように上目遣いで睨みつけるも、熱く潤んだ大きな目は理香が快感に解けていることを現していた。

 -つづく-
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コメント
この記事へのコメント
 
こんにちわ。いつも陰ながらチェックしてます 笑 いつも、続きは更新されたなかなぁってクリックさせてもらってます♫

お気に入りの登録を勝手にしたのですが、大丈夫でしたか?もし迷惑なら削除するので言ってください!!
http://ameblo.jp/luv-mie
↑URL がです
2007/04/11(Wed) 16:58 | URL  | mie #XAUl15Aw[ 編集]
 
ようこそです、mieさん。
楽しんでいただけているみたいで、嬉しいですv

そして、仰ってることって、mieさんのブログのことですよね?
どこを見ればよかったのか全然わからなくて、なので見つけられなかったのですが
お気に入りの登録やリンクは無断でも全然問題ないですよー。
プッシーキャットテイルを気に入っていただけてとても嬉しいです。ありがとうございますv
今後ともどうぞよろしくです☆
2007/04/12(Thu) 15:13 | URL  | にゃお #-[ 編集]
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名乗ってもいいけど表には出さないでと言うかたは名前をカッコで閉じてください→例(にゃお)