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2007年02月10日 (土)
「一日中ずっとなんてわがままは言わないから、今だけは、俺のこと見て。俺のことだけ考えて」
あなたが俺のものだって、信じさせて。
「どこが感じるの? 美雪さんが一番気持ちいいところ教えて」
低く囁く声に酔わされてしまう。身体の中に直接アルコールを流し込まれたように、全身が痺れてくる。もう抵抗はできない。できるわけがない。
「ねえ、やらしー声聞かせて。俺だけが知ってる声」
「や……っ! あ、はあっ、あっあっあ……っ」
ゆっくりと入り込んでくるゴツゴツした固い感覚は、今のわたしには快感そのものだった。リズミカルに大きく突き上げられて、それだけで耐えられなくなる。
「ダメ、そんなにしたら……だめっ!」
「いいよ、我慢しないで。もっと……感じて」
熱く吐きかけられる吐息が、彼も快感を得ていることを教えてくれるけれど、目の前がチカチカとまたたくほどの激しさに、彼のことどころか自分がどうなっているのかさえわからなくなってくる。微妙にタイミングをずらして突き上げられて、耐え切れず声を上げる。もっとも感じるポイントを押さえたままゆっくりと掻き回す彼の巧みさに、のけぞって全身を震わせた。意識が痺れるような、これ以上はないほどの――。
「やっ、ダメ! はぁっ、くぅっ! あ……やああっ!」
この先にある感覚をわたしは知っている。今、そこへ向かっている。彼に追い立てられるように、先へ、その先へ。逃れられない白い渦の中へと。
「シズ、くん……っ!」
愛しいその名を呼びながら、白く熱い闇の中へ、彼の腕の中へ――。
-おわり-
あなたが俺のものだって、信じさせて。
「どこが感じるの? 美雪さんが一番気持ちいいところ教えて」
低く囁く声に酔わされてしまう。身体の中に直接アルコールを流し込まれたように、全身が痺れてくる。もう抵抗はできない。できるわけがない。
「ねえ、やらしー声聞かせて。俺だけが知ってる声」
「や……っ! あ、はあっ、あっあっあ……っ」
ゆっくりと入り込んでくるゴツゴツした固い感覚は、今のわたしには快感そのものだった。リズミカルに大きく突き上げられて、それだけで耐えられなくなる。
「ダメ、そんなにしたら……だめっ!」
「いいよ、我慢しないで。もっと……感じて」
熱く吐きかけられる吐息が、彼も快感を得ていることを教えてくれるけれど、目の前がチカチカとまたたくほどの激しさに、彼のことどころか自分がどうなっているのかさえわからなくなってくる。微妙にタイミングをずらして突き上げられて、耐え切れず声を上げる。もっとも感じるポイントを押さえたままゆっくりと掻き回す彼の巧みさに、のけぞって全身を震わせた。意識が痺れるような、これ以上はないほどの――。
「やっ、ダメ! はぁっ、くぅっ! あ……やああっ!」
この先にある感覚をわたしは知っている。今、そこへ向かっている。彼に追い立てられるように、先へ、その先へ。逃れられない白い渦の中へと。
「シズ、くん……っ!」
愛しいその名を呼びながら、白く熱い闇の中へ、彼の腕の中へ――。
-おわり-
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