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2006年01月06日 (金)
「イくか?」
どこかから笑みを含んだ声が聞こえる。何も考えられないまま、あたしは叫んだ。
「はい、千紗はもうイきますっ」
「よし、いいぞ。何回でもイけ。見ててやる」
そう言うと、彼は指を一度引き抜いて、そして二本に増やしてからずぶりと突き込んでくれた。ぐちゅぐちゅと出し入れしながらクリトリスになにかを当てた。虫の羽音と一緒に、弱くて深い振動があたしを揺らして、その瞬間、身体がびくんと震えた。
「いやっ、イくっ!」
背をそらしてのどをそらして、手錠をかけられた腕を震わせて、あたしは跳ねた。痙攣のように震える。意識が白く染まる。それでも彼の手も振動も止まらない。空中に放り出されたような感覚に、何を言ってるのか自分でもわからないまま叫んだ。
「う、ああ、ダメダメ、あああっ! いや、またイく、イっちゃう! イくっ!」
「なんだ。そんなにローターが好きなのか」
くすくすと彼が笑う声が遠くから聞こえる。
「なら、たっぷり味わえ」
その途端、音が変わった。それと同時に電流に撃たれたような痺れが全身に走った。あたしが破裂するかと思うような爆発が頭の中で繰り返される。
「い、あああっ! あ、ああ、あああっ!!」
この前にも経験した、快感の上の嵐がそこにあった。怖いほど気持ちいい暴風が巻き上がっていて、あたしは呆気なくその流れに飲み込まれた。意識がもみくちゃにされてバラバラにちぎれていく。
「あああイくイく! またイく!! ああっ、もうダメっ! ダメっ、イくっ! またイくうっ!! イくイくぅっ! ああ、助けて! もう、もうっ、ああっ、イくううっ!!」
びくびくと汗まみれの全身を震わせて、背をそらせて身体をくねらせて、あたしはのどを嗄らしながら絶叫し続けた。
そのあと、彼はあたしを紐で縛って、レイプするみたいに乱暴に抱いた。許しを請うあたしを押さえつけて、完全に気を失うまで何度も無理やりイかせた。
目が覚めたときは全裸でバスタオルにくるまれていて、同じように裸の彼に抱きしめられていた。あちこちが、特にあそこがヒリヒリして痛かった。ご主人さまと呼ぶと、彼は泣きそうな目で笑って、そして優しくキスしてくれた。
こうして、彼とあたしの関係は歪んだバランスで安定した。
彼はご主人さま。あたしは奴隷。彼はあたしをイジめて愉しむ。あたしは彼にご奉仕して気持ちよくしてもらう。
普通じゃないけど誰にも言えないけど、でも二人ともとても幸せだった。
-つづく-
どこかから笑みを含んだ声が聞こえる。何も考えられないまま、あたしは叫んだ。
「はい、千紗はもうイきますっ」
「よし、いいぞ。何回でもイけ。見ててやる」
そう言うと、彼は指を一度引き抜いて、そして二本に増やしてからずぶりと突き込んでくれた。ぐちゅぐちゅと出し入れしながらクリトリスになにかを当てた。虫の羽音と一緒に、弱くて深い振動があたしを揺らして、その瞬間、身体がびくんと震えた。
「いやっ、イくっ!」
背をそらしてのどをそらして、手錠をかけられた腕を震わせて、あたしは跳ねた。痙攣のように震える。意識が白く染まる。それでも彼の手も振動も止まらない。空中に放り出されたような感覚に、何を言ってるのか自分でもわからないまま叫んだ。
「う、ああ、ダメダメ、あああっ! いや、またイく、イっちゃう! イくっ!」
「なんだ。そんなにローターが好きなのか」
くすくすと彼が笑う声が遠くから聞こえる。
「なら、たっぷり味わえ」
その途端、音が変わった。それと同時に電流に撃たれたような痺れが全身に走った。あたしが破裂するかと思うような爆発が頭の中で繰り返される。
「い、あああっ! あ、ああ、あああっ!!」
この前にも経験した、快感の上の嵐がそこにあった。怖いほど気持ちいい暴風が巻き上がっていて、あたしは呆気なくその流れに飲み込まれた。意識がもみくちゃにされてバラバラにちぎれていく。
「あああイくイく! またイく!! ああっ、もうダメっ! ダメっ、イくっ! またイくうっ!! イくイくぅっ! ああ、助けて! もう、もうっ、ああっ、イくううっ!!」
びくびくと汗まみれの全身を震わせて、背をそらせて身体をくねらせて、あたしはのどを嗄らしながら絶叫し続けた。
そのあと、彼はあたしを紐で縛って、レイプするみたいに乱暴に抱いた。許しを請うあたしを押さえつけて、完全に気を失うまで何度も無理やりイかせた。
目が覚めたときは全裸でバスタオルにくるまれていて、同じように裸の彼に抱きしめられていた。あちこちが、特にあそこがヒリヒリして痛かった。ご主人さまと呼ぶと、彼は泣きそうな目で笑って、そして優しくキスしてくれた。
こうして、彼とあたしの関係は歪んだバランスで安定した。
彼はご主人さま。あたしは奴隷。彼はあたしをイジめて愉しむ。あたしは彼にご奉仕して気持ちよくしてもらう。
普通じゃないけど誰にも言えないけど、でも二人ともとても幸せだった。
-つづく-
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