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2006年10月06日 (金)
「美雪さん」
囁くように言いながら彼が体勢を低くして覆い被さってくる。一瞬されるのかとも思ったけれど、彼のものはわたしのその部分に擦り付けるだけで、それ以上の侵入はしてこなかった。
「あー、すげー気持ちいい」
上半身を斜めの位置で固定したまま、腰を突き出すようにこすりつけてくる。彼のものかわたしのものか、擦り合わされる度にくちゅくちゅとひどく卑猥な水音が鳴る。ぬるりと触れた感触に身体がひくんと震えた。
「美雪さんのクリももうこんなに勃起しちゃって……コリコリ当たるよ」
熱く乱れた息を吐きかけながら、そんなことを言う。大きく脚を開かされて彼に圧し掛かられた恥ずかしい体勢で、わたしは身悶えするだけだった。
「あ、ん、やっ……あ……はぁ、あっ」
彼が動くたびに耐え切れない声が洩れてしまう。直接当たっている箇所から伝わる熱がわたしを溶かして行くような気がする。ぬるぬると触れるやわらかな感触は、彼の舌に攻められているときに少し似ているけれど、どこかもどかしくて、それがなぜか心の奥底でずっとわだかまり続けている思いを妖しく掻き立てる。もっと彼が欲しくて、どうしようもない。
「やだ、シズくん……もう、お願い……」
「どうしたの、美雪さん」
荒い息を吐きながら、それでも彼は優しい笑みを浮かべた。
「わたし、もう、もう……」
「ん、またイきたい?」
「ちがうの……。そうじゃ、なくて」
その言葉がどういうことなのか、どういう意味を持つのか。しかも女から言い出すなんてと思うけれど。
――それでも。
「お願い。わたしに……シズくんを、ちょうだい」
その瞬間、彼の笑顔が固まった。
-つづく-
囁くように言いながら彼が体勢を低くして覆い被さってくる。一瞬されるのかとも思ったけれど、彼のものはわたしのその部分に擦り付けるだけで、それ以上の侵入はしてこなかった。
「あー、すげー気持ちいい」
上半身を斜めの位置で固定したまま、腰を突き出すようにこすりつけてくる。彼のものかわたしのものか、擦り合わされる度にくちゅくちゅとひどく卑猥な水音が鳴る。ぬるりと触れた感触に身体がひくんと震えた。
「美雪さんのクリももうこんなに勃起しちゃって……コリコリ当たるよ」
熱く乱れた息を吐きかけながら、そんなことを言う。大きく脚を開かされて彼に圧し掛かられた恥ずかしい体勢で、わたしは身悶えするだけだった。
「あ、ん、やっ……あ……はぁ、あっ」
彼が動くたびに耐え切れない声が洩れてしまう。直接当たっている箇所から伝わる熱がわたしを溶かして行くような気がする。ぬるぬると触れるやわらかな感触は、彼の舌に攻められているときに少し似ているけれど、どこかもどかしくて、それがなぜか心の奥底でずっとわだかまり続けている思いを妖しく掻き立てる。もっと彼が欲しくて、どうしようもない。
「やだ、シズくん……もう、お願い……」
「どうしたの、美雪さん」
荒い息を吐きながら、それでも彼は優しい笑みを浮かべた。
「わたし、もう、もう……」
「ん、またイきたい?」
「ちがうの……。そうじゃ、なくて」
その言葉がどういうことなのか、どういう意味を持つのか。しかも女から言い出すなんてと思うけれど。
――それでも。
「お願い。わたしに……シズくんを、ちょうだい」
その瞬間、彼の笑顔が固まった。
-つづく-
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