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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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花を召しませ-41
2006年10月05日 (木)
「シズくん、わたし……あ、んっ!」
 それでもなんとか彼のものから手を離さずにはいたけれど、すでにわたしの腕は――いや、わたしの身体は、わたしの自由ではなかった。力の入らない手で必死で握りしめて動かして、ぬるぬるとした液体を塗り込めるように指をこすりつける。この程度の刺激では物足りないのではと思うけれど、彼はそれ以上は要求してこない。むしろ、わたしが快楽に狂う姿を彼は求めているようだった。まるで、わたしが彼の前で恥ずかしい姿を晒すことが、彼の喜びであるかのように。
「ん、いいよ。いっぱい感じて。何回もイって」
「や、あ……っ、ああぁっ!」
 わたしは彼にとって、どういう立場の女なんだろう。
 未だこの身は男性を受け入れたことはないながらも、わたしはすでに卑猥な快楽の味を覚えてしまっている。全ては彼に教え込まれたものだった。いつかは彼によってその上の段階を経験するだろうとは思うけれど、それがいつになるのかわからない。今日、これから行われるのか。この次に逢ったときなのか。それとも……?
「やぁっ、ひ、ああぁっ!」
 胸元に吐きかけられた熱い吐息と同時に、ぬるりと円を描くようにしながら赤く腫れ上がった乳首を咥えられて思わず叫んだ。舌の上で転がすように優しく吸い上げ、そして軽く噛む。一瞬の痛みが引き金になってしまう。
「あ、あああーーっ!」
 びくびくと全身を痙攣させてのどをそらせて、わたしは絶叫した。痛みを伴った強い快感に、白い花火が脳裏で何度も弾ける。それでも彼の指と唇の攻撃は止まらなかった。
「やぁっ、も、あぁ……っ!」
 彼を押し返そうとするように身体が勝手に跳ねる。彼は体重をかけるようにしてわたしを抑え込みながら、力なく絡めていただけのわたしの手の中からそれを抜き取った。

  -つづく-
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