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2006年08月19日 (土)
軽い、触れるだけのキスにも身体が固くなる。
一度離れてから、唇の隙間を割るように彼の舌が侵入して来た。絡み付いてくる舌に応えるように軽く触れると、じゅっと音を立てて吸い上げられる。子どものように恋愛に憧れていた頃は想像することさえなかった、頭の心が痺れるような濃厚なキスは、もうキスなんて言葉じゃ表現できないような、紛れもなく愛撫のうちの一つだった。
流し込まれる少し苦い唾液は、タバコの味。
「ん……」
軽く身じろぎしただけでもわたしを抱きしめる彼の腕が強くなる。絶対に逃がさないとそう言われているようで、怖いけどドキドキする。こんなに簡単に言葉を信じて、こんなに簡単に抱かれるなんて、バカな女なのかもしれないけれど、でも。
「美雪さん」
囁くような声が耳をやわらかく噛んだ。びくっと震えたわたしを面白がるように低く笑いながら、器用に動く指先がブラウスのボタンを一つずつ外して行く。あいだから現われた肌に恥ずかしくなって顔をそむけると、先回りした手に阻まれた。頬からあごを大きな手のひらで覆われて、押し上げるように上を向かされてしまう。上目遣いに睨みつけると彼は目を細めるように笑った。
「ホント、可愛いなあ」
背中に回っていた彼の手がブラウスと肌の隙間の空間へと入った。ぱちりと弾かれた感触と同時に胸元が緩むのがわかる。背中からお腹までを何度も撫ぜていた手が不意にブラカップのあいだへと潜り込んだ。
「やわらかい……」
呟くように言いながら、彼は大きな手で胸をすっぽりと包み込んだ。
「あ……い、や……」
やわやわと撫でさすられて、身体がピクピク震えてしまう。何度もイジられているうちに反応していくのがわかる。弄ぶように耳を舐めていた舌がゆっくり降りて、ちゅっと小さな音を立てて首すじを吸い上げた。
-つづく-
一度離れてから、唇の隙間を割るように彼の舌が侵入して来た。絡み付いてくる舌に応えるように軽く触れると、じゅっと音を立てて吸い上げられる。子どものように恋愛に憧れていた頃は想像することさえなかった、頭の心が痺れるような濃厚なキスは、もうキスなんて言葉じゃ表現できないような、紛れもなく愛撫のうちの一つだった。
流し込まれる少し苦い唾液は、タバコの味。
「ん……」
軽く身じろぎしただけでもわたしを抱きしめる彼の腕が強くなる。絶対に逃がさないとそう言われているようで、怖いけどドキドキする。こんなに簡単に言葉を信じて、こんなに簡単に抱かれるなんて、バカな女なのかもしれないけれど、でも。
「美雪さん」
囁くような声が耳をやわらかく噛んだ。びくっと震えたわたしを面白がるように低く笑いながら、器用に動く指先がブラウスのボタンを一つずつ外して行く。あいだから現われた肌に恥ずかしくなって顔をそむけると、先回りした手に阻まれた。頬からあごを大きな手のひらで覆われて、押し上げるように上を向かされてしまう。上目遣いに睨みつけると彼は目を細めるように笑った。
「ホント、可愛いなあ」
背中に回っていた彼の手がブラウスと肌の隙間の空間へと入った。ぱちりと弾かれた感触と同時に胸元が緩むのがわかる。背中からお腹までを何度も撫ぜていた手が不意にブラカップのあいだへと潜り込んだ。
「やわらかい……」
呟くように言いながら、彼は大きな手で胸をすっぽりと包み込んだ。
「あ……い、や……」
やわやわと撫でさすられて、身体がピクピク震えてしまう。何度もイジられているうちに反応していくのがわかる。弄ぶように耳を舐めていた舌がゆっくり降りて、ちゅっと小さな音を立てて首すじを吸い上げた。
-つづく-
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