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2006年08月09日 (水)
身体の内側を舐められているという未知の感覚に、思考が反転するような衝撃が走る。彼の唾液とわたしの恥ずかしいものが混じった液体が、肌を辿ってトロトロと流れて行く。それを彼の唇がじゅっと音を立てて吸う。そのまま舌がてろりと舐め上げて、そして。
「ひあっ! あ、ああっ、あ、はぁっ、く、うううっ」
思わず大声を上げてしまう。軽く舌先で叩かれる感覚に全身が痙攣する。舌を絡み付けるようにこすられて、吸われて、自分のそこがヒクヒクするのがわかった。
「あ、こ、これ、なに? い、いやぁっ、だめ、あ、ああっ!」
さっきの、雷に打たれたような一瞬の感覚とは違うものが、身体の奥からゆっくりと湧き上がってくる。それはまるで大きな波のようで、そこに巻き込まれて飲み込まれてしまいそうで。
「中とクリトリス、どっちが好き?」
キスするようについばむ合間に彼はにっこり笑いながらとんでもないことを問い掛けてくる。わたしのふとももを抑えている筈の右手の位置を器用にずらして、はしたなく濡れ光らせているそこを指でなぞった。そのままゆっくりと沈めて行く。
「あ、ああっ」
痛みに近い異物感に声をあげると、彼はそのまま指を抜いた。入り口近くを軽く突くように抜き差しながらわたしを見上げる。
「これだけ濡れてるのに指二本がキツいな。ここ、慣れてない?」
いいながらまたもや入り込んでくる。その感触に忘れかけていた恐怖が戻ってくる。あのときのあの彼も――。
「やだ、シズくん。やめてっ」
静止しようと両手を握られたまま暴れると、彼は軽く眉をひそめた。入れたままの指を回すようにしながら奥へ奥へと入れて行く。
「ここで引っかかるな。これ、もしかして……」
びくんと身体に走った痛みに唇を噛んだ。必死で声を堪えていると、痛みと恐怖が混じったものが視界を歪ませる。彼のまなざしが曇って行く。ゆっくりと指を抜くと彼はわたしをじっと見て、そして探るような眼のまま口を開いた。
「美雪さんって、もしかして、処女?」
頷いた拍子に涙がこぼれた。
-つづく-
「ひあっ! あ、ああっ、あ、はぁっ、く、うううっ」
思わず大声を上げてしまう。軽く舌先で叩かれる感覚に全身が痙攣する。舌を絡み付けるようにこすられて、吸われて、自分のそこがヒクヒクするのがわかった。
「あ、こ、これ、なに? い、いやぁっ、だめ、あ、ああっ!」
さっきの、雷に打たれたような一瞬の感覚とは違うものが、身体の奥からゆっくりと湧き上がってくる。それはまるで大きな波のようで、そこに巻き込まれて飲み込まれてしまいそうで。
「中とクリトリス、どっちが好き?」
キスするようについばむ合間に彼はにっこり笑いながらとんでもないことを問い掛けてくる。わたしのふとももを抑えている筈の右手の位置を器用にずらして、はしたなく濡れ光らせているそこを指でなぞった。そのままゆっくりと沈めて行く。
「あ、ああっ」
痛みに近い異物感に声をあげると、彼はそのまま指を抜いた。入り口近くを軽く突くように抜き差しながらわたしを見上げる。
「これだけ濡れてるのに指二本がキツいな。ここ、慣れてない?」
いいながらまたもや入り込んでくる。その感触に忘れかけていた恐怖が戻ってくる。あのときのあの彼も――。
「やだ、シズくん。やめてっ」
静止しようと両手を握られたまま暴れると、彼は軽く眉をひそめた。入れたままの指を回すようにしながら奥へ奥へと入れて行く。
「ここで引っかかるな。これ、もしかして……」
びくんと身体に走った痛みに唇を噛んだ。必死で声を堪えていると、痛みと恐怖が混じったものが視界を歪ませる。彼のまなざしが曇って行く。ゆっくりと指を抜くと彼はわたしをじっと見て、そして探るような眼のまま口を開いた。
「美雪さんって、もしかして、処女?」
頷いた拍子に涙がこぼれた。
-つづく-
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