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2006年06月14日 (水)
「あ……、あ、ああっ」
「くっ、う」
葵さんに挿れられたバイブとは比べ物にならない異物感に、思わず声を上げてしまう。久し振りのセックスは快感よりも苦痛のほうが大きいけど、でも彼が低くうめいてくれるのが嬉しくて、だから。
「ご主人さま、ご主人さま」
ゆっくりと身体を揺すられながらうわ言のように呟く。
降りてきた手がブラウスのボタンを一つずつ外した。キャミソールをスカートから引き抜いてブラをむりやりずらして、そしてその隙間から指が入ってくる。ちょっと痛みを感じるくらいの強さできゅっと乳首をつねられて、身体がびくっと震えた。
「あいつもこんなふうに抱いたのか?」
耳に囁かれる酷い言葉に必死で首を振った。
「じゃあ、どんなことをされた? どうされるのが好きなんだ?」
「ちが……違います、あんんっ!」
彼が上半身を起こすと、当たる場所が変わる。上のほうを重点的にこすられて身体が震えた。わざとのようにゆっくりと抜き差しされて腰が揺れる。彼はあたしのどこが弱いのか、全部知ってるから。
「何が違う? どう違う?」
「あたし、されてません。ご主人さまとしか、こんなこと、しません」
息が上がってしゃべるのが苦しい。気持ちよすぎて、言葉を考えるのが難しい。
「じゃあ、なんで、あいつの車に乗っていた?」
「あ……葵さん、が、あたしに会いたいって。それで、司さんが迎えにきて。だから今日だけです。あたし、何もしてないし、司さんにそんな気持ちなんて、持ってません。本当です」
葵さんの名前を出しても大丈夫なのかどうなのかはわからないけど、でも嘘はつきたくない。何より、変な誤解をされたくない。あたしと司さんはそれ以上の関係なんてないって、ちゃんとわかって欲しい。
「姉さんが?」
「はい、そうです。お姉さんに、会いました」
-つづく-
「くっ、う」
葵さんに挿れられたバイブとは比べ物にならない異物感に、思わず声を上げてしまう。久し振りのセックスは快感よりも苦痛のほうが大きいけど、でも彼が低くうめいてくれるのが嬉しくて、だから。
「ご主人さま、ご主人さま」
ゆっくりと身体を揺すられながらうわ言のように呟く。
降りてきた手がブラウスのボタンを一つずつ外した。キャミソールをスカートから引き抜いてブラをむりやりずらして、そしてその隙間から指が入ってくる。ちょっと痛みを感じるくらいの強さできゅっと乳首をつねられて、身体がびくっと震えた。
「あいつもこんなふうに抱いたのか?」
耳に囁かれる酷い言葉に必死で首を振った。
「じゃあ、どんなことをされた? どうされるのが好きなんだ?」
「ちが……違います、あんんっ!」
彼が上半身を起こすと、当たる場所が変わる。上のほうを重点的にこすられて身体が震えた。わざとのようにゆっくりと抜き差しされて腰が揺れる。彼はあたしのどこが弱いのか、全部知ってるから。
「何が違う? どう違う?」
「あたし、されてません。ご主人さまとしか、こんなこと、しません」
息が上がってしゃべるのが苦しい。気持ちよすぎて、言葉を考えるのが難しい。
「じゃあ、なんで、あいつの車に乗っていた?」
「あ……葵さん、が、あたしに会いたいって。それで、司さんが迎えにきて。だから今日だけです。あたし、何もしてないし、司さんにそんな気持ちなんて、持ってません。本当です」
葵さんの名前を出しても大丈夫なのかどうなのかはわからないけど、でも嘘はつきたくない。何より、変な誤解をされたくない。あたしと司さんはそれ以上の関係なんてないって、ちゃんとわかって欲しい。
「姉さんが?」
「はい、そうです。お姉さんに、会いました」
-つづく-
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