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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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あたしの彼はご主人さま(3)-39
2006年06月13日 (火)
 突き込まれている部分がひくひくと彼の指を締め付けるのが、自分でもわかる。理性を快感で塗り潰されて、声にならないうめき声を上げながら身悶えしながら、あたしはその瞬間を望んでいた。
「さあ、イけ」
 嘲笑う声と指、少し遅れてクリトリスを舌先で突付くように舐められて、そして身体の堰が切れる。
 イく、イくよおっ! イくイくイくっ!!
 頭の中で絶叫しながら、あたしは久し振りの、彼の手で与えられる絶頂に全身を何度も震わせた。


「ン……んあっ」
 ほんの少しのあいだ、あたしは気を失っていたらしい。
 口に入り込んだ彼の指の感触で意識が戻った。ずるり、という感じで唾液でドロドロになった布切れを取り出すと、彼はそれを投げ捨てた。続いて聞こえてきたのは、カチャカチャとベルトを外す音と、ジッパーを降ろす鈍い音。後部座席で、剥き出しのお尻を高く上げた恥ずかしい姿勢のまま、あたしは待っていた。
 ふいにころりと転がされて、手錠を掛けられた手を身体の下敷きに、後部座席のソファに寝転ぶ。淡い室内灯に照らし出されて陰影に沈む彼が、あたしをじっと見ているのがわかった。
「挿れるぞ、千紗」
「……はい、ご主人さま」
 低くかすれる声にいつもの返事をしながら、あたしはそっと目を上げた。強い光を放つまなざしは、この前最後に逢ったときと全然変わらない。
 彼はあのとき、愛してると何回も繰り返してくれた。懇願するように、他の男に抱かれないでと言ってくれた。絶対に迎えに行くからって言ってくれた。
 あのときと、同じ眼。
「千紗」
 ひざをつかむ手にされるがままに大きく脚を開くと、彼がそのあいだにゆっくりと座った。丸い先っぽがあたしのその部分に触れる。馴染ませるようにくちゅくちゅと何度か擦り合せてから、腰を進めるように圧し掛かるように、ゆっくりと彼が侵入してきた。


  -つづく-
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