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2006年06月11日 (日)
衝撃波のような大きな声に脳を叩きつけられて、全身の力が抜ける。その瞬間を見計らったように、ユーキさんはあたしの口の中に、ポケットから取り出した布をねじ込んできた。口を封じられたまま強く抱きしめられて息ができない。
「んんぅ? うーっ!」
何をするのと心の中で叫びながら肩を振って逃れようとしたけれど、腕ごと抱きこまれた上半身はがっちり固められて一ミリも動かない。首を振って布を吐き出そうとしてもなぜか吐き出せない。唾液が溜まって吐き気がしてくる。
「誰にも渡さない。兄貴にも、他の男にも」
呟くように言いながらユーキさんはあたしを軽々と抱き上げて、何もなかったような足取りで階段を降り始めた。アパート前の、駐車場兼用の通路広場を走り抜けた先に停まっていたのは、見覚えのある車。
「乗れ」
後部座席のドアを開けると、彼はあたしをそこに乱暴に放り込んだ。叩きつけられたソファに手を付いて顔を上げる。すぐそこに、ユーキさんの歪んだ笑顔と鈍く光る手錠が見えた。
「ほら、後ろ向け」
身体の向きを荒っぽく変えられて、両手を後ろ手にねじられた。がしゃりと鳴る、聞き慣れた音と冷たい感触が手首に巻きついた。そのまま座席に押し付けられて、お尻を高く上げた体勢で、スカートをめくりあげられる。引き千切ろうとしているようにショーツが下ろされた。
「うーっ!!」
いきなり何すんのよっ。
「じっとしてろ」
拒否するように暴れると、ぱしんと音を立てて平手でお尻を叩かれた。ソファに顔が押し付けられて息ができなくなる。脚のあいだに吹きかけられた熱い息に全身が震えた。
-つづく-
「んんぅ? うーっ!」
何をするのと心の中で叫びながら肩を振って逃れようとしたけれど、腕ごと抱きこまれた上半身はがっちり固められて一ミリも動かない。首を振って布を吐き出そうとしてもなぜか吐き出せない。唾液が溜まって吐き気がしてくる。
「誰にも渡さない。兄貴にも、他の男にも」
呟くように言いながらユーキさんはあたしを軽々と抱き上げて、何もなかったような足取りで階段を降り始めた。アパート前の、駐車場兼用の通路広場を走り抜けた先に停まっていたのは、見覚えのある車。
「乗れ」
後部座席のドアを開けると、彼はあたしをそこに乱暴に放り込んだ。叩きつけられたソファに手を付いて顔を上げる。すぐそこに、ユーキさんの歪んだ笑顔と鈍く光る手錠が見えた。
「ほら、後ろ向け」
身体の向きを荒っぽく変えられて、両手を後ろ手にねじられた。がしゃりと鳴る、聞き慣れた音と冷たい感触が手首に巻きついた。そのまま座席に押し付けられて、お尻を高く上げた体勢で、スカートをめくりあげられる。引き千切ろうとしているようにショーツが下ろされた。
「うーっ!!」
いきなり何すんのよっ。
「じっとしてろ」
拒否するように暴れると、ぱしんと音を立てて平手でお尻を叩かれた。ソファに顔が押し付けられて息ができなくなる。脚のあいだに吹きかけられた熱い息に全身が震えた。
-つづく-
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