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2006年04月26日 (水)
「あ、あ、んっ」
腰が揺れる。身体がもっともっとって言っているのがわかる。
これじゃ足りない、物足りない。ゆっくりと辿っていたひだひだの間から、指が勝手に逸れて行く。あたし、知ってるもの。こっちのほうが気持ちいいって、もう知っちゃってるもの。
「あ、んんっ」
指先に引っかかった小さな尖りから鋭く流れた快感に、身体がびくっと震えた。
強くしすぎると痛いから、たっぷりあたしのいやらしい液をつけて、優しくそっと円を描く。本当は、痛いくらいに強くされるのも狂っちゃいそうで結構好きなんだけど、自分じゃ怖くてできない。ひとりえっちはその辺があたしの限界なのかもしれないけど、でも彼の命令でしてると思うとそれを聞かれてると思うと、すごくドキドキしてきていつもより濡れてきちゃう。
「ご主人さまぁ。千紗、気持ちいい、です」
多分、聞こえてると思う。彼は聞いていると思う。
あたしがいやらしいことを言うのを聞いて多分、彼も……。
そう思った瞬間にたまらなくなって、あたしは触っていた指をぬるりとそこに沈み込ませた。人差し指だけじゃ足りなくて、一緒に中指も挿れる。そのまま浅くぐちゅぐちゅと出し入れする。大きく深くえぐるように奥まで挿れて、親指の付け根の辺りでクリトリスを押さえる。身体の内側を強く押し上げるように突いていると、その奥の奥から衝動が近づいてくるのがわかった。ゆっくりと左腕を戻して耳に携帯電話を当てる。
「ご主人さま。千紗、もうイきたくなってきました」
座っていることができなくなって、あたしはごろりと寝転がった。突き上げる指は、彼のものに比べたら物足りないけど、でも。
「そうか。イきたいか」
答える彼の息も荒くなっているのが嬉しい。彼もイきそうなんだと思うと嬉しい。
「千紗、ご主人さまと一緒にイきたいです。一緒にイってください」
「ああ、いいぞ」
低くかすれる言葉を確認してからあたしは指の動きを早めた。身体が、あそこが、ひくひくする。耳に響く彼の乱れた息に、一瞬でその堰が破れた。
「あ、んっ! イ、イく、イくイく、イくっ!」
耳に吐きかけられるような彼の息遣いが精神的な悦楽を呼ぶ。その快感に押し流されるように、あたしは全身を痙攣させて叫んだ。
-つづく-
腰が揺れる。身体がもっともっとって言っているのがわかる。
これじゃ足りない、物足りない。ゆっくりと辿っていたひだひだの間から、指が勝手に逸れて行く。あたし、知ってるもの。こっちのほうが気持ちいいって、もう知っちゃってるもの。
「あ、んんっ」
指先に引っかかった小さな尖りから鋭く流れた快感に、身体がびくっと震えた。
強くしすぎると痛いから、たっぷりあたしのいやらしい液をつけて、優しくそっと円を描く。本当は、痛いくらいに強くされるのも狂っちゃいそうで結構好きなんだけど、自分じゃ怖くてできない。ひとりえっちはその辺があたしの限界なのかもしれないけど、でも彼の命令でしてると思うとそれを聞かれてると思うと、すごくドキドキしてきていつもより濡れてきちゃう。
「ご主人さまぁ。千紗、気持ちいい、です」
多分、聞こえてると思う。彼は聞いていると思う。
あたしがいやらしいことを言うのを聞いて多分、彼も……。
そう思った瞬間にたまらなくなって、あたしは触っていた指をぬるりとそこに沈み込ませた。人差し指だけじゃ足りなくて、一緒に中指も挿れる。そのまま浅くぐちゅぐちゅと出し入れする。大きく深くえぐるように奥まで挿れて、親指の付け根の辺りでクリトリスを押さえる。身体の内側を強く押し上げるように突いていると、その奥の奥から衝動が近づいてくるのがわかった。ゆっくりと左腕を戻して耳に携帯電話を当てる。
「ご主人さま。千紗、もうイきたくなってきました」
座っていることができなくなって、あたしはごろりと寝転がった。突き上げる指は、彼のものに比べたら物足りないけど、でも。
「そうか。イきたいか」
答える彼の息も荒くなっているのが嬉しい。彼もイきそうなんだと思うと嬉しい。
「千紗、ご主人さまと一緒にイきたいです。一緒にイってください」
「ああ、いいぞ」
低くかすれる言葉を確認してからあたしは指の動きを早めた。身体が、あそこが、ひくひくする。耳に響く彼の乱れた息に、一瞬でその堰が破れた。
「あ、んっ! イ、イく、イくイく、イくっ!」
耳に吐きかけられるような彼の息遣いが精神的な悦楽を呼ぶ。その快感に押し流されるように、あたしは全身を痙攣させて叫んだ。
-つづく-
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