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2011年02月04日 (金)
「まったく、仕方ないな、まゆは。いやらしいんだから」
溜息混じりの理不尽な言葉にも反抗ができない。だってあたし、もっとしてって思ってる。縛られて押さえつけられてムリヤリされて、なのに『もっと』なんて、そんな恥ずかしいことを考えちゃうなんて。
「やあぁ……っ!」
「イヤ? 違うだろ、まゆ。さっきも言っただろ。ちゃんと本当のことを言わないと、やめてあげないって」
息も絶え絶えに身悶えるあたしにわざとらしく困った顔をする。まるで駄々っ子をなだめるみたいに溜息をつくけど、こんな楽しそうなヒロ兄ちゃんをあたしは今までに見たことあったっけなって、そんなことを考えてしまうくらい目がキラキラしてる。
「ウソつきのまゆには、もっとひどいことをしちゃおうかな」
くくっと低く笑いながら、ゆっくりなぞっている場所に別の指を押し当てる。あっと思う暇もなく、ずぶっとひどく生々しい音を立てて、一気に太い指が入ってくる。
「いっ、あっ! ああぁ……っ!」
身体の内側をずるずるとこすりあげられる感覚に、ソファから落ちそうになるほど背が反り返った。ぐいっと指で押されて目の前が真っ白になる。
「すごいな、もうぐちょぐちょだよ」
おかしそうにくすくす笑いながらぐちゅっと音をさせて指を引く。そしてまたすぐにあたしの中に入ってくる。奥まで突き上げて、勢いをつけてずるっと引き抜く。それを何度も繰り返されると、頭の中も掻き回されてるみたいで、なにもわからなくなる。
「やっ、いやっ! もうやめてぇっ!」
やめて欲しくないのにそう言うのは、ホントのことを言うとやめるって言われたから。あたしは、手首を縛られてるから抵抗できないんじゃない。ヒロ兄ちゃんにひどいことされて気持ちいいから。でもそれはきっと、ヒロ兄ちゃんも気付いてるはず。だからヒロ兄ちゃんは縛ってまでムリヤリこんなことをしたんだ。
多分ヒロ兄ちゃんは、今までにもあたしにこんなことをしてて、だから……。
「ヒクヒクしてるね。もうイく? イきたい?」
「やっ、あっ、あっ、あああぁっ!」
声は聞こえるけど言葉の意味はわからない。いやらしく突いて掻き回して優しく円を描いて、あたしをどんどん追い詰める。どうしようもない気持ちよさに、もう髪を振り乱して叫ぶしかない。
「ほら、イっちゃえ」
「あっ、はぁっ、ああ……っ!」
きゅうっと摘み上げられて身体が跳ねた。目が破裂したのかと思うくらいに世界が真っ白になる。天井からキラキラの粉が降ってきて、そして――。
-つづく-
溜息混じりの理不尽な言葉にも反抗ができない。だってあたし、もっとしてって思ってる。縛られて押さえつけられてムリヤリされて、なのに『もっと』なんて、そんな恥ずかしいことを考えちゃうなんて。
「やあぁ……っ!」
「イヤ? 違うだろ、まゆ。さっきも言っただろ。ちゃんと本当のことを言わないと、やめてあげないって」
息も絶え絶えに身悶えるあたしにわざとらしく困った顔をする。まるで駄々っ子をなだめるみたいに溜息をつくけど、こんな楽しそうなヒロ兄ちゃんをあたしは今までに見たことあったっけなって、そんなことを考えてしまうくらい目がキラキラしてる。
「ウソつきのまゆには、もっとひどいことをしちゃおうかな」
くくっと低く笑いながら、ゆっくりなぞっている場所に別の指を押し当てる。あっと思う暇もなく、ずぶっとひどく生々しい音を立てて、一気に太い指が入ってくる。
「いっ、あっ! ああぁ……っ!」
身体の内側をずるずるとこすりあげられる感覚に、ソファから落ちそうになるほど背が反り返った。ぐいっと指で押されて目の前が真っ白になる。
「すごいな、もうぐちょぐちょだよ」
おかしそうにくすくす笑いながらぐちゅっと音をさせて指を引く。そしてまたすぐにあたしの中に入ってくる。奥まで突き上げて、勢いをつけてずるっと引き抜く。それを何度も繰り返されると、頭の中も掻き回されてるみたいで、なにもわからなくなる。
「やっ、いやっ! もうやめてぇっ!」
やめて欲しくないのにそう言うのは、ホントのことを言うとやめるって言われたから。あたしは、手首を縛られてるから抵抗できないんじゃない。ヒロ兄ちゃんにひどいことされて気持ちいいから。でもそれはきっと、ヒロ兄ちゃんも気付いてるはず。だからヒロ兄ちゃんは縛ってまでムリヤリこんなことをしたんだ。
多分ヒロ兄ちゃんは、今までにもあたしにこんなことをしてて、だから……。
「ヒクヒクしてるね。もうイく? イきたい?」
「やっ、あっ、あっ、あああぁっ!」
声は聞こえるけど言葉の意味はわからない。いやらしく突いて掻き回して優しく円を描いて、あたしをどんどん追い詰める。どうしようもない気持ちよさに、もう髪を振り乱して叫ぶしかない。
「ほら、イっちゃえ」
「あっ、はぁっ、ああ……っ!」
きゅうっと摘み上げられて身体が跳ねた。目が破裂したのかと思うくらいに世界が真っ白になる。天井からキラキラの粉が降ってきて、そして――。
-つづく-
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