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2011年02月01日 (火)
「やっ……やぁっ!」
それほど知識があるわけではないけど、でもその言葉が何を意味するのかはわかる。あたし気持ちいいんだ。ヒロ兄ちゃんに縛られて押さえつけられてムリヤリさわられて、それでも気持ちよくなっちゃってるんだ。
どうしよう。どうしよう、こんなの……。
事実に耐えられず唇をかんで顔をそらしたあたしを笑みを含んだまなざしで見ながら、ヒロ兄ちゃんはちゅっと強く胸を吸い上げた。忘れかけてた部分からの衝撃にびくっと身体を動かした瞬間、手のひら全体がずるんとショーツの中に滑り込んだ。
「ほら、ここ。こりっとしてるのがわかる?」
「うあっ……あああっ!」
きゅっと一点を押さえる指先から電気が流された。傷口に薬でも塗るように優しく指でなぞられて、目の前を火花が飛ぶ。
「ここがクリトリス。まゆが一番好きなところだよ」
指先を擦り付けられるたび、ずきんと衝撃が響く。あたしの意思に関係なく、びくんびくんと身体が震える。震えてしまう。ぬるぬると円を描かれて、ボタンでも押すように軽く突付かれて、指先でそっと摘まれて、次々と襲ってくるそれぞれ少しずつ種類の違う快感に、あたしは髪を振り乱してあえぐことしかできない。
「気持ちよさそうな顔しちゃって。わかってるのかな? まゆは今、俺にレイプされてるんだよ?」
「やっ、あっ、だ、だって……っ!」
わざとらしく自分の縛った手首を見つめながら、ヒロ兄ちゃんは軽く肩をすくめた。呆れたような言葉で事実を指摘されてかぁっと頬に血がのぼる。でも恥ずかしいって思うのと同時に、自分の中からまたとぷっと出てくるのもわかった。
「だって、なに?」
唇の端に笑みを浮かべながら、身体を折り曲げるようにあたしに覆いかぶさってくる。超至近距離の涼しげなまなざしに耐えられず、顔をそむけるあたしの上に、当たり前のようにキスが降ってくる。口を塞がれたまま指で激しく攻められて、快感にパンパンになった頭がはじけそう。
「んっ、ふ……っ、あっ、うぁっ!」
くちゅくちゅとヒロ兄ちゃんにもてあそばれている部分が、ぴくっと震えるのがわかった。自分がどんどん追い詰められて行ってるような気がする。知らないはずなのに、知ってる気がする。この先の行き止まり。それってきっと、とっても気持ちいい……。
-つづく-
それほど知識があるわけではないけど、でもその言葉が何を意味するのかはわかる。あたし気持ちいいんだ。ヒロ兄ちゃんに縛られて押さえつけられてムリヤリさわられて、それでも気持ちよくなっちゃってるんだ。
どうしよう。どうしよう、こんなの……。
事実に耐えられず唇をかんで顔をそらしたあたしを笑みを含んだまなざしで見ながら、ヒロ兄ちゃんはちゅっと強く胸を吸い上げた。忘れかけてた部分からの衝撃にびくっと身体を動かした瞬間、手のひら全体がずるんとショーツの中に滑り込んだ。
「ほら、ここ。こりっとしてるのがわかる?」
「うあっ……あああっ!」
きゅっと一点を押さえる指先から電気が流された。傷口に薬でも塗るように優しく指でなぞられて、目の前を火花が飛ぶ。
「ここがクリトリス。まゆが一番好きなところだよ」
指先を擦り付けられるたび、ずきんと衝撃が響く。あたしの意思に関係なく、びくんびくんと身体が震える。震えてしまう。ぬるぬると円を描かれて、ボタンでも押すように軽く突付かれて、指先でそっと摘まれて、次々と襲ってくるそれぞれ少しずつ種類の違う快感に、あたしは髪を振り乱してあえぐことしかできない。
「気持ちよさそうな顔しちゃって。わかってるのかな? まゆは今、俺にレイプされてるんだよ?」
「やっ、あっ、だ、だって……っ!」
わざとらしく自分の縛った手首を見つめながら、ヒロ兄ちゃんは軽く肩をすくめた。呆れたような言葉で事実を指摘されてかぁっと頬に血がのぼる。でも恥ずかしいって思うのと同時に、自分の中からまたとぷっと出てくるのもわかった。
「だって、なに?」
唇の端に笑みを浮かべながら、身体を折り曲げるようにあたしに覆いかぶさってくる。超至近距離の涼しげなまなざしに耐えられず、顔をそむけるあたしの上に、当たり前のようにキスが降ってくる。口を塞がれたまま指で激しく攻められて、快感にパンパンになった頭がはじけそう。
「んっ、ふ……っ、あっ、うぁっ!」
くちゅくちゅとヒロ兄ちゃんにもてあそばれている部分が、ぴくっと震えるのがわかった。自分がどんどん追い詰められて行ってるような気がする。知らないはずなのに、知ってる気がする。この先の行き止まり。それってきっと、とっても気持ちいい……。
-つづく-
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