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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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メメント・アモル-11
2011年01月30日 (日)
「やだっ! もう、やっ」
「まゆがウソをつかなくなったらね、やめてあげる」
 怖くなってきて叫んだあたしの言葉にも、ヒロ兄ちゃんはにっこりと笑うだけだった。ものすごく理不尽なことを言ってるのにそのまなざしは普段と全然変わらないから、まるでホントにあたしのほうが間違ってて、それを優しく叱ってるみたいな顔に見えちゃう。ヒロ兄ちゃんが正しいって思えちゃう。
 ――これがあのヒロ兄ちゃん? あたしがずーっと大好きだった人は、こんな人だったの……?
「あっ、やぁっ……んんっ」
 それでもちゅうっと音を立てて吸われると変な声が出てしまう。舌先でくにくにこねられると気持ちよくなってしまう。お腹の辺りが熱くなってきてるような気もする。どうしよう、なんかちょっと……。
「そろそろ、こっちもよさそうな頃かな」
 大きな手のひらがスカートのすそから入り込んできた。ショーツの上からざらりと撫でられる感覚に髪が逆立つような気がした。
「やっ! いやぁっ!」
 身体をくねらせてどんなに暴れても、縛られた手首をソファーに押し付けるようにしてのしかかられると、実際にはほとんど動けない。ぐうっと肌に食い込んでくる指の強さに、あたしとヒロ兄ちゃんはおとなと子どもほど力が違うんだと思い知らされる。
「怖がらなくて大丈夫だよ。ここだって気持ちいいんだから」
「やだっ! それでもやだぁっ」
 力ずくであたしを抑え込んでるくせにヒロ兄ちゃんはさわやかに笑う。笑いながら指先でショーツのある部分を突付く。指を押し付けて優しく何度もこすられると身体がビクっとする。自分のその部分が普段と違う感じになってくるのがわかる。ぼわんと膨らんだみたいに熱くて、内側から何かがちょっと出てきてる……?
 わっ、ど、どうしよう。
 その瞬間、あたしの内心を見透かしたようにヒロ兄ちゃんの指がショーツの隙間から入り込んだ。すっかり熱くなったその部分を少し冷たい指先がぬるんと滑る。
「濡れてるね」
 くちゅくちゅと音を立ててショーツの中で指を動かしながら、ヒロ兄ちゃんは息を吹きかけるようにふふっと笑った。

 -つづく-
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