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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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マスカレイド2-89
2010年08月27日 (金)
「えっ? ちょ、ちょっと、せんせっ?」
 ブロック塀で囲まれた狭い空間は、実はラブホの入り口だった。
 噛み付くようなキスを一度したあと、怒った顔で黙り込んだ先生に手を引かれて、狭いエレベーターを上った。辿り着いたのは、黒と茶色を基調にしたおとなっぽい部屋だった。天井のスポットから降り注ぐクリームイエローの淡い光と低く流れるピアノ曲が、二人っきりの時間を演出していた。初めてのラブホにふと湧いた好奇心は、部屋へ入るや否や、あっという間に脱がされて後ろ手に縛られることで阻まれた。
「やっ、待って、せんせ。お願い、シャワーに行かせて」
「オラ、暴れんなっ」
 ミニワンピの肩紐を解かれて慌てるあたしを強い力で押さえながら、先生はワンピの下に着ていたブラカップつきキャミを身体から抜いた。ベッドへうつぶせに押し倒されて、大きな手に膝丈のレギンスをショーツと一緒に引き剥がされる。あっという間に素裸にされてしまった。
「やだっ、おねがい、すぐだから!」
 あたしのお願いを軽く無視して、先生は手首をつかんで背中に回した。何がどうしてと思う暇もなく、手首に布状のものがきゅっと巻きついた。上半身をひねって身体を起こそうとしても、手が使えないあたしは簡単にベッドに押さえつけられてしまう。
「おまえに何かを主張する権利なんてないんだよ」
 冷たい声で無表情のまま、先生が覆いかぶさってくる。一日外をうろうろしてたから全身汗まみれで、きっとにおいだってする。臭いって汚いって、先生に思われるのがイヤなのに。
「やだぁっ」
 肩を揺らして脚を引いて、先生の手から逃れようとすると、先生はギッと歯を食いしばった。
「ふざけんな、コラ!」
 さっきの、テラスのときのような、思いっきり本気の怒鳴り声に身がすくむ。殴られるって身体を硬くしたあたしにちっと小さく舌打ちをすると、むしり取ったキャップを部屋のどこかに投げ捨てた。
「やっ、ぁっ……」
 のしかかってきた唇が逃げ道をふさぐような深いキスをした。歯ぐきの裏を順番に丁寧に辿られると背中がぞくぞくする。舌を吸い出されて絡めるように舐められて、優しく噛まれる。苦い唾液を受け入れて、あたしも先生の舌に自分の舌を擦りつけた。目を閉じて先生のキスにうっとりしてると、大きな手のひらが膝を曲げるように脚を大きく開かせた。

 -つづく-
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