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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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マスカレイド2-78
2010年07月23日 (金)
「まぁ、それはあとで味わうとして、とりあえず一回終わらせるか。芝口も、早くイきたいだろう?」
 熱い溜息を吹きかけながら、佐上先生は耳たぶをくわえるように舐めた。耳の裏からうなじ、そして背中まで、ゆっくりとキスが流れる。指先の動きにあわせて唾液を塗り付けるようにぴちゃぴちゃと舌が這う。
「おまえも、そろそろだろう? 身体を起こすぞ」
「ああ」
 ぽわんと膨らんだ世界の向こうで話し声がする。言葉の意味もわからないうちに、ずるりと先生たちが離れた。何がって思うより先にいすから身体を降ろされた。手首を引かれて犬のように這う。髪をつかまれて顔を上げると、濃い眉の下の強い光があたしをひたと見つめていた。その目がすうっと細くなる。獰猛で冷酷でいやらしくて、最高に男っぽいカッコイイ顔。
「よし、いくぞ」
「あぁ、せーの!」
「んっ!ぐっ!う、ぶ、ぐぅっ!んんーーーっ!!」
いきなり前後から激しく突き上げられて、快感と苦痛に身体が硬直する。悲鳴を上げたくても声が出ない。あたしは声を出すことさえ許されない。
「んーーっ!ふ、ふぐっ!ぅ、うぐっ!--んーっ!」
 全身が心臓になったみたいに鼓動が響く。苦しいのに気持ちいい。痛いのに気持ちいい。今までに何度が経験したことのある、普段のえっちじゃ辿り着けない、もっと上のすごいところにイけそうな予感がする。あ……もうすぐ……早く、はやくっ!
「お、いい、ぞ……」
「ああ、俺も……限界……っ」
 先生たちの気持ちよさそうな声に、でもそれを喜ぶ余裕なんて一ミリもないくらい、あたしは行き止まるまで追い詰められていた。
「ぐ、んんっ……う、うっ、く……うぅっ!」
 あそこを突き上げられて口の中に擦り付けられて、クリちゃんを指で弾かれて乳首をきゅうっとつままれて……。
 あぁっ、ホント、に……こんなにされて、気持ちい……あ、イく、イっちゃ……うっ……イ、くぅ……っ!
「いいぞ、芝口!いい、ぞっ」
「う、くぅっ……はる、なっ!」
 普段は越えられない、限界の壁。行き止まりの表面にぴしりとヒビが入る。薄いガラス板みたいにぱきっと割れて、キラキラの光を撒き散らしながら崩れ落ちる。どうしよう、あたしが粉々にバラバラに……なるっ!
「っ!んーっ!んっ、んんっ! っ!!」
 佐上先生のがびくびくって跳ねるのと藤元先生のがびしゅって苦いのを吐き出すのと、そしてあたしが爆発して真っ白になるのと……多分それはほとんど同時だったと思う。

-つづく-
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