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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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この指を伸ばす先-109
2009年11月26日 (木)
「あ、ふぅ……やぁん」
 自分の中心を犯していたものをずるりと抜き取られ、理香が不満と快感の混じった声を上げる。それにまったく構わず、高瀬は細い身体をシーツに転がした。理香が寝そべるのに使っていたクッションに腰を降ろしてから、細い身体を後ろ向きのまま抱き寄せ、散々に弄ばれ大きく口を開いた秘唇に屹立を押し当てた。
「え、あ……あぁんっ!」
 つかんだ腰骨を引き寄せ、理香の体重を利用して一気に侵入する。奥の行き止まりに押し付けたままつかんだ細い腰を左右に揺らして、高瀬は衝撃にひくひくと痙攣する理香の内側をじっくりと味わった。
 基本的に高瀬は女を貪り征服する体位を好むため、騎乗位を取ることはあまりないが、特に嫌っているわけでもなかった。経験の浅い女をわざと上にして、恥らいながら腰を振る姿を眺めるのも一興と考えていた。けれど、今回は理香の稚拙さや羞恥を引き出すためにこの体位を取ったわけではなかった。
 ――これなら少しは持つか。
 そう考えてしまう自分に内心で溜息をついてはしまうが、今の高瀬にはそれも必要なことだった。理香はそこまで場数を踏んでいないだろうと読んでのことだ。
 けれどそこにも判断ミスが混じっていた。急き立てられる二人は、この体位で得られるものは快感よりも物足りなさだった。ゆったりしたぬるま湯の底からふつふつと沸き上がってくる。湧き上がった感覚は自然と頂点、沸点を求める。
「あつい、よぉ……っ」
 耐え切れなくなった理香が吐息交じりの甘い声をこぼす。上半身を捻って背後を振り返り、淫猥に濡れた視線を高瀬に送る。開いた唇のあいだからわずかに舌を突き出して熱い息を吐く理香は、主人の情けを求めるペットのようにも見えた。物足りない快感を補うように、明らかに慣れない動きが円を描き、ゆっくり腰をくねらせる。最初はぎこちなくてもコツをつかめば、徐々になめらかに、そして少しずつ動きが大きくなる。スライドする部分が大きくなればそれだけ快感が増す。それは理香も高瀬も同じだった。
「主任の、おっきい……」
 ちらちらと背後に濡れた視線を送りながら腰を振る理香の内側が、ぬるりと高瀬を絞った。

 -つづく-
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