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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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この指を伸ばす先-108
2009年11月21日 (土)
「あっ、は……っ……、イくっ! イっちゃうっ!」
 のどを詰まらせ眉を歪めて叫ぶと同時に、内側がぐうっとうねった。
 理香の声とその姿に、高瀬の右手は大きく開かれた脚の付け根へ向けた。今までの経験上で自然と身についた癖だった。絶頂に痙攣する女の肉芽に指を擦り付け、更なる快楽を与えてやる。これまでは女へのサービスのつもりでやってきていた。自分に余裕があるからこそ取れる行動だった。
「ああっ! あっ、あっ、ああぁ……っ!」
 ――サキュバスみたいな女だ。
 ヒダの一枚一枚が意思を持つかのように高瀬を奥へと引き込み擦り付けてくる。身悶えしくねり、快楽をねだる。好き勝手に犯されているかに見せて男を煽り、与えられる快楽だけでなくそれ以上のものを欲しがる。強奪されているようだとわかっていても、煮えたぎった血に満たされた脳は、女の望み通りにしたいと間違った判断を下してしまう。この女に溺れたらスカスカになるまで搾り取られる。極上品だが同時に諸刃の剣だと、高瀬は荒い息を吐いた。腰の辺りに溜まった熱がマグマのようにふつふつと底から沸き立っているのがわかる。
 ――二度目だってのに、もう我慢できなくなってきたか。
 理香を堕とすためにシードルに溶かした媚薬は高瀬にも影響を及ぼしていた。薬の効果で脳が興奮し全身の感度が高まり、そのため普段のセックスの数倍快楽を得られる。だが勿論のこと、耐えるのは容易ではない。
 ――しかも、この女……。 
「あ、ああっあっ、あっあっあ……っ」 
 素地は勿論あったのだが、媚薬と高瀬のテクニックで目覚めさせられた理香を相手にこの状態で挑むのは、学生時分からプレイボーイで鳴らしていた高瀬と言えども、なかなかに荷が重い。絶頂に悶える理香が理性の蕩けきったまなざしでひくひくと震え、それに呼応して柔肉がペニス全体を包み込んでしごき、敏感なくびれに絡み付き、先端に吸い付いては舐め上げる。ずきりと、まるで背骨まで突き抜けるような鋭い快感に、高瀬は息を詰めきつく眉をひそめた。
「く、……っぅ」
 危うく精を漏らしそうになった高瀬は、さすがにこれでは早すぎると、自身に鞭を打つような心持ちでゆっくりと身を引いた。

 -つづく-
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