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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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この指を伸ばす先-102
2009年10月16日 (金)
「やぁっ、く、ん……っ」
 ――やっぱりこの人、すごい……。
 軽く差し込まれた指がくいっと肉の壁を押し上げる。びくりと震えた理香の反応を高瀬は見逃さず、ぬるぬると愛液をまとわせた指を浅く細かく動かして、理香の感じる場所をひとつ、またひとつと、次々に掘り起こしていく。
 ――あぁ、もっと……!
 波のように深く緩く繰り返される快感が理香の理性を溶かしていた。高瀬の望むままに大きく脚を開き、いつのまにか積極的に愛撫を受けていた。指と舌に弄ばれて声を上げ、更なる快楽をねだって身体をひくつかせる。
「やぁ、あ、は……ぁっ」
 腰を揺らしながら理香が喘ぐ。男の目を誘うように上半身をくねらせる悩ましげな動きに呼応して内側もうねり、侵入した高瀬の指をそっと握り返してくる。乳首に強く舌を当てて弾くと、もっと欲しいと言わんばかりに奥へと引き込んでくる。
「あ、ダメ、きもち、い……っ!」
 絶頂直前の全身が蕩ける感覚に飲み込まれ、のどをそらせ胸を突き上げて悶える理香の姿に、高瀬は愉しげな笑みを浮かべた。
 クリトリスを刺激すればそれだけで女はイくわけではない。女の身体はそれほどシンプルにはできていない。心と同じように、敏感で複雑で、それでいて気まぐれだ。一箇所だけの単純な快感では満足しきってくれない。一度や二度の絶頂で女を征服したと感じて満足するバカな男の相手をいつまでもしてはくれない。
 その反面、面倒がらず時間と手間をかけてゆっくり感じさせれば、身体中が性感帯になる。そうなればしめたものだ。どこにさわられても気持ちいいと言う状態にすれば、反って手間が省ける。自分の快感を後回しにする価値は十二分にある。男の欲望を受け入れ受け止め、そして尽くしてもくれる。経験的に、高瀬は女の快感をそう理解していた。
 ――頃合やよし、かな。
 内心で小さく頷くと、高瀬はふれているだけだった理香の手を、強くトランクスに押し当てた。
「今西くんも、さあ」
「あ、は……、ぁ……?」
 導かれるままされるがまま、理香は高瀬のトランクスに手のひらを滑らせた。

 -つづく-
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