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R18 らぶえっち小説Blog
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花を召しませ 番外編~White HESH -38
2009年01月18日 (日)
「あっ、や……っ! あ、はぁっ、ん、くぅ……っ!」
 男と同じに、女も快感を求めている。それ自体は当たり前でも、ここまであからさまに表してもいいのだろうか。彼はわたしをどう思うだろう。どんな目で見るのだろう。そんな恐怖が脳裏をかすめても、次の瞬間には炎に降り掛けたわずかな水滴のように、じゅんと音を立ててあっけなく蒸発してしまう。
「美雪さん、いいよ、いい」
 荒い息を吐きかけながら、熱い舌がねっとりと首すじを舐め上げた。わたしの動きだけでは物足りないのか、彼が動き始める。後ろから回ってきた長い腕がヘビのように上半身に巻きつき、わたしの頼りない動きを補足するように大きく腰を弾ませる。
「シズく……気持ち、い……!」
 彼のものがビクビクと細かく震えながら擦り付けられる。ずんと突き刺さるような感覚に目がくらむ。ぐうっと膨らんだ彼のものに乱暴に掻き回されると息ができなくなる。痺れるような一瞬がそこまで来ているのがわかる。
「ん、もうイきそう? イっちゃいそう?」
「あ……イき、そ……」
 視界の端を不安定に揺れながら熱い渦が近づいてくる。あの渦に巻き込まれたい。何もわからなくなるほどの快感にすべてを忘れたい。気持ちよくなりたい。
「じゃあ、思いっきりイっちゃおっか」
 笑みを残した卑猥な囁きに反応する暇もなく、彼はわたしを抱きしめたまま椅子からすべるように降りた。自分がどうなっているのかもわからないうちに、ハートの形をしたピンクのタイルが敷き詰められた浴室の床に四つん這いにさせられる。彼の大きな手のひらががしりと腰をつかんで、そして。
「あっ、あ、あ、あああ……っ!」
 身体の奥を突き破って出てきそうなほどの激しさと、そのすぐ上の敏感な突起を攻める指先に、あっけないほど簡単にわたしは陥落した。
「あ、すげー締まる……」
 低くかすれた彼の声に、驚きと歓びが混じっているのを嬉しく思いながらも、わたしは自分の意志では自分の指一本さえ動かすことができなかった。すべてを彼にコントロールされ、与えられる快感を貪るだけだった。
「あ、あ……っ! あ、ん、くぅっ!」
 強いリズムで突きながら指先で優しく円を描かれると全身が震える。少し意地悪に指先でひねられて腕の力が抜けた。上半身がタイルの上に崩れ落ちた、土下座のような体勢のわたしに覆い被さった彼が、遠慮なく奥まで叩きつけてくる。連続して弾ける爆竹のような快感に声も出ない。

 -つづく-
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