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2008年12月31日 (水)
「こんなぐちゃぐちゃのドロドロにして。ホント、美雪さんってばエロいなー」
卑猥な言葉を投げかけながら、彼はわたしのもっとも感じる部分を細かく丁寧になぞり続けた。指先を浅く突き込んではすぐに引いて、細かく振動させて小さく素早くくるくると円を描く。
「あ、シズくん……あぁっ」
自分が弄ばれる音がくちゅくちゅと耳に響く。顔を上げれば目の前にその様子が映っている。鏡越しの彼の目がわたしの痴態を見つめている。けれど頂点を迎え損ねたことで白く融けてしまっていたわたしには、それを恥ずかしいと考える理性はもう残っていなかった。
「お願い、シズくん。もう……!」
指では物足りない。彼が欲しい。彼を受け入れたい。彼のものに貫かれて狂いたい。それ以外は考えられない。
「そうだな、これ以上焦らすのは可哀想かな、っていうか、実は俺も限界だし」
小さく呟きながら、彼は背後の洗面器を引き寄せた。その中から取り出した見覚えのある正方形の薄いものを取り出し、手早くパッケージを開ける。
「ちょっと美雪さん、ごめんね」
わたしから手を離すと身体ごと横を向き、いつも使っているそれを慣れた手つきで自分のものに被せる。ぺたりと床に座ったわたしが彼を振り仰ぐよりも早くいつもの笑顔がこちらへ向く。
「はい、お待たせー」
長い腕を伸ばすようにして彼がわたしを抱き寄せる。彼の思惑に気付く暇もなく、先ほどと同じ体勢――つまり、後ろ向きで大きく脚を開いたはしたない姿で彼の上にまたがった体勢を取らされた。
「え、シズくんっ?」
身動きさえできないうちに彼のお腹がわたしのお尻に触れる。強く天を指す皮膜越しの彼のものが、はしたなく大きく口を空けたわたしの女の部分にぬるりと当たった。そこでようやく彼が何を考えているのかを、そして自分が何を求められているのかを知った。
「ちょ、ちょっと待っ……! あ、あっ……ああ……っ!」
その恥ずかしすぎる姿勢に慌てて逃げようとしたわたしを、彼だけではなく、世界と、そしてこともあろうにわたし自身が裏切った。重力とわたしの体重を味方につけた彼の強い力に抗しきれずゆっくりと腰が沈む。ずずっと内側を突き上げてきた感覚に声を上げてしまう。
「は……っ、やっぱ、気持ちい……」
背中から回ってきた腕がぎゅっとわたしを抱きしめる。少しかすれた声が首すじに吐きかけられる。そのセクシーな響きに、悪寒にも似た予感が走った。
-つづく-
卑猥な言葉を投げかけながら、彼はわたしのもっとも感じる部分を細かく丁寧になぞり続けた。指先を浅く突き込んではすぐに引いて、細かく振動させて小さく素早くくるくると円を描く。
「あ、シズくん……あぁっ」
自分が弄ばれる音がくちゅくちゅと耳に響く。顔を上げれば目の前にその様子が映っている。鏡越しの彼の目がわたしの痴態を見つめている。けれど頂点を迎え損ねたことで白く融けてしまっていたわたしには、それを恥ずかしいと考える理性はもう残っていなかった。
「お願い、シズくん。もう……!」
指では物足りない。彼が欲しい。彼を受け入れたい。彼のものに貫かれて狂いたい。それ以外は考えられない。
「そうだな、これ以上焦らすのは可哀想かな、っていうか、実は俺も限界だし」
小さく呟きながら、彼は背後の洗面器を引き寄せた。その中から取り出した見覚えのある正方形の薄いものを取り出し、手早くパッケージを開ける。
「ちょっと美雪さん、ごめんね」
わたしから手を離すと身体ごと横を向き、いつも使っているそれを慣れた手つきで自分のものに被せる。ぺたりと床に座ったわたしが彼を振り仰ぐよりも早くいつもの笑顔がこちらへ向く。
「はい、お待たせー」
長い腕を伸ばすようにして彼がわたしを抱き寄せる。彼の思惑に気付く暇もなく、先ほどと同じ体勢――つまり、後ろ向きで大きく脚を開いたはしたない姿で彼の上にまたがった体勢を取らされた。
「え、シズくんっ?」
身動きさえできないうちに彼のお腹がわたしのお尻に触れる。強く天を指す皮膜越しの彼のものが、はしたなく大きく口を空けたわたしの女の部分にぬるりと当たった。そこでようやく彼が何を考えているのかを、そして自分が何を求められているのかを知った。
「ちょ、ちょっと待っ……! あ、あっ……ああ……っ!」
その恥ずかしすぎる姿勢に慌てて逃げようとしたわたしを、彼だけではなく、世界と、そしてこともあろうにわたし自身が裏切った。重力とわたしの体重を味方につけた彼の強い力に抗しきれずゆっくりと腰が沈む。ずずっと内側を突き上げてきた感覚に声を上げてしまう。
「は……っ、やっぱ、気持ちい……」
背中から回ってきた腕がぎゅっとわたしを抱きしめる。少しかすれた声が首すじに吐きかけられる。そのセクシーな響きに、悪寒にも似た予感が走った。
-つづく-
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