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2008年09月02日 (火)
こんなわたしが相手でも、彼のものが口の中でびくんびくんと震えてくれるのが嬉しい。彼が感じてくれているのだと思うと嬉しい。
「ん、く……っ……みゆ、きっ、さんっ! もう、出る……出るっ!」
搾り出すような声を彼が吐き出すのと、わたしの口の中のそれが大きく跳ねながら液体を吐き出すのは、ほとんど同時だったと思う。多少は慣れてきているとは言え、まったく慌てず対処するほどの能力はない。のどに張り付く粘度を持った苦味に、反射的にこみ上げてきた吐き気を息を止めてなんとか耐える。
「……っは、く……っ」
肩を震わせながら大きく息をつくと、彼は再びわたしの頭を抱え込み、ゆるゆると動き始めた。先ほどまでとサイズのまったく変わっていないそれに、わたしの唾液と彼の体液が混じったものがぬめりながら絡みついていく。とろとろと糸を引いて唇の端からあごを伝って流れて行く。
「……あ、……ふ、ぅっ」
小さく息を乱しながら彼はわたしの中の振動に手を伸ばした。くねりながら低く唸る機械を引き抜き、同時に彼自身もゆっくりと腰を引いた。
「……んっ、ふ、あ……」
両方が一度に空っぽになったことでぷつりと糸が切れる。倒れ込むようにシーツに寝転がり、力を抜いて大きく息をついた。
このまま眠りたい。
ぼんやりとそう思ったとき、伸びてきた何かがぺちりと頬を叩いた。
「わかってると思うけど、これで終わりじゃないよ」
こんなもんで満足されたら、たまんないね。
驚いて顔を上げたわたしになぜか不機嫌そうに吐き捨てると、彼は電源を切った手の中のそれをベッドの端にぽいと放った。
「これからが本番だからね、美雪さん」
返ってきた手がやや乱暴な仕草でひざをつかんだ。後ろ手に縛られたままの、抵抗もできないわたしの足をムリに限界まで開かせる。ゆっくりと近づいてきた彼のそれがぬるりと当った。微妙に体重を移動させて、彼はわたしのそこに先端を上下に斜めにこすりつけた。
「あ……んんっ」
期待か物足りなさか、それとも別の感覚か。思わず身をくねらせたわたしを嘲笑うようにふっと息をつくと、彼は叩きつけるように腰を押し付けた。
-つづく-
「ん、く……っ……みゆ、きっ、さんっ! もう、出る……出るっ!」
搾り出すような声を彼が吐き出すのと、わたしの口の中のそれが大きく跳ねながら液体を吐き出すのは、ほとんど同時だったと思う。多少は慣れてきているとは言え、まったく慌てず対処するほどの能力はない。のどに張り付く粘度を持った苦味に、反射的にこみ上げてきた吐き気を息を止めてなんとか耐える。
「……っは、く……っ」
肩を震わせながら大きく息をつくと、彼は再びわたしの頭を抱え込み、ゆるゆると動き始めた。先ほどまでとサイズのまったく変わっていないそれに、わたしの唾液と彼の体液が混じったものがぬめりながら絡みついていく。とろとろと糸を引いて唇の端からあごを伝って流れて行く。
「……あ、……ふ、ぅっ」
小さく息を乱しながら彼はわたしの中の振動に手を伸ばした。くねりながら低く唸る機械を引き抜き、同時に彼自身もゆっくりと腰を引いた。
「……んっ、ふ、あ……」
両方が一度に空っぽになったことでぷつりと糸が切れる。倒れ込むようにシーツに寝転がり、力を抜いて大きく息をついた。
このまま眠りたい。
ぼんやりとそう思ったとき、伸びてきた何かがぺちりと頬を叩いた。
「わかってると思うけど、これで終わりじゃないよ」
こんなもんで満足されたら、たまんないね。
驚いて顔を上げたわたしになぜか不機嫌そうに吐き捨てると、彼は電源を切った手の中のそれをベッドの端にぽいと放った。
「これからが本番だからね、美雪さん」
返ってきた手がやや乱暴な仕草でひざをつかんだ。後ろ手に縛られたままの、抵抗もできないわたしの足をムリに限界まで開かせる。ゆっくりと近づいてきた彼のそれがぬるりと当った。微妙に体重を移動させて、彼はわたしのそこに先端を上下に斜めにこすりつけた。
「あ……んんっ」
期待か物足りなさか、それとも別の感覚か。思わず身をくねらせたわたしを嘲笑うようにふっと息をつくと、彼は叩きつけるように腰を押し付けた。
-つづく-
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