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2007年08月19日 (日)
唇の端を歪めるような、少し陰のある笑み。今までの端正で冷たいイメージを根本から覆すちょっと悪そうな先生の笑顔は、それでも息を飲むほどキレイでカッコよかった。
「せ、せんせ……」
「なんだ?」
口元に薄い蔭を残した透き通るまなざしが、見えない糸のようにあたしを縛る。伸びてきた大きな手のひらがブラの上からあたしの胸をつかんだ。
「やっ、せん、せぇ……」
「いいサイズだ」
「うそ。あたし、胸小さい……」
友だちと比べてもやや小さいあたしの胸は、一応数字的にはBカップだけど三角形に尖っていてふくらみが足りないから、実質Aカップくらいしかない。チカちゃんのDカップが羨ましい。薄着になる夏は、特に気になる。胸がおっきいとキャミソールもスリップドレスも似合うし、おとなっぽくてセクシーだし。
でも先生はあたしの主張におかしそうに笑った。
「なんだ、知らないのか。そういうのがいいんだ」
低い吐息と一緒に先生はあたしの首すじにちゅっとキスをした。そのあいだも親指と人差し指で挟むようにやわやわと胸を揉み続ける。手のひらでこすりながら親指を擦り付ける。そうされると硬くなってしまう。
「そう、なの……?」
「ああ」
軽く頷くと先生はまたキスをした。やわらかな感触を押し当てられると、それ以上は何も言えなくなる。わからなくなる。もっとして欲しくなる。内側からの衝動に耐え切れず、あたしは指先に触れた先生のシャツをきゅっと握りしめた。
「小さい方が敏感でいいんだ」
そう言いながら先生はきゅっと乳首をつかんでひねった。
「ひっ、いたっ」
パットの入ってない薄い布越しの痛みに、全身に電流が走り息が詰まる。その衝撃にくらりと世界が揺れて脚が力を失った。倒れそうになった身体が強い力で抱きとめられる。そのまま先生は背を丸めるようにあたしの胸元に顔を伏せた。細いキレイな指先がカップをずらして、じんじんと痛みを訴える先端をぺろりと舐め上げた。
「や、恥ずかしい……」
先生があたしの胸を……。
思わず身をよじったけれど、先生はあたしをテーブルに押し付けるようにして逃げ道を塞いだ。
「恥ずかしいか? そりゃそうだな」
クスクス笑いながら先生はふっと視線を横に流した。釣られるようにそっちに向くと、ドア付近に立ち尽くしているジャージ姿の人影が目に入る。
「いつまでそこに立ってるつもりだ、武志」
佐上先生の声に影がびくっと震えたのがわかった。
-つづく-
「せ、せんせ……」
「なんだ?」
口元に薄い蔭を残した透き通るまなざしが、見えない糸のようにあたしを縛る。伸びてきた大きな手のひらがブラの上からあたしの胸をつかんだ。
「やっ、せん、せぇ……」
「いいサイズだ」
「うそ。あたし、胸小さい……」
友だちと比べてもやや小さいあたしの胸は、一応数字的にはBカップだけど三角形に尖っていてふくらみが足りないから、実質Aカップくらいしかない。チカちゃんのDカップが羨ましい。薄着になる夏は、特に気になる。胸がおっきいとキャミソールもスリップドレスも似合うし、おとなっぽくてセクシーだし。
でも先生はあたしの主張におかしそうに笑った。
「なんだ、知らないのか。そういうのがいいんだ」
低い吐息と一緒に先生はあたしの首すじにちゅっとキスをした。そのあいだも親指と人差し指で挟むようにやわやわと胸を揉み続ける。手のひらでこすりながら親指を擦り付ける。そうされると硬くなってしまう。
「そう、なの……?」
「ああ」
軽く頷くと先生はまたキスをした。やわらかな感触を押し当てられると、それ以上は何も言えなくなる。わからなくなる。もっとして欲しくなる。内側からの衝動に耐え切れず、あたしは指先に触れた先生のシャツをきゅっと握りしめた。
「小さい方が敏感でいいんだ」
そう言いながら先生はきゅっと乳首をつかんでひねった。
「ひっ、いたっ」
パットの入ってない薄い布越しの痛みに、全身に電流が走り息が詰まる。その衝撃にくらりと世界が揺れて脚が力を失った。倒れそうになった身体が強い力で抱きとめられる。そのまま先生は背を丸めるようにあたしの胸元に顔を伏せた。細いキレイな指先がカップをずらして、じんじんと痛みを訴える先端をぺろりと舐め上げた。
「や、恥ずかしい……」
先生があたしの胸を……。
思わず身をよじったけれど、先生はあたしをテーブルに押し付けるようにして逃げ道を塞いだ。
「恥ずかしいか? そりゃそうだな」
クスクス笑いながら先生はふっと視線を横に流した。釣られるようにそっちに向くと、ドア付近に立ち尽くしているジャージ姿の人影が目に入る。
「いつまでそこに立ってるつもりだ、武志」
佐上先生の声に影がびくっと震えたのがわかった。
-つづく-
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