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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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この指を伸ばす先-65
2007年08月10日 (金)
「ビジネス、スウィート?」
 理香の目の前に並んでいたのは、先ほどの部屋に比べると全体的に小振りな作りになっていた。共通点はベッドがないことだった。中央に置かれた大きな執務机の横にはパソコンの乗ったチェスト。壁際のカウチソファと簡素なテーブル。
「ベッドが目の前に並んだ部屋では話がし難い場合もあるだろう。セクハラだと訴えられても困るしな。だから、ビジネス専用の部屋はこんなふうになっている」
「へー」
 素直に感心する理香に頷き返すと亮治は窓際に歩み寄った。物珍しそうにきょろきょろと周囲を見回す理香の無邪気な仕草に薄い苦笑を浮かべながら、音を立てて素早くカーテンを開ける。
「うっ……わあーっ!」
 何事かと振り返った理香が、窓の外に広がる展望に歓声を上げる。地上三十七階からの眺めは理香の想像を遥かに越えていた。
「すごいーっ! すごいすごい、すごーいっ!」
 嬉しげに何度も繰り返す理香の子どもっぽさに一瞬吹きだし掛けてから、亮治は軽く息をついた。窓ガラスに張り付かんばかりに眼前の光景に目を輝かせる理香に並ぶと、細い肩にそっと手を置く。
「ということで、理香」
「はい? って、やぁ、もうっ」
 嬉しげなまなざしのまま振り返った理香の頬に亮治は素早く唇を押し付けた。不意打ちに一瞬硬直し、慌てて肩を揺らし逃げようとした理香を強く抱き寄せながら、くすりと笑う。
「何するんですかっ。いきなり、もうっ」
「今さらキスの一つくらいで照れるな。昨日はもっと色んなことをしただろう?」
「そういう問題じゃないんですっ」
「そうか?」
 亮治の腕の中から逃れようと暴れる身体をさらに強く抱きしめると、亮治はカウチソファに腰を降ろした。引きずられるように理香は亮治のひざのあいだに座り込む。後ろから胸に抱き込んだまま、亮治は理香の首すじにちゅっと音を立ててキスをした。
「きゃ……っ! あ、ちょ、ちょっと先輩っ」
「なんだ」
「なんだじゃなくて、何をしてるんですかっ! し、仕事中ですよっ」
 振り解こうとした理香の両手を簡単に左手だけで押さえ込むと、右手がいやらしく動き出した。上着のボタンを全部外し前を全開にすると、ブラウスの上から胸をつかむ。手のひらを押し付けるようにして全体を刺激し始める。爪を立てるようにしてカリカリとブラの上から乳首に振動を加える。ブラカップ越しにきゅっと強く乳首を摘み上げられ、理香は耐え切れず喘いだ。昨日さんざんに与えられた陵辱の結果、理香の身体は急激に快感に敏感になっていた。わずかな愛撫でも身体の芯が疼き、吐息が熱くなる。
「だいたい、あ……ん、さ、さっきの人ほっといて、こんな、こと……」
「ん、そうか。そうだな。理香の言う通りだ」
 冷静に頷くと亮治はあっさり理香の手を放した。

 -つづく-
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