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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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この指を伸ばす先-54
2007年07月07日 (土)
「んっ……。ん、んんっ」
 痛々しい赤い毛穴の跡が目立つ、ふっくらと膨らんだ丘の薄く残った翳りに揃えた人差し指と中指をを押し当て、理香は浅い息を吐いた。上下に何度も擦り付けられる刺激に身体が熱を帯びてくる。ぴったりと閉じていた縦のラインが徐々に口を開き、内側に収納されていた肉の花びらが隙間から顔を覗かせた。
 ――あれ、もう濡れてる?
「ちがうもん。これは、そういうんじゃないもん……」
 幼い口調で反論しながらも指を止めようとはしない。無意識のまま、理香を弄び焦らし狂うほどに泣かせた巧みな指の跡を辿る。強くこすりつけた拍子に、すでにぬかるみ始めていた粘膜はぬるりと指を吸い込んだ。
 ――ほら、濡れてる……。
「ちが……これはお湯が……あ、ん、んん……っ」
 喘ぎながらも理香は丁寧に自分の性感を掘り起こした。肉厚の花びらをなぞるように指先をこすりつける。入り口付近を浅く何度もほじり敏感な小さな芽をそっと撫でる。明らかに普通の水とは違うぬめりが指に絡み、ゆっくりと湯に解け始めた。
 ここ、それから、ここ。あと、この辺も気持ちよかったはず……。
「や、あっ……は、はっはっ、あ……ん、んんっ」
 絶え間なく湧き上がる快感にぶるりと身を震わせると、理香は空いた左手で小振りの胸をつかんだ。全体を揉みながら親指で頂きをカリカリと引っ掻く。見る見るうちにぷくりと勃ち上がった乳首をきゅっとつまみ、さらに指先で転がした。
「あ、はぁ……っ、ん、んん……あ、ん……」
 ――理香、何してるの?
「ん、とね、おなにー」
 とろんとした目で水面越しの淫らな行為を眺めながら、理香は子どものように呟いた。
 ――こんなことしちゃうなんて、やらしいね?
「うん、やらしいの。でも、いいの……いい、の……ん、ああっ!」
 ひざを立てるようにゆっくり両脚を開く。ふとももを抱きかかえるように手を回し、大きく開いた脚の付け根に指先を沈めて行く。
「や、あ、はっ……はぁっ」
 開いた唇から熱い息を吐きながら、指先で自らを追い詰めて行く。突き込んだ指と併せて赤く充血したクリトリスをなぞる理香の身体がふるふると震え始める。温浴効果も相まって、額と胸元に汗が浮き、つぅっと肌を滑って行く。
「あ、はっ、あ……あ、あ、ああっ!」
 イっちゃうイっちゃう、イっちゃううっ!
 のどをそらしガクガクと腰を揺らし、理香は自らの指での絶頂を貪った。
「や、ああ……! あ、はっ、はっ……は、あ……っ」
 徐々に快感の痙攣が引いて行く。それと同時に理香の内側から沸きあがってきた自己嫌悪が、雫となって頬を伝った。

 -つづく-
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