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R18 らぶえっち小説Blog
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あたしの彼はご主人さま・番外編~俺が彼女を縛る理由~ 4
2006年01月16日 (月)
「これとこれ、どっちがいいかな」
 困ったように眉を寄せて、鏡の前で交互に腰に当ててポーズを取っては首を傾げ、そして彼女は俺に意見を求めた。
 あちこちといろんな店を歩き回り、売り場と試着室を数え切れないほど往復した結果、彼女は二つの品物を選んだ。最終候補に残ったのは、チェックの茶色と縦のラインが何本か入った薄いグレイ。どっちもローウェストで大き目のバックルの目立つ、やや長めのゆったりとしたデザインだった。正直、俺には色以外の違いがわからない。
「こっちのは?」
 言いながら最終戦で負けたらしい黒いスカートを指すと、彼女は軽く首を振った。
「可愛いけど、でもそれ、ちょっと短いし……」
 短いと言っても、せいぜいひざ上十センチ程度のもので、そんなに短いわけじゃない。けれど、彼女は自分の脚にコンプレックスがあるらしく、頑としてミニスカートを穿こうとしない。制服のスカートも標準のひざ丈のままだ。
 別に無理強いするつもりはないけれど、できれば穿いて欲しいとも思う。俺のために。俺の前だけでも。何も穿かないのもそれはそれで嬉しいけれど、脱がす愉しみというのも捨てがたい。こないだの、着衣のまま縛って後ろから突っ込んだのもよかった。やはり、レイププレイは燃える。
「ねえ、どっちがいいかな?」
 卑猥な俺の内心など知る由もない、考え疲れて困り果てた顔は幼く可愛い。思わず噴き出しかけて、そして慌てて顔を引き締める。
「ちょっと貸して」
 手を出すと彼女はおとなしく渡してくれた。これでこっちのもの。
「可愛いしさ、千紗ちゃんが困ってるのいつまで見ててもいいんだけど、でも俺にも都合ってもんがあるんだよ」
 周囲に聞こえないように小声で囁くと、彼女は眼をぱちぱちさせた。二時間お預けを喰らっていた俺の努力と忍耐の矛先がどこへ向かうのか、全くわかってないようだ。まあいい。すぐにわかる。わからせてやる。残りの四時間をフルに使って、その身体にたっぷりと思い知らせてやる。
 いつものソファに風呂にキッチン。洗面所の鏡も使えるだろう。口を塞いで玄関で、というのも悪くない。もっとも、うちのマンションは完全防音で、どこでどれだけ騒いだところで苦情がくるわけでもないのだが、そこは演出というヤツだ。少なくとも、彼女は焦るに違いない。外に聞こえてもいいのかと囁けば、それで準備万端だ。

  -つづく-
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