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2007年04月16日 (月)
「ひ、ひどい……ひどい、よぉ……」
言葉では亮治を責めながらも、知らず開いた理香の唇の端からは快感の熱い息が吐き出される。伸びてきた腕に抱き寄せられ、その胸に頬を埋めて身悶えた。
「あ、んぅっ! せんぱ、い……、もう、や……だぁ」
「イきそうか? イきたいか?」
優しい亮治の声に尋ねられ、理香はシャツに額をこすりつけるように首を強く何度も横に振った。
「や、やだっ、やだぁっ」
「嘘をつけ。イきたいんだろう? ローターがそんなにいいか?」
「ちが……んんっ! あ、ああっ、あああっ」
身体の反応とはうらはらの理香の否定の言葉に亮治は面白そうに唇の端を吊り上げた。手の中のリモコンが出力を変え、振動が一気に強まる。内心でずっと待ち望んでいた絶頂の予感に、理香の全身に力が入る。ひくっひくっと痙攣するように震えながら亮治のシャツに指を絡め、その背をしなやかにそらせた。
「や、あ、あっあっ……あああっ!」
のけぞったまま、まばたきもせず天井を見つめる理香の目から、ぷくっと涙が盛り上がる。顔を伏せるように理香の目元に唇を寄せ涙を舐め取りながら、亮治は突如ローターのスイッチを切った。
「あ……あ、はあっ……?」
苦痛寸前の痺れるような快感が頂点の直前で突然取り上げられたことに理香がうろたえる。問うような咎めるような、けれどこれ以上はないほど続きを熱望する濡れたまなざしが亮治に向かう。それを真正面から受け止め、そして亮治はそっと笑った。
「残念だがイかせてやれないな」
涙目の視線にわざと優しく目元を緩めながら、手の中のカード型リモコンを一挙動で指先にはさんだ。理香に見せつけるように軽く左右に振り、にっこりと笑う。
「おまえをイかせるのは、こんなものじゃない」
低い声が理香の耳を甘く噛む。濡れた舌が這う感覚にひくりと反応した身体に、抑えた響きが卑猥に囁いた。
「俺だ」
-つづく-
言葉では亮治を責めながらも、知らず開いた理香の唇の端からは快感の熱い息が吐き出される。伸びてきた腕に抱き寄せられ、その胸に頬を埋めて身悶えた。
「あ、んぅっ! せんぱ、い……、もう、や……だぁ」
「イきそうか? イきたいか?」
優しい亮治の声に尋ねられ、理香はシャツに額をこすりつけるように首を強く何度も横に振った。
「や、やだっ、やだぁっ」
「嘘をつけ。イきたいんだろう? ローターがそんなにいいか?」
「ちが……んんっ! あ、ああっ、あああっ」
身体の反応とはうらはらの理香の否定の言葉に亮治は面白そうに唇の端を吊り上げた。手の中のリモコンが出力を変え、振動が一気に強まる。内心でずっと待ち望んでいた絶頂の予感に、理香の全身に力が入る。ひくっひくっと痙攣するように震えながら亮治のシャツに指を絡め、その背をしなやかにそらせた。
「や、あ、あっあっ……あああっ!」
のけぞったまま、まばたきもせず天井を見つめる理香の目から、ぷくっと涙が盛り上がる。顔を伏せるように理香の目元に唇を寄せ涙を舐め取りながら、亮治は突如ローターのスイッチを切った。
「あ……あ、はあっ……?」
苦痛寸前の痺れるような快感が頂点の直前で突然取り上げられたことに理香がうろたえる。問うような咎めるような、けれどこれ以上はないほど続きを熱望する濡れたまなざしが亮治に向かう。それを真正面から受け止め、そして亮治はそっと笑った。
「残念だがイかせてやれないな」
涙目の視線にわざと優しく目元を緩めながら、手の中のカード型リモコンを一挙動で指先にはさんだ。理香に見せつけるように軽く左右に振り、にっこりと笑う。
「おまえをイかせるのは、こんなものじゃない」
低い声が理香の耳を甘く噛む。濡れた舌が這う感覚にひくりと反応した身体に、抑えた響きが卑猥に囁いた。
「俺だ」
-つづく-
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