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R18 らぶえっち小説Blog
えっちな表現が盛りだくさんにつき、18歳未満&清純派さん回れ右!
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この指を伸ばす先-36
2007年04月13日 (金)
「やれやれ終わった。ご苦労だったな、理香」
 軽く肩を回しながら言うと、亮治は何事もなかったかのように座り直し、テーブル上に散乱した書類を整理し始めた。
「あ、マネージャー、それはあたしが……」
 対面上、理香と亮治の関係は上司と部下だ。人影がまばらな上に背の高いソファでボックスに区切られたテーブル席、しかも観葉植物が他の席からの視線を遮っているとくれば誰かに見られるおそれはほとんどないが、それでも秘書が何もせず上司が書類を片付けていては違和感がある。けれど手を出した理香に亮治はにっと笑った。
「構わん。おまえの仕事はもう終わった」
「仕事……?」
 オウム返しに呟いて、そして理香は眉をひそめた。
「終わったって……まさか!」
「いい仕事振りだったぞ。おまえのお陰でくだらん時間が楽しかった。これはなかなかいい趣向だな」
「先輩、まさかっ!」
 思わず大声を上げた理香をけん制するように、亮治は左手を軽く振って見せた。
「おまえがイくのを我慢している顔は最高だな。最高に可愛い」
「あたしの仕事って、そんなことなんですか! 先輩はそんなことであたしをっ!」
「今回はな」
「な、あ……っ、ん、くうっ」
 怒鳴り返そうとした瞬間、忘れかけていた振動が強烈に理香を揺さぶった。
「そう怒るな。おまえだって気持ちよかっただろう?」
「や、でも、こんなの……ひど……あ、んんっ」
 ひくひくと腰を揺らしながら理香はのけぞった。強く閉じた瞳の奥がちかちかと瞬く。頭の中に産まれた大きな渦に理性が巻き込まれる。

 -つづく-
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