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R18 らぶえっち小説Blog
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あたしの彼はご主人さま・番外編~俺が彼女を縛る理由~ 1
2006年01月11日 (水)
「二十五日?」
 彼女はデザートのプチケーキ盛り合わせから顔を上げ、そして俺を見て首を傾げた。真っ直ぐに背の中ほどにまで伸びた癖のない黒髪が、白いブラウスの肩の上でやわらかなうねりを作り、そしてさらりと流れ落ちる。
「うん、そう、クリスマス。イブの夜は俺がどうしても空かなくってさ。それとも、先約がある?」
 今年の二十五日は日曜日だ。まさか、前の日からママと一緒に泊りがけで、とか言い出さないだろうな。母一人子一人で、並みの姉妹より仲のいい彼女たちならありえる話だ。内心でひやひやしながら、それでも俺はなんでもない顔をし続けた。
「うーん……、特に……」
 天井に視線をさまよわせながら、彼女は唇を尖らせるようにして考えている。
 いまどきの女子高生にしては珍しく、素顔でいることのほうが多い彼女の唇は、子どものような色をしていた。鮮やかではないけれど自然で綺麗だ。乳首の色に似ている。
 濡れて光れば、もっと似る。爪先で引っ掻くようにイジればすぐにぷくっと勃つ。強めにつまんで転がすと、眉をひそめてはぁはぁと熱に浮かされた子どものように喘ぐ。その切なそうな表情につい意地悪がしたくなる。
 弱い力の抵抗を嘲笑い嫌がるひざを押さえつけ、わざと音を立てて指を出し入れするのがいい。上目遣いで俺を見る、屈辱と被虐と、そして隠し切れない快楽に濡れたまなざしがたまらない。そんなことを考えながら目の前のカップを持ち上げて、そしてさりげなくテーブルの下で脚を組んだ。
 想像しただけでゆるゆると血が集まってくる。
 ヤりたい盛りのガキじゃあるまいし、とは思うものの、妄想相手が目の前の少女なら仕方がない。意識しているのかしていないのか、いや、彼女ならしているわけもないのだろうが、尖らせた唇を指で突付く仕草が俺の目を奪う。最近爪を伸ばし始めていることも気になる。淡いピンクが少女と女のあいだで揺れ動く彼女自身を象徴しているようで、酷くそそる。
 そこにどんな心境の変化があったのか。それとも誰かに言われたのか。もしもそうなら、誰に言われたのか。何を言われたのか。
 じわりと黒い感情が沸く。

  -つづく-
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