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2007年02月01日 (木)
「はあっ……ん、はっ……は、あっ」
身体の奥でひくひくと動くものが呼吸を乱そうとする。彼が腕の位置を変えただけでもそれがぐいとどこかを押し上げる。こすりつけられる感覚に腰が揺れてしまう。
「あー、美雪さん、そんなに締めたらダメだって。我慢できなくなる」
「や、だって、シズくんが……」
はぁはぁと荒い息を吐きながら、彼はわたしをシーツに押さえつける。けれど、わたしは彼の動きに反応しているだけなのだ。それを訴えても彼は困ったように唇を尖らせるだけで聞き入れてはくれなかった。
「俺、じっとしてるじゃん。結構必死なんだよ、こうやってんの」
恨めしそうに言いながら彼は低く息を吐いた。わたしを困らせるためにわざとやっていたのかと一瞬思ったけれど、どうやらそうではないらしい。
「ごめ……でも、あ、んっ」
それでも、彼にその意図があろうとなかろうと、身体に与えられる刺激には反応してしまう。ノックのようにコツコツと内側から叩かれて身体が震えた。耐え切れずに出た自分の声に逆に驚いてしまう。
「やっ、あ……っ。な……っ、今、の……?」
なに?
その問いを口に出す暇はなかった。
「あー、もうムリっ」
吐き捨てるように言うと、彼は猛然と動き始めた。
「全く、美雪さんダメだよ、そんなにしたら。男はこういう生き物なんだから」
子どもをたしなめるような冷静な口調でリズミカルに打ち付けてくる。その奇妙なギャップと、そして身体の奥に響く初めての感覚に脳が混乱してくる。
「やっ、いやっ! あっ、だめっ! ダメ、やだあっ」
どうしよう、どうなっているんだろう。こんなの、こんなの……っ。
「あー、美雪さんすげっ。締まるっ」
低くかすれた声と共に、彼の動きがうねるような複雑さを持ち始める。わたしのひざをつかんで上半身と腰を逆方向に回し、腰を突き出しながらゆっくりとひねる。強く突き上げられる感覚に、身体が痙攣した。
-つづく-
身体の奥でひくひくと動くものが呼吸を乱そうとする。彼が腕の位置を変えただけでもそれがぐいとどこかを押し上げる。こすりつけられる感覚に腰が揺れてしまう。
「あー、美雪さん、そんなに締めたらダメだって。我慢できなくなる」
「や、だって、シズくんが……」
はぁはぁと荒い息を吐きながら、彼はわたしをシーツに押さえつける。けれど、わたしは彼の動きに反応しているだけなのだ。それを訴えても彼は困ったように唇を尖らせるだけで聞き入れてはくれなかった。
「俺、じっとしてるじゃん。結構必死なんだよ、こうやってんの」
恨めしそうに言いながら彼は低く息を吐いた。わたしを困らせるためにわざとやっていたのかと一瞬思ったけれど、どうやらそうではないらしい。
「ごめ……でも、あ、んっ」
それでも、彼にその意図があろうとなかろうと、身体に与えられる刺激には反応してしまう。ノックのようにコツコツと内側から叩かれて身体が震えた。耐え切れずに出た自分の声に逆に驚いてしまう。
「やっ、あ……っ。な……っ、今、の……?」
なに?
その問いを口に出す暇はなかった。
「あー、もうムリっ」
吐き捨てるように言うと、彼は猛然と動き始めた。
「全く、美雪さんダメだよ、そんなにしたら。男はこういう生き物なんだから」
子どもをたしなめるような冷静な口調でリズミカルに打ち付けてくる。その奇妙なギャップと、そして身体の奥に響く初めての感覚に脳が混乱してくる。
「やっ、いやっ! あっ、だめっ! ダメ、やだあっ」
どうしよう、どうなっているんだろう。こんなの、こんなの……っ。
「あー、美雪さんすげっ。締まるっ」
低くかすれた声と共に、彼の動きがうねるような複雑さを持ち始める。わたしのひざをつかんで上半身と腰を逆方向に回し、腰を突き出しながらゆっくりとひねる。強く突き上げられる感覚に、身体が痙攣した。
-つづく-
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